« 3月 2017 4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

吸血鬼には向いてる職業

[著]榎田 尤利  [絵]佐々木 久美子

幼い頃から「マンガは友達」、マンガのためならなんでもできちゃう筋金入りのオタクの藍。念願が叶いマンガ編集部の配属となった早々、大ヒット作「ゴスちゅる」を連載中で、問題ありまくりのマンガ家・黒田瑞祥の担当をすることに。超遅筆なうえに性格がねじ曲がってるのはまだしも、「マンガを描くのはヒマつぶし」と言い切る瑞祥に、藍は内心怒り狂うが―。大人気マンガ家シリーズ最新作!今度のマンガ家は吸血鬼。(「BOOK」データベースより)

   個人的お気に入り度数

 新人編集の藍がじゃんけんで負けて押し付けられたのは大ヒット作「ゴスちゅる」を連載中の黒田瑞祥。自らを吸血鬼と称し、変わり者で知られる彼は原稿を渡す為にとんでもない無理難題をおしつけるが……というお話。

 受のオタクとは思えない社交性の高さと執念とド根性と原稿取りの際に見せる容赦なさにときめきが止まらない。そして実はホンモノの吸血鬼だった黒田先生との吸血行為(ただし基本的に本番含む)がいちいちエロくてやばい。あと藍の女装が似合ってない開き直りのゴツい系でマジすばらしい。

 マンガへの情熱を燃やす藍の姿を見て自分よりもマンガが大事なのかとモヤっとする先生とか、吸血鬼と人間の寿命の違いのせいでお互いに悩む姿とか、ニセ吸血鬼騒動とか、ダンピールな漫画家先生を含めた三角関係とか、吸血鬼モノとしてもマンガ家・オタクモノとしても凄く面白かった!藍が大変な男前受でゴツイ系なのになんだかんだで色んな相手から狙われまくりなのも個人的にはとても美味しかったです。

 この「マンガ家シリーズ」、以前読んだ「愛なら売るほど」もとても面白かったので残りのシリーズも手を出してみたいな。

こちらの記事もオススメ

  •  「マンガ家シリーズ」最終巻。漫画家仲間の律から「東海林に負担をかけすぎ」と指摘されて以来、自立しようと頑張る二木だったが思いは空回りするばかり。挙句、東海林に...
  •  「マンガ家シリーズ」第一作。色々な意味で人間として破綻している売れないマンガ家・仁木と、どうしてもそんな仁木の世話を焼いてしまう幼なじみの腐れ縁・東海林のお話...
  •  大人気漫画『愛売る』の作者・藤野泉は10年来好きだった高校時代の同級生・飴屋と同窓会で再会する。自分が漫画家だということは隠していたが、偶然彼と同じマンション...
  •  出版社のパーティでいけすかない男・と大喧嘩をしてしまった少女漫画家の律は、親友だとおもっていた元担当編集・能代からとんでもない事実を聞かされる。そのショックか...
  • 尾崎、めんどくさい。  「徹底的に避ける」て、自分から勝手にやっといて相手にまともに事情も話さず着信拒否に音信不通に引越しまでするとかどんだけ豆腐メンタルなんだ...
※ 90日以上前に投稿された記事へのコメント・トラックバックは受け付けておりません