お・り・が・み 天の門 | 今日もだらだら、読書日記。

お・り・が・み 天の門

[著]林 トモアキ [絵]2C=がろあ?

吾川鈴蘭は自分の部屋で途方にくれていた。生みの親に捨てられ、親戚をたらい回しにされ、詐欺師にひっかかり…身に覚えのない億単位の借金を背負わされてしまう。「神なんか居ない」といっそ首でも釣ってやろうかとおもった矢先、怪しげな男が現れて助けてくれたのだが、彼はなんと悪の組織の人間で!?

大分前に書いたエントリへの言及リンクがきっかけでずっと気になってた作品に漸くこっそり手をつけてみます。実は半年くらい前に完結セットで購入してずっと積んでいたという恐ろしい罠だったりします。

悪の組織に多額の借金を背負わされ、メイドの姿に“御主人様ぁ?”とか言わされて奴隷のようにこき使われる鈴蘭の姿はまさに「これ、なんて“これが私の御主人様”?」状態なのですが、コメディ一辺倒とみせかけて後半は熱いバトルが展開されます。個人的には鈴蘭のクラスメイトの勇者様・長谷部翔希がツボ。あそこまで猛烈な猪突猛進っぷりは近頃の作品では中々見られなくて貴重じゃないかと(笑)しかし、やはり現代の勇者になるには多大な努力が必要なのね………プッ

コメディばかりの前半において、神が居るかと聞かれた鈴蘭がそこだけ即答で否定の言葉を返す姿が印象的でした。本当に色々な方向で不幸を背負い込んだ主人公だけに、今まで生きてきた時の辛さがその一言に集約されているようで。正直ラストの独白シーンよりもずっとパンチが合ったんじゃないかと。

ラストの少々ご都合主義すぎる終わり方がちょっと気になったものの、ぐんぐん物語りに引き込まれる展開といい、お約束だらけのストーリー展開やバトルといい、典型的だけどあざとすぎない萌えキャラたち(お姉さん系幽霊?とか日本刀美少女メイドとか!)といい、軽い気持ちでちょっとした息抜きに読める。まさに「ライトノベル」といった感じの物語でした。重い物語ばかり読んで疲れた頭への清涼剤に、オススメです!!

コメント

  1. お・り・が・み 1と2

    表紙買いしました(*´ω`) でも、これだけは主張します。 メイドだからぢゃないですよ。 四巻の表紙で購入です(*ノノ) だから既刊全巻購入しました(´ω`)b ものすごくスニーカー文庫な小説。 萌えあり神話伝承あり陰謀あり恋愛要素も一応あり、と およそライトノベルに..