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[著]渡海 奈穂  [絵]樹 要

成績優秀で綺麗な日浦は、小学生の時、ガキ大将だった佐津に乱暴された過去を持っていた。五年後、佐津は日浦を追って同じ高校へ入るが、日浦は佐津を許さなかった。二人の立場は逆転し、激しい怒りをぶつける日浦に対し、佐津は優しい愛情で受け止めようとするが…。燃え上がる恋の行方は…!?波瀾の愛憎劇。 (「BOOK」データベースより)

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 小学生時代に一線を越えてしまった佐津と日浦は中学時代に偶然再会を果たし、同じ高校に入学するが、過去の因縁が絡み合ってきて……というお話。

 実際には両想いなんだけど佐津の過去の行いを「許せない」という日浦と、そんな日浦の現在の状況に「負い目」を感じている二人がお互いの気持ちを確かめもせずに互いの関係に贖罪という大義名分をもって依存しあい睦みあうというドロドロっぷりが凄かった。日浦の思いつめっぷりも相当なんだけど、佐津の自己犠牲精神というか自己満足的というかなアレも相当凄い。「相手のためなら死んでもいい」という二人の気持ちのたいへんねっとりとした気持ち悪い(※褒めてる)依存ぶりときたら。

 最後までいいところ無しの苛めっ子・久我原の病みっぷりといいどこまでもドロドロとしてる人間関係はとても楽しかったですが、久我原はあそこまできたらもうちょっとはっちゃけてくれてもよかったのにと思わなくも無い(べ、別にNTR展開なんか期待してないんだからねっ!)。すれ違う二人の関係を結果的に結びつけた国見先輩のいい人っぷりが唯一の癒しでした。

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