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サバキの時間 地獄の斧と亡者の鎌

[著]本保 智 [絵]山本 ケイジ

自らの持つ膨大なカルマを少しでも軽減する為に、“冥界護法官”サバキのパートナーとして死者の引き起こす事件解決の手伝いを始めた綾香だが、類稀なる不運体質のお蔭で事件に巻き込まれまくり、カルマは減るどころか増えるばかり。そんな中、サバキが長いこと追っていた死者「オルフェウス」が花火大会を利用した大規模な集団殺人計画を立てていることが発覚して…!?
 

正直な所あまり2巻を買う気は無かったのですが、とりあえず2巻で一区切りらしいという感想を読んでとりあえず読んでみることに。しかし、予想以上に面白くなっていて大満足でした。1巻で一番不満に感じた法廷シーンのテンポの悪さも無くなって、今回は現実での事件→閻魔界での法廷シーンが上手くつなげてる印象をうけました。特に後半の法廷はめちゃくちゃ熱かったです。

死者と間違えられるほどの莫大な業を背負った綾香の正体や、サバキと「オルフェウス」の因縁が後半で一気に明かされて、息着く暇も無く最後まで読み進めてしまいました。綾香のカルマの重さはただ事ではないと思ってましたが、まさかそうくるとは予想外で…。

それにしても、相変わらず敵側のキャラに好感持てるシリーズですよね。今回の悠斗の処遇については思わずジーンとして涙がこぼれてしまいました。そしてミキちゃんがいい味出しすぎです。ここで彼女を持ってくるか!という感じでした。なんか地味に嬉しかった。

物凄く面白かったんだけどかなり綺麗に終っているので続編は要らないという印象かな?ヘタに続けてもダレそうですし…でも、この独特な敵役達のキャラがかなり好印象なシリーズだったので、あと1?2冊、番外編的なストーリーを読んでみたい気もしなくは無かったり。

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