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天元突破グレンラガン4

[著]中島 かずき [絵]品川 宏樹 [原作]GAINAX

再び立ち上がり、ヴィラルと宿命合体を果たしたシモンは、地球の危機を救うため…そしてアンチスパイラルのメッセンジャーとして自分の元を去ったニアを取り戻すため、宇宙へ上がる。ニアの残した痕跡を頼りに、アンチスパイラルの潜む隔絶宇宙へと旅立つ銀河グレン団の一行だが…!?
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アニメ「天元突破グレンラガン」のノベライズ、完結編。

「合体しすぎ」くらいの勢いで合体しまくり、最後は超巨大ロボット同士の最終決戦。正直テラ・カテドラルとか出た瞬間に「またラガンがそいつと合体するんだろ!!ネタはもうわかってんだよ!!!」とか思わなくもなかったですが、そのお約束っぷりを貫いてくれるのがこの作品のよさと言うか。ある意味「予想通り」の王道熱血ロボットアニメ展開には胸を熱くされっぱなし。

とりあえず、何はともあれカミナとキタン、おいしいところもってきすぎですから!!!大グレン団古株の面々が次々と玉砕していくところは、熱すぎて泣いた。そしてカミナとシモン、ヨーコの再会熱過ぎる!!!皆の中で、比喩ではなくてカミナは永遠なんだなあと。あんな序盤に死んで、それから何年も経ってる設定なのに皆の中で未だに「過去」になってないカミナ、いい男過ぎる。これまでの敵や味方も文字通り「一体」となってアンチスパイラルに挑む最終決戦も素敵でした。しかし、天元突破した後の名詞としての「天元突破グレンラガン」の連呼はちょっと雰囲気壊れるかなあ……どうしてもやっぱり、番組タイトルというイメージが強すぎて名詞として認識できないんですよね…。

シモンとニアの恋の行方は切なかった。今度こそ幸せになれると思ったのに……いえ、あの二人にとっては納得ずくの未来で、十分「しあわせ」だったんだろうけど。幸せそうすぎて逆に切ないニアの最期と、エピローグのシモンの姿にホロリとしました。別にあのエピローグが悪いというわけではないんだけど、ニアがああならなければもっとちがった、もっと賑やかなエピローグの形があったのではないかなあ…とかついつい想像してしまいます。

あとがきいわく、ラストバトルの展開は映画版「螺巖編」の未使用になったプロットを基にしたオリジナル展開らしいので、気になる人はここだけでも読んでみるとよいかも。私もアニメ見るのが途中で止まっているのでそろそろラストまでちゃんと見たいところです。

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