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STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 変移空間のオクテット(2)

[著]明時 士栄  [絵]一葉 モカ [表紙]huke [原作]5pb.×ニトロプラス

秋葉原の街中で起きた爆発。それは岡部倫太郎、いや“鳳凰院凶真”への挑戦状であった。忍び寄る闇の力が秋葉原を覆わんとする時、光の使徒たるラボメンの新たな“力”が覚醒する…!?これは夢か現か。それともただの妄想の産物に過ぎないのか―数多の謎が拡散と収束を繰り返す“混沌の世界線”で、世界の未来を賭けた最終決戦が始まる。 (「BOOK」データベースより)

   個人的お気に入り度数

 シュタゲの番外編的ゲーム「変移空間のオクテット」のノベライズ第二巻。第1巻でクライマックス以外の原作殆どの内容をやってしまっていたので2巻では一体何をやるのかとおもっていたのですが、「オクテット」の世界線よりも更に「妄想」よりの世界線を舞台に何故か『機関』に狙われることになってしまった岡部と、いつもとちょっと違うラボメンたちが繰り広げるオリジナル展開ストーリーでした。なにこれ困惑するほど面白い。1巻はほぼ、原作をなぞっているだけだったというのに!!

 岡部が携帯電話に向かって適当に話していた厨二病的な「設定」の数々が現実化してしまったトンデモ世界。一方、ラボメン達も岡部の口先だけの「設定」や願望を反映して謎のパワーアップを遂げており……と、次々に謎の力を発揮しだすラボメン達の大活躍がちょっと面白すぎるんですが、その一方で「オクテット」の世界線の設定をさりげなく補強・補完していたり、シュタインズゲート世界線到達後の岡部と紅莉栖の関係にさりげなく触れるような展開があったり…と、要所要所で胸を熱くさせてくれる展開が楽しかった。ツッコミ不在すぎるオカリンとダルの息のあった厨二病会話がジワジワくる。あと、ルカ子さんがキャラ変わりすぎててもう……抱いて!!(オカリンを)

 そして若干流れは変わってしまったけど最後の『疾風迅雷のナイトハルト』と『狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真』のやりとりはやっぱいいなあ。岡部の厨二病っぷりをいつも通りのノリで揶揄しつつも、なんだかんだでノリノリなところを隠せない西條さ……ナイトハルトさんのノリの良さが大変に楽しい。ラストはちゃんと原作通りに落としてくれて満足でした。面白かった!

 しかし、本当に1巻が悪い意味で原作通りなのが損してるノベライズすぎて……もうちょっとうまいこと1巻の方も調理できなかったのかなあ!もったいない。

「では、ここでお別れだな。疾風迅雷のナイトハルト」
「またいつか会えることもあるだろうさ、鳳凰院凶真」
「フッ、それが運命石の扉の選択ならばな。では、そのときまで。エル・プサイ・コングルゥ」
「エル・プサイ・コングルゥ。ふひひ」

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