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僕の妹は漢字が読める4

[著]かじい たかし  [絵]皆村 春樹

23世紀のトウキョウに、オオダイラ先生がプロデュースしたひたすら残念なレストランがオープン。店に招かれたギンは、先生に「もっと恋愛を知りなさい」と忠告される。ようやく恋を意識し始めたギン。ギンへの想いをつのらせる、ユズとクロハ。その前に現れたのは―意外な訪問者だった!夏休み、ギンを巡る恋模様にさらなる波乱の予感。(「BOOK」データベースより)

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 「ブヒる」が23世紀で古語扱いされてて爆笑したけどそれ後世に残しちゃらめええええ!!いよいよユズさんとクロハの一騎打ちの様相を見せてきた近未来系妹SFラブコメ第4巻。メイン格のヒロインに位置づけられてるけどやっぱり「妹あらずんばヒロインにあらず」臭がぷんぷんするストーリーで本当にユズさんェ……

 っていうか相変わらずクロハが圧倒的に可愛い。いよいよ物語は恋愛方面でもスパートかけてきて、自らの思いを兄に伝えようと空回りを繰り返すクロハが可愛すぎて仕方ない。

 以前からそこはかとなく示唆されてきた38世紀の未来の地球からの干渉があったり、いよいよギンを巡る妹とヒロイン達の動きが活発になってきたり……で物語が大きく動いた巻でした。義理とはいえ兄妹であることに葛藤し、そしてユズさんの微妙な立場もありで葛藤するクロハと、クロハ&ユズの気持ちに少しずつ気付き始め、クロハを妹ではなく一人の少女として認識し始めたギンの関係が大変甘酸っぱく、恋愛ラブコメ的にも盛り上がって参りました!38世紀の未来関係の話は結構ガチでSFな展開だった気が……単に文字文学が衰退しただけの未来だとおもってたら普通に「人類は衰退」してるじゃないですかやだー!!

 しかしこれ、うっすらと「どっちのヒロインを選ぶかで世界線分岐」という展開が見えてる気がしてるんだけど今のままだと圧倒的なクロハ優勢展開すぎる。というか多分、現在はギンがユズさんを選ぶのが正史になってるんだろうなあという感じがすごくする(ユズさんって基本的にギンの『新しい文学』全肯定派だし)。個人的にはあまりにも出来レースなのでもうちょっとユズさんには頑張って欲しいような、クロハ可愛いので頑張らないで欲しいような……複雑な気分ですね!

 それにしてもイモセ兄妹の両親が初登場したけど空気すぎて笑った。というか今更過ぎるけど両親居たのかよ!!!_

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