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とある飛空士への恋歌2

[著]犬村 小六  [絵]森沢 晴行

―なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれしい。そして今日は「彼」に逢える…。空の果てを目指し旅立った空飛ぶ島イスラで、カルエルたちの新生活がはじまった。各国から選抜された個性的なクラスメイトたちと、彼らとの和気藹々な寮生活。そして飛空訓練。意を決し、クレアにペアを申し出たカルエルだったが―。希望と不安の狭間でゆれるふたつの鼓動。回り出す運命の歯車。待望の続刊。 (「BOOK」データベースより

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革命により何もかもを亡くした元皇子・カルエルが、革命の旗印とされた少女ニナ・ヴェントへの憎しみを胸にいだいて「空の果て」を目指す浮遊島・イスラに乗り込み、同年代の少年少女達と学園生活を送ることになるシリーズ第二弾。

いよいよイスラでの生活が始まったのですが、イスラ生活第一日目にクレアと運命の出会いをしてしまったカルエルのはしゃぎっぷりが可愛くてたまらない!!幼馴染・アリーの複雑な心境も知らんで一人舞い上がるカルエルの姿が大変微笑ましい。その後も彼女に良いところを見せようと舞い上がったり、必死にそのヘタレっぷりを隠そうとする姿にとてもニヤニヤします。

一方、そんなカルエルから熱い想いを向けられるクレアですが、彼女が「ニナ・ヴェント」として生きなければいけなかった理由や彼女の葛藤が明かされて、ますます今後の展開が楽しみになってくる。クレアは薄々カルエルの正体に気づきつつあるわけですが、全く気付いてないで浮かれ上がっているカルエルが彼女の正体に気づいた時がどうなるか……その時が楽しみのような、怖いような。砂吐き上等なドキドキ学園生活の裏で、次巻以降への伏線が着々と張られていく感じにドキドキしました。

3巻はまた大きく物語が動きそうなので、今後の展開も楽しみです。最後に出てきたあの国って、「追憶」の……だっけ?
それはそうと、アリーの料理が食べたくて仕方ありません。アリーメン食べたいよアリーメン。

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