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Re(アールイー):2 バカは世界を救えるか?

[著]柳実 冬貴  [絵]一葉 モカ

「ずばり言おう。犯人は学生―そして転校生だ!」雨鶴来市内でシェード隊員が襲われる事件が相次いだ。それを知るなり、自称次期シェード班長・佐藤光一は犯人像を推理してみせた。「…根拠は?あの少ない情報で、なんでそこまでわかるの?」「バカだなぁ薫…学生かつ転校生が怪しいのは―」光一は言い放つ。念願の非日常組織に所属し、絶好調なのだ、「―こういうパターンのセオリーだろう!」…中二病が。折しも校内ざわつく学園祭間近。犯人の最終目的は(一握りの希望)をもつアルル。推理と妄想の境がつかない少年は、彼女を護れるか!?夢追人最強伝説、学園祭deコピー能力対決編。 (「BOOK」データベースより)

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中二病まっただなかの主人公がうっかり(微妙な)異能を手に入れ、その能力で世界を救う(=巻き戻す)異能を持つ少女・アルルを守るため日々頑張る、と言うお話第二巻。今回はアルルを狙う新興宗教団体を追ううちに、本物の『能力泥棒(アビリティハッカー)』と出会って……というお話。

1巻より読みやすく、面白くなってきた印象。1巻の時に曖昧に感じたアルルとロリ宮のヒロインとしての立場わけがしっかりしてきたというか。シェードの中も一枚岩じゃなくて、アルルの持つ≪一握りの希望≫を狙う人達にも様々な思惑があり……と、少しずつ先が見えなくなってきました。

そしてなにより光一と≪能力泥棒≫さんの対決やべええええ!どうみてもどこかの禁書目録の幻想殺しと一方通行だろこれ、と思わなくもなかったですが。強引に作中キャラ自身に突っ込ませる事でパロディネタに転換していたけどネタとして昇華しきれてないだろ、これ。とも思った。

しかしそれ以上に、光一と≪能力泥棒≫の関係が美味しいんだよな。正体が明らかになる前から相容れなかった、犬猿の仲。本物と偽物、最強と最弱。お互い相容れない者同士なのに何故か途中から低レベルな言い争いに発展してるのには激しくときめいた。エピローグでのやりとりにもにやにやした!!

≪能力泥棒≫さんの立ち位置を見ているとどうしても著者の前作「量産型はダテじゃない!」のシュナイダーさんを思い出してしまうわけですが、今回は途中から盛大にかませ犬化するとかしないで頑張って主人公の好敵手ポジションを維持してほしいです。正直能力泥棒さんと光一の関係が美味しすぎて俺ダブルヒロインとか幼馴染とかどうでもよくなってきたぞ!!

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