僕は友達が少ない 2 | 今日もだらだら、読書日記。

僕は友達が少ない 2

 

隣人部―それは残念な連中が日夜友達作りのためのギャルゲーや演劇などどこか空回りな活動をしたり、ダベったりしている残念な部。残念系美少女の三日月夜空や柏崎星奈、美少女メイド(ただし男子)の楠幸村に加え、幼女シスターで顧問のマリア先生やいろんな意味で常識を超えた天才少女の志熊理科も加わり、ますます騒がしくて取り返しのつかない状況になってしまった隣人部。その中でただ一人の常識人(ただし友達は少ないというか、いない?)羽瀬川小鷹はいったいどうなる!?大人気の残念系青春ラブコメ第二弾、友達を募集しつつスタート。 (「BOOK」データベースより)

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 色んな理由から友達のできない面々が「隣人部」なる部活を結成して残念なやりとりを繰り広げるシリーズ第二巻。

 2巻でようやくメインキャラクターは大体出揃った感じ。理科が仲間になるエピソードも好きなんだけど、顧問にして幼女のマリア先生を餌付けしているあいだにいつのまにか妹・小鳩の対抗心を煽って入部フラグを成立させてしまった流れにとてもニヤニヤする。マリアと小鳩にせよ、火花を散らしたり小学生以下レベルの喧嘩をしたりするもののなんだかんだで同年代で気が合うのが伝わってくるんだよなあ。

 でも、一番ツボに入ったのは前巻に引き続きリレー小説でした!!1巻のときは演劇の脚本〜という形をとっていたけど、今回はまさかそのまんま平坂さんの前作「ラノベ部」から引っ張ってきちゃったよ!!担当パートから各キャラの個性やら思惑やらが透けまくりでまったく協調性のかけらもみあたらない、バラバラな話になってるのがとにかく面白すぎるけど、それ以上に今回は理科パートが強烈でした。正直、理科さんの繰り広げる無機物ホモ萌えは高度すぎて今の僕達には理解できないのですが……腹抱えて笑いました。

 1巻を読んだきり長らく脱落していたのですが、アニメ2期が予想していたよりも物凄く面白かったので、またちまちまと続きも手を出して行きたいです。

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