メイド刑事5 | 今日もだらだら、読書日記。

メイド刑事5

[著]早見 裕司 [絵]はいむら きよたか

「メイド刑事」として、海堂から申し付けられた仕事はとあるノンフィクション作家の身辺警護。母親が悪徳リフォーム業者に騙され、母の無念を晴らすためにその業者の不正を暴こうとして命を狙われていると言う。その業者の裏に木ノ上が居ると聞かされた葵は仕事を引き受けるが…
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久しぶりに短編3本の形に戻った「メイド刑事」。長編・中編も良いけどやはりこの「短編3本」という形が一番落ち着きます。もうなんていうか様式美的なまでに。

木ノ上が影に居る事件に葵が挑む、いつも通りの様式美炸裂な短編2本に加え、番外編的なルカの初恋話1本。いつも通りのスカっと悪事を解決していくメイド刑事・若槻葵も非常にかっこいいのですが今回はやっぱりルカの初恋騒動が最高に面白かった。恋するルカの姿に過去の自分を重ねて少々嫉妬しつつもルカが心配でしょうがない葵、普段は冷静でキレモノだけど好々爺という印象なのに、今回ばかりは爺馬鹿炸裂で大暴走を繰り広げる朝倉執事、事態を暖かく(?)見守るさくら夫人やニキータの普段見せない姿にもニヤニヤしっぱなしなのですが、何よりも普段通りの姿を装いつつ、明らかにルカの初恋の顛末が気になって仕方ないっぽい御主人様サイコー。いやーあの台詞とかあの台詞とか、内心どんな気持ちで吐き出したのかとか考えると、笑いが止まりませんw

いつもの短編の方は、良い意味で「いつも通りの」展開。個人的には1本目の話で、ずさんな食生活ばかり送っている作家先生とそのアシスタント達の中に、葵がメイドの妙技(違)で少しずつ打ち解けていく描写が凄く良かったです。特に気難しい手島が少しずつ葵に心を許していく過程は最高でした。

そして、次回あたりストーリーが大きく動きそうな予感で、ますます続きが楽しみな感じです。エピローグから推測するに、そろそろ木ノ上との直接対決が来そう?

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  1. メイド刑事 5

    メイド刑事5 [GA文庫] (GA文庫 は 1-5) 作者: 早見裕司, はいむらきよたか 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ 発売日: 2007/09/14 メディア: 文庫 「あいかわらず面白い。ルカの恋物語もいいけど、海堂がいいですなあ」 と思った第5巻です。 5巻に突入しました