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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上)

[著]岡田 麿里  

昔はなかよしだったが、高校生になった今はばらばらの幼なじみたち。ただ一人、あのころから変わらない少女“めんま”のお願いによって、彼らはふたたび集り始める……。フジ系「ノイタミナ」で人気のアニメを、企画・脚本の岡田麿里みずから小説化

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同名アニメのノベライズ。引きこもりの高校生・宿海仁太の前に死んだはずの幼馴染の少女・“めんま”の幽霊(?)があらわれる。めんまは叶えてほしい願いがあるというが、その願いの内容を思い出せないという。知らんぷりを決め込んでいた仁太だったが、かつての幼馴染達と彼女の願いを叶えようという話になって……というお話。

原作アニメは未視聴ですが展開が説明不足だったりすることもなく、楽しめました。それぞれがめんまの死亡事故に関して後暗い思いを持ち、そのせいでなんとなく疎遠になってしまった幼馴染グループが以前とは違う事を自覚しながら、ぎこちないながらも少しずつ再び集まっていく姿が印象的。

各キャラクターの心の動きが丁寧に描写されていて、面白かったです。引きこもりの仁太が“めんま”の言葉をきっかけに再び学校に戻ろうとするやりとりも良かったし、偽りの自分を演じながら仁太にひそかな恋心を寄せている“あなる”の恋する乙女っぷりは猛烈に可愛いし、めんまに対して恋心を抱き、そのせいで仁太に屈折した感情を抱く“ゆきあつ”の思いもよらぬ行動には思わずニヤニヤしてしまう。

物語の序盤のみで上巻が終わってしまったので、ややボリューム的に物足りない感じなのが残念。というか上下巻で上巻この分量だけだと下巻相当掛け足になっちゃうんじゃないのと余計な心配をしてしまいます……とりあえず下巻楽しみ。

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