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本日の騎士ミロク8

[著]田口 仙年堂  [絵]高階 聖人

「あー、もう、わかんねーことだらけだ!なんで戦争なんて仕掛けてんだよツッキーニは!?しかもホラキアに!」頭を掻きむしって吠えるのは、ジルサニアの美姫と名高いジュジュ。ツッキーニが同盟国のホラキアに意味不明な戦争をふっかけたのだ。「誰か事情に詳しいヤツはいねーのか!」その叫びを聞いて、俺、ミロクはふとある考えに至る。(いや、それはナシだろう…。)だが俺の顔を見たビスマルク隊長に気付かれた。「…そういやミロク、お前オウガンの皇子だったな」―情報ゲット&停戦交渉めざして、はるかなるオウガンへ飛び立った赤目隊だが…!?亡命の皇子ミロク、姫を連れて里帰り編。 (「BOOK」データベースより)

   個人的お気に入り度数

クライマックス目前!!という感じのミロク里帰り@オウガン編。

オウガンに帰ったミロクを待ち受けるミロク一家が皆良い性格しすぎでニヤニヤする!!これまでのお話からなんかもっとヤバい状況を想像していたのにものすごく楽しそうじゃないですかー!ここにシェンランが居たら完璧だったのに!

何より美味しかったのは、悪役かと思ってたら案外ただのにくまれ役苦労症兄貴だったオウガン皇帝ことゴウト兄貴。表面だった態度には見せないけどさりげなく亡命したミロクを気遣ってる風だったり、実は甘党だったり……とギャップ萌えがやばい。ミロクやジュジュとのやり取りにはニヤニヤが止まりませんでした。というか完全にジュジュとの会話のノリが結婚前のご両親へのごあいさつ状態だと思ったのは私だけではあるまい……

自らの気持ちを自覚したジュジュやジュジュの為の騎士であることを心に決めたミロク、修行を終えたアニー達……と、赤目隊全員が一歩前に進んだ印象を受けた一冊でした。次巻からはいよいよクライマックスということで、ミロクが無事にジュジュを助け出せるのか、各国に平和は訪れるのか……と本当に楽しみです。っていうかこれはシェンランとミロクの共闘フラグとか期待してもいいのかな!!

あと個人的に、今回はオウガン王子モードでのミロクの名乗りがあったのがたまりませんでした。

それにしても、なんか今回は挿絵と本文の食い違いが露骨すぎてなんか色々と残念だったなぁ……オウガン国の服装に着替えていると書かれているのに一貫して赤目隊の制服で描かれるミロクとか、明らかに若すぎるミロク母とか、「黒髪」って書いてあるのにトーンすら貼ってないベンジャミン王子とか……いや、まあ今に始まった話じゃないんですけど……オウガン王子モードのミロクが見たかったんだよいわせんなはずかしい(*ノノ)

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