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ムシウタ 06 夢導く旅人

[著]岩井 恭平 [絵]るろお

虫憑きであることを隠し普通の学生として生活していた鯱人の前に虫憑きを集める極秘機関“特環”のスカウト獅子堂戌子が現れる。特環本部に代わり、彼女の“レッスン”を受ける羽目になった鯱人の前に、以前かっこうが倒した筈の虫憑きを生む存在のうちの1人“浸父”が、再び姿を現し…。
 

bugシリーズではないのですがかっこうもふゆほたるも出てこない、ある意味外伝的位置付けの作品。特にかっこうこと大助が直接出てこなかったのは全シリーズ通して初めて?
今回の見所はやっぱり戌子と鯱人の師弟関係だと思うのですが、あらゆる意味で“似たもの同士”な二人のでこぼこ関係が非常に良い。実際は更にそこに梨音を加えて三角関係ですが(笑)

また今回は作品通してのテーマである“夢”に関しても考えさせられました。虫憑きにとっては無くてはならないものであり、生命線とも言える夢ですが、それが本人にとって望んだ夢ではない場合もあるということで。霞王の話でも考えさせられましたが戌子と鯱人は規模が…。

ていうかなにより今回は戌子のキャラがイイ!!傲岸不遜の性格から飴がないと生きていけない身体とか、その身に秘めた重い決意とか…何から何まで良すぎです。エピローグの彼女の最後は本当に涙モノでした。梨音もなかなか美味しかったですが戌子のキャラが強烈過ぎて。鯱人の人の変わりようもかなり強烈だったんですけどね(笑)今回は括弧文すら無かった大助もちゃんと最後の最後でいいところ持ってってます。

特環や侵父の秘密なども明るみになり、次からは本格的に話も動き出すとのことで、これからも続きが楽しみな作品です。

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