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ムシウタbug 7th. 夢高まる鳴動

[著]岩井 恭平 [絵]るろお

亡き親友・花城摩理の真意を探る為やっとの思いで彼の元にたどり着いた亜梨子に向かって、ハルキヨはある日時と場所を指定した。その時間、大助も連れずに約束の場所を訪れた亜梨子を待っていたのは、なぜかハルキヨとの“デート”で…!?
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亜梨子の使える蟲の力の増大と身体の変調と共に、だんだん終着地点が見え始めたbugシリーズ第七弾。

亜梨子を橋渡しにして虫憑きの中でも最強と謳われる一号指定の3人である“かっこう”・ハルキヨ・リナに加え、後の本編シリーズでも重要な役割を果たす事になる少女・赤瀬川七那を加えた最強タッグが結成。本文でも触れられるとおり、この4人ならどんな不可能な状況でもひっくり返せそうな気分がしてとてもワクワクしました。何しろ全く毛色の違う3人がそれぞれ亜梨子に惹かれて集い集まるという構図がもう凄い。亜梨子の代わりに現れた花城摩理との四つ巴には更に胸が熱くなるものを感じました。

ただ、それと同時に亜梨子自身に残された時間はあと僅か。本編で示唆される様子から照らし合わせても彼女が無事のまま物語が終われるとは到底思えないので、その辺がとても不安。後は摩理との“答え合わせ”が納得のいくようなかたちで終わるよう、祈るばかり。bugシリーズもいよいよクライマックスという感じですが、二人の行く末がどのようなものになるのか、とても楽しみです。

そして後半は摩理を虫憑きにした“三匹目”アリア・ヴァレイの宿主になった“先生”の物語。波乱だらけの悲しい物語ではあったけど、アリア・ヴァレイと“先生”のやりとりがとても味があって好きでした。そして久しぶりに出てきたけど初季可愛いよ初季。

亜梨子というキャラの魅力がふんだんに詰まった1冊で、凄く面白かったです!ただ、一方で「ムシウタ00」、bugシリーズと3冊程番外編が連続で出てきて、既に本編シリーズの内容がうっすらとしか頭に残っていないのがちょっと不安だったり。出来れば次の本編は早めに出して欲しい……

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