| [著]松田 志乃ぶ [絵]四位 広猫 早くにして母親を亡くし、父親も判らぬまま貧乏生活を送る馨子と乳姉妹の宮子。陽気で逞しい馨子に振り回され、貧乏ながらも幸せな生活を送ってきた宮子だったが、馨子が京都の名門・九条家の隠し子である事が発覚する。しかも、ひょんな嘘から宮子が馨子の身代わりになる羽目になって…!? | ![]() |
「ジャパネスク」を読んだ直後というのもあるけど、馨子姫が某煌姫とオーバラップしてしょうがない(笑)しかも世渡りがうまくて皇族としてのプライド捨てまくってる分、煌姫より色々ヒドいw(※褒め言葉)父親候補が3人仲良く現れたシーンと、後半で宮子に後宮入りを力説するシーンではもう笑いが止まりませんでした。常識はずれで策略家な人々に囲まれ、振り回される宮子とその彼氏の真幸が本当にかわいそう(でもいいぞいいぞもっとやれ!!)
破天荒なキャラクター達のドタバタも楽しいけど、何気に史実のキャラクター達が独自にアレンジされて出てくるのも平安好きとしてはポイント高め。「大鏡」の舞台になる世代は全体的に好きなので!女キャラ達は名前と風貌が合わないなどを理由に、敢えて名前を変更しているそうなので、久しぶりに歴史の教科書引っ張り出してきて誰が誰に当たるのか、確認してみるのもアリかな。
個人的に残念なのは、常識はずれなメンツに振り回され、ヒロインの恋人役である真幸が周囲の変人ぶりに負けまくってるというか、かなり空気なことか…どうも、シチュエーションが似ているぶん「ジャパネスク」の高彬と比較してしまう。次巻ではもうちょっと有能っぷり、とまではいわないまでも周囲に一泡吹かせてやってほしいです。
ていうかこのままだとホント、宮子が入内するところまでトントン拍子に流されそうで本当に恐ろしいよ!それはそれで面白そうだけど!!
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