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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(5) 選ばれた未来

オンライン書店ビーケーワン:機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5

発売:2006.4
発行:角川書店
[著]後藤 リウ [原作]矢立 肇 [原作]富野 由悠季 
[絵]大貫 健一 [絵]小笠原 智史 [絵]As’MARIA
密かに待ちに待ってた一冊(笑)レクイエム発射?最終回までの内容で、ラストは年末に放送された「FINAL PLUS?選ばれた未来?」に乗っ取ったストーリーになってます。

近作に関しては、あれだけ支離滅裂だったシナリオをよくぞここまで補完してくれたな?…という感じで。私がアニメ版を見たときに説明不足・または不満に思っていた部分を全て上手い事カバーしてくれていたので本当に買ってよかったという感じです。特にシン・ルナマリア・レイ・ミーアの4人の心の葛藤の描写は秀逸だったかと(っていうか、アニメ版があまりにも描写不足だったというか…)特にミーアの最期は心を打たれました。

特にレイが最後までシンを利用したまま逝ってしまった事がアニメ版を見てきた課程で一番許せなかったポイントだったので、最後に二人が(通信機越しでも)語り合うシーンが追加されたのは本当に嬉しかった。あのままでは例え色々と複雑な事情があったにせよ、最後までシンを道具として使い捨てて死んでいったレイと議長を許せそうになかったので(苦笑)

また、特にアスランとカガリの2人は本当に良い関係になったなと思います。恋人である以前に“戦友”であるというか。SEEDの頃の自由奔放さはなくなったけど、最後は女政治家として凛々しく逞しく成長した姿が描かれていて良かった。
同じく前作ヒロインといえば、今回の小説版で初めて今まで好きになれなかったラクスに好感持てましたよ。いや、アニメ版の彼女って(特に種死版では)共感できるどころか「人間らしさ」が徹底的に欠けている気がしてしょうがなかったんですよね…。アニメからは本当に彼女の思うところって伝わってこない気がしてしょうがないんですが、どうでしょう。

最後、密かに一番修正を期待していたオーブでの墓参りシーン。
シンがちゃんと今まで自分の行った行動を見つめ直し、アスランに言われた言葉や「敵と戦う」という事がどういう事なのかちゃんと理解した上で自分の意志でキラの手を取ったという形になっていてファンとしては嬉しかったです。だってアニメ版、本当になんとなーく流されちゃったように見える…。

まあ、とりあえず結論としてはなんで最初からこういう風にアニメでやってくれなかったかな?…ってことなんですけど。
特にキラの最後のあのセリフ(「吹き飛ばしたらまた花を植えるよ」)とか、ちゃんとある程度解説入れないと物凄い誤解生みますから…(というか、そういう意味に受け取れて私は一時本気でキラを許せなかったよ…)




「それでも、記憶の中でステラやマユは、在りし日の微笑をたたえて自分を見る。最後に見た無残な姿ではなく。」

シンが作中で回想した時の二人は、殆どの場合が死んだ時の無残な姿でした。
この文章を読んで、ああ、シンはようやく戦争で負ったトラウマから抜け出す事が出来たんだなと。一人のファンとして嬉しくなりました。

とりあえず、原作アニメに納得行かない人は全巻読みましょう。
…いや、だからなんでアニメでもこういう風にやってくれなかったのかと…orz

あと、議長とレイのカップリングが好きな人も是非。
まさか公式の出版物で意味合いが違うのは判ってるけど「愛してる」って言葉を聞くとは思わなかったよ(笑)

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