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[著]片山 憲太郎  [絵]山本 ヤマト

揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎の元に、世界屈指の大財閥「九鳳院家」のご令嬢・紫の護衛の依頼が舞い込む。詳しい事情も知らされないまま依頼を引き受け、ワガママお嬢様な紫に振り回されながらもそこそこ平穏な毎日を過ごしていたが…

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アニメ終わったけど今頃手を出してみたよな「紅」のシリーズ1冊目。

ちょっぴりワガママだけど「大財閥のお嬢様」としての高貴さを併せ持つ紫のキャラが素敵でした。自分が間違っていると思った事は絶対に譲らないけど、自分が間違ったことをしたと思ったらその過ちを認めることが出来るという姿が、小学生の女の子に使う言葉としてはちょっとヘンかもしれないけどすごくかっこいい。銭湯での真九郎とのやりとりがすごく好きだったりします。一方、真九郎は後半ヘタレてしまう部分が多いせいもあるけど、短編ネタの多い漫画版の方がかっこよかったかも。しかし、真九郎がだんだん紫に感化されて変わっていく姿には、思わずニヤニヤさせられてしまうものが…。

しかし、話と設定はドツボなのに、イマイチツボにこなかったのは漫画版がほぼ忠実に同じところなぞってるからかも…もともと文字が詰まってる本は得意ではないので(これだけ本読んでてそれか…!)漫画版がすでにやってしまっている部分はちょっと読んでいてつらい部分があったり。丁度そのへん、日常生活の部分だったというのもあるかもしれませんが。

でも、紫と大財閥にして“表の御三家”の一・九鳳院家の秘密が明かされてからはもう一気に物語りに引き込まれて、最後まで一気読み。真九郎がボロボロになりながらも紫を救うために奮闘し、ずっと長いものには巻かれろで愛想笑いばかり浮かべてきた彼が強大な権力を持つ九鳳院家当主と本気でやりあう場面には胸が熱くなりました。

しかし、続きを読むかどうかは色々と悩みどころ。「醜悪祭」の悲劇はいろいろな意味で記憶に新しいので、そんなに酷いことになるなら綺麗に終わったところで読むのをやめてしまうのもありかなあ…と思ってしまったり。といいつつ、2巻のあらすじがとても気になる私が居たりするので予定は未定ですが!

それにしても、漫画版の真九郎はマジでかっこいいです。きゅんきゅんします。3巻楽しみ。

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