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スレイヤーズすぺしゃる16 スクランブル・グリル

[著]神坂 一 [絵]あらいずみるい

とある凄いマジックアイテムの護衛を引き受けたリナ。その正体はなんと、“煙の出ない魚焼き網”!?全く凄くは見えないが、依頼人の言うとおり何故か刺客が魚焼き網を狙って襲ってきて…

 

天才美少女(自称)魔道士・リナとそのライバル(これも自称)な白蛇のナーガがとにかく力押しで事件を解決していく短編集シリーズ。実に16作目。もうなんというか、このぐだぐだっぷり長寿っぷりをたたえてライトノベル界の「サザ○さん」と呼んであげたいです。相変わらず面白いんだけど、これを全28巻一気に読めといわれたらカンベンしてくれと言いたい、そんな感じというか、古本屋とかで100円で購入して久しぶりに読むと、あまりのいつも通りの展開に昔を懐かしんでしみじみしてしまう、そんな作品です。

何しろ「すぺしゃる」は本編第一話前と時間軸が確定してしまっているため、リナの成長が全く無い。良くも悪くも時間が停止していると言うか「いつまでも変わらない」というか……きっと最新刊読んでも同じ感想しか出てこないんだろうなあこれは…。

ちょっと気分転換したいときに読むとか
とにかくストレスをフッ飛ばしたい時に読むとかには
最高のシリーズだと思うんですけどね。
読みやすいし、とにかく軽いし、爽快感はあるし。

というか既読だった「呪術師の森」が一番面白かったというのもどうも…。
なんかやはり16巻も続くと中だるみしてるというか、
以前の話の方がキレがあって面白かったような気がするのも事実なのですよね。
型にハマってない破天荒ファンタジーみたいなのが「スレイヤーズ!」シリーズの魅力だったと記憶しているのですが、「すぺしゃる」は自分で作った枠に嵌り込んで逆に新鮮さがなくなってしまった印象。まあこれだけ続いていたら、長いこと同じノリを維持していることを賞賛すべきなのかもしれませんが…

とりあえず調子に乗って持ってない辺りを4冊ほど購入したのですが多分同じ感想しか出てこないと思うので、ガウリィ外伝目当てに買った巻以外の感想はこのエントリでまとめるってことで誤魔化したいと思います。多分そんなにマトモな感想は出てくるまい…。

…どうせ続けるなら、本編終了後にリナ・ガウリィコンビが偶然ナーガと遭遇してドタバタする話とか、本編2部以降のアメリア・ゼルガディスの話でも書いてくれないものかなあ…。

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