今日からマ王!? | 今日もだらだら、読書日記。

今日からマ王!?

[著]喬林 知 [絵]松本 テマリ

先人曰く、「親は子供に疎まれないのは、中学に上がるまでの十数年に過ぎない」という。ならばせめて疎まれるようになる前にグレタと沢山思い出を作っておこう!と親子ミュージカルを決行したユーリ達。その夜、親子ミュージカルに触発されてグレタの部屋に忍び込んだといういかにも怪しい男から、“血盟城の奥に、前王陛下が作った禁断の花園がある”と聞かされるのだが…?マ王シリーズ外伝第四弾。

第一話の「マ王奥」が色々な方向で最高w
「あのツェリ様が作った」というのと、マイヨールの容姿からしてどんな「秘密の花園」なのか誰か1人でも想像出来ないものか…言葉の響きだけで舞い上がってしまうユーリが凄く年相応の少年らしくてなんとも可愛いです(笑)

そしてどんどん毒女アニシナに毒されていくグレタ…“罠女を目指す!!”とか言い出しちゃう辺りホント最高。個人的には是非アニシナもびっくりな漢前少女に育って頂きたいものですネ!そしてアニメを見ていないので判らないのですが「意外に男前な声のヴォルフ」にときめく(笑)

有利がアニシナのふしぎ道具で皆の夢を除き見る「だってお年頃なんだもん」。
村田の夢といい、ラストのアニシナの台詞といい、コミカルな中にもちょっとシリアスな部分もあり…しみじみと良い話でした。特にラストのアニシナの言葉が凄く心に響く。ユーリは自分が何もしてないとおもってるかもしれないけど、彼が来たことによって変わったことも沢山あるんだなあと実感させられるお話。

ヨザック視点から語られるあの人達の出会いを描いた過去編「迷ううちに花は」。
若き日のアニシナ様が可愛すぎて鼻血でます。グウェンダルとの夫婦漫才ぶりもこの頃から健在。「箱はマのつく水の底!」を読んだ後だと元気なヨザックの姿にしんみりしてしまいますね。

コンラッドとスザナ・ジュリアのちょっとしたエピソード「星の名前」と、コンラッド視点から語られる「大切なひとを失った」。
うわー、初登場のスザナ・ジュリアが予想以上に可愛い。でもアニシナ・ツェリ様と並べられる美女ということで一筋縄ではいかない人物らしい(笑)是非とも彼女のエピソードも見てみたいです。

というわけで長いこと気合で読んできた「まるマ」シリーズも漸く最新刊まで読み終わりました。うわー、他のラノベを消化しつつだったし、凄く長く感じましたねー。これだけの長編シリーズを一気読みしたのは久しぶりです(笑)
本編は非常に気になるところで終っているので、ここは早い所続きを出して欲しいなあ。



しかし、戦いは実はこれで終わりではなかったのだ…!
番外編へ続く!(明日くらいに更新予定)