« 3月 2017 4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

Re(アールイー):3 バカは世界を救えるか?

[著]柳実 冬貴  [絵]一葉 モカ

その朝、佐藤光一は混乱と驚愕の極みに立たされていた。広美が甘えてくる。一樹が童貞じゃない。チダイが普通にちょんまげしてる。そして笑顔の兎乃は、透き通っている(比喩でなく)!!あり得ない。記憶操作系ネメシスか?平行世界に飛ばされたのか?己の知る「現実」―『木漏れ日現象』やシェードのことを必死で説明する光一に、年相応の美しい姿の薫が問いかける。「ねぇ…あんた、夢と現実の区別、ついてる?」それは、ネメシス“幸福夢幻”が映し出す理想の世界。誰よりも夢見る少年は、「現実」を取り戻すため、そしてアルルの居場所を守るため疾走する!夢と現実が火花を散らす、夢追人最強伝説。 (「BOOK」データベースより)

   個人的お気に入り度数

(バカになれ。じゃないと世界は救えない)

中二病まっただなかの高校生がビミョーな異能を得て、世界を巻き戻す異能を持つ少女・アルルを守るため日々頑張る、と言うお話第3巻。今回は自分の理想の世界を「夢」に見せ、夢の世界に引き込んでしまう異能を持つ能力者によって町の人々が夢の世界に囚われてしまう。おかしくなってしまった周囲に打ち砕かれそうになった光一の前に現れたのは意外な人物で……というお話。

光一と能力泥棒さんの背中合わせ&一時的な共闘関係YABEEEEEEEE!!!!!!!
シェードの人間の多くすら夢に囚われてしまった状況で、仕方なく秋雨達と協力関係を結ぶ羽目になる光一、そして「シェード」の司令・能登原。アルルの前では和やかな関係を装いながらも最初はぎくしゃくしていた4人がなんだかんだで共闘していくのがとても美味しい。特に光一・秋雨のコピー能力コンビの背中合わせは本当にもう、萌え殺す気か!!!仲悪いくせになんだかんだで息のあってるコンビ具合が美味しい。

光一の<付け焼刃>の特性「盗んだ能力が劣化する、そして1つだけ特性をオリジナル以上に伸ばす事が出来る」が戦闘で最大限に生かされていて、バトル展開も物凄く面白かった。盗んだ異能が能力を劣化させる・特性を伸ばすことで全く用途の違う能力として変化していくのが面白い。秋雨の<能力泥棒>と違って盗む異能の数には制限がないわけで、ある意味これって頭さえ使えば猛烈に強い能力なんじゃないの?精神攻撃→肉体攻撃へと変化した<切り裂きジャック>の劣化コピーとか、本当に凄かった。

「夢の中でヒーローになりたいのではなく、現実でヒーローになりたい」からこその中二病だと叫ぶ光一さんマジかっこいい。能登原の過去話から衝撃の事実も明かされて、ストーリー的にもバトル的にもキャラクター的にも最高に面白くなってきました。とにかく4巻が楽しみ!

こちらの記事もオススメ

※ 90日以上前に投稿された記事へのコメント・トラックバックは受け付けておりません