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きっとマのつく陽が昇る!

[著]喬林 知 [絵]松本 テマリ

夏休み、村田に誘われてやってきた海の家でのバイト中にまたまた眞魔国に呼ばれてしまった渋谷有利。ところがどうも様子がおかしい。着いた途端に刺客に襲われ、コンラッドやギュンターに庇われ、命からがら元の世界に強制送還されるのだが、着いた先は何故か敵国ど真ん中で…?!
 

一気にストーリーがシリアスになりました。戦争の匂いはプンプンするし、コンラッドは生死不明だし、ユーリは村田と一緒に敵国のど真ん中に行っちゃうし…ギュンターとグウェンダルは……もうアノ人達はギャグ担当で確定ってことにしといていいですか?

コンラッドの告白まがいかつ死亡フラグ立てまくりの意味深発言が、物凄く重い。考えてみると「トサ日記」での彼の過去話はこの話への前フリだったんですね。凄く美味しいキャラなので、生きてるといいなあ。

重苦しい雰囲気の中、村田のボケとギュンター&グウェンダル&アニシナトリオの暴走っぷりが唯一の心の清涼剤。村田の正体は実は……らしいですが、彼の正体もそろそろ明かされるのかな?ユーリが気絶した後に見せた、シリアスな発言が個人的にかなりツボです(笑)

そして良く思っていなかったはずの次兄の生死不明に心を揺らしつつ、行方不明になったユーリを探しに行こうとするヴォルフラムが、出番が少ないながら非常に良いです。長兄の立場も理解していて、自分が本来どうしなければいけないのか判っていても行動を止められないのがヴォルフラムの良いところですよね。顔には似合わない漢らしさにすっかり骨抜き。是非次巻ではドーンと活躍してくださいっ!

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