たとえばこんな恋のはじまり | 今日もだらだら、読書日記。

たとえばこんな恋のはじまり

 

恋人には振られ、仕事では顧客にからまれ、何もかもうまくいかず落ち込んでいた汐夜は、柄にもなく夜のバッティングセンターで酔い潰れ、セミナー講師の海藤に介抱される。ものすごく迷惑をかけたはずなのにものすごく優しくしてくれる彼の言葉が奇妙に心地よく、頻繁にプチ癒し会と称して集まる仲になるけれど…。(「BOOK」データベースより)

hontoで探す Amazonで探す  個人的お気に入り度数

 つきあっていた恋人にメールで振られ、バッティングセンターでかっこわるく酔い潰れていた汐夜を介抱してくれた海藤。その後もメールでやりとりを続けていたが友人の朝陽に誘われて彼が講師を務めるセミナーを受講してみることに。意気投合した3人は定期的に集まるようになったけど……というお話。

 以前読んだ「嘘と誤解は恋のせい」もそうだったんだけど、この人の描く攻はなんでこう、イケメンなのに変た……もといザンネンなんだろう(ほめてる)。汐夜が気づかないのが不思議なくらい恋心バレバレで、親友の朝陽に嫉妬してるのバレバレで、ニヤニヤが止まらない。両想いになったときの汐夜ほめちぎち状態にも爆笑したけど、くっついてからの奇行っぷりにはもう笑うしかありませんでした。バカップルデーwww

 海藤が主催するセミナーでの講義描写がかなり長くて最初びっくりしたんだけど、普通に日常生活の役に立ちそうな話だったので興味深く読んでしまったというか、どっちもとても参考にしたい……溜め込むのはよくないですよね。

 個人的にはどちらかというと汐夜の友人・朝陽がひょんなことから自分と同じようなフラストレーションを溜め込んでいるカフェの店長・八重樫と出会い、恋に落ちてしまう「たまにはこんな恋のはじまり」がすごく好きだった!朝陽の行動が男前すぎるんだけど、八重樫への恋を自覚してじったんばったんしたり、臆病になって海藤にアドバイスを貰いにいったり……とらしくない行動を繰り返す姿が可愛すぎる。まあ往々にして八重樫さんも海藤とは別の方向に残念なイケメン変態紳士なんですけど。初体験後のやりとりににまにまが止まりませんでした!ややツンデレ気味の朝陽の言動にもニヤニヤしたけどこっちも普通にバカップルだー!!

 しかし、あとがきで語られていた「攻2人が意気投合し、受自慢が昂じて云々」がリアルに浮かんで怖い。こいつらなら絶対やる。まちがいない。