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バカとテストと召喚獣

[著]井上 堅ニ  [絵]葉賀 ユイ

「こんな教室は嫌じゃああっ!!」アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?第8回えんため大賞編集部特別賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

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上半期ラノサイ杯第一位の作品。「ライトノベル読もうぜ!」さんの感想を読んで以来、密かに気になっていたのですがラノサイ杯がキメ手になって漸く手にとって見ました。

噂には聞いてたけど噂を遥かに超えてバカだーーーっ!!!
なんていうかもう、とにかくバカです。バカとしかいいようがありません。バカな奴らがバカばっかりやってるお話です。やっばいこれはドツボ。

学園ではクラスの待遇に差を付け、その代わり下のクラスの生徒はテストの成績によって強さが決まるという“試験召喚獣”を使ったバトルを他のクラスに挑み、設備を入れ替える事が出来るという方式で生徒達の向学心を煽るシステムを採用しており、これがまた面白い。イマイチバトルシーンは迫力が無くて単なる成績の見せ合いっぽい印象は受けるんだけども、このシステムを考え付いただけでも90点はあげちゃう。だって自分のテストの成績で召喚獣の強さが決まるとか、下克上可能とか、すごく楽しそうじゃないですか!私だったら自分の召喚獣に腕輪装備させるために頑張って勉強しちゃう(かもしれない)よ!?張り切ってテスト受けまくっちゃうかもしれないよ!?日本の教育機関はゆとり世代対策として早急にこの「試験召喚システム」の実装を急ぐべきだっ!!

ひたすらバカな話ではありますが、成績がほぼ全てを決めてしまうシステムの中、最低な成績のFクラスが悪知恵を駆使して上のクラスを攻略していく姿は結構熱いです。こういう“明らかに敵わない相手に向かって勝ちあがっていく底辺の人々”というようなお話は凄く好き。これだけ持ち上げておいて、ラストにちゃんと恐ろしいオチをつけてくる辺りにも「ギャグ小説」としての一種のこだわり的な何かを感じます。あと、章ごとに差し込まれる「バカテスト」は本気で笑いが止まりませんでした。オバカ全開な回答も面白いんですが、それ以上に先生の冷静なツッコミに爆笑してました。

キャラクター的には瑞希や美波と明久のかみ合わないやり取りにもニヤニヤしていたのですが、大方のご推測の通り秀吉にハァハァですよー。個人的にはもう少し男の子らしさを強調してくれると萌えるのですが、まあでもああいう女の子だと見ても非常に好みなキャラクターでした。ただ、制服がブレザーで秀吉のカットがいい具合に上しか出ないもんで、男性だと思わせる要素が皆無なんだよなー。好きなキャラではあるのですがびしょーねんキャラとしては失格ですね。

そういえば瑞希が明久と雄二の関係を危ぶんでいるというシーンがありますが、個人的には秀吉×明久を押したい。

カーリー 黄金の尖塔の国とあひると小公女

[著]高殿 円  [絵]椋本 夏夜

ヴィクトリア王朝時代の面影薫る英国領・インド。14歳だったわたしは、祖国イギリスを離れ、“国王の王冠にはめられた最大の宝石”と謳われた東洋の地で、一人の少女と出会う。オニキスの瞳に神秘的な雰囲気をあわせもつ彼女の名前はカーリー。彼女は、遠い異国の地で出会った、わたしの運命そのものだった―!激動の時代に、イギリスとインドのはざまで揺れる運命の恋を描いた、高殿円のヴィクトリアン・ラブ・ストーリー、遂に開幕。 (「BOOK」データベースより)

   個人的お気に入り度数

インドの英国領にある全寮制女学校に入ったシャーロットは、そこで美しい少女カーリーと運命の出会いをして…という話。

意地悪な継母、高圧的な学校のクラスメイト(しかも縦ロール)、真夜中のお茶会にダンスパーティ…とハウス名作劇場というか小公女セーラというか古き良きイギリスな感じの全寮制学園モノ…かと思いきや、後半は第二次世界大戦の世界情勢とかが絡み合ってきて、予想以上に面白かったです。
今までイギリスで甘やかされて世界情勢など殆どしらなかったヒロインが、カーリーや友人の少女達に影響されて戦争や自国のことを初めとした世界情勢を一生懸命学んでいく姿が健気で印象的でした。

ストーリーも良いんだけど、真夜中のお茶会とか学園生活といった部分が凄く読んでいて心地よいというか…楽しそうな雰囲気が伝わってきた。次巻ではミチル&ヘンリエッタの出番があるかが個人的には心配です。特にヘンリエッタが良いキャラしすぎ(笑)

序盤百合百合した展開にポカーンとしたりもしたのですが、後半の展開を見て納得。難しいと思うけど二人には是非幸せになってもらいたい。続編が明日発売されるようなのでそちらも楽しみです♪


…とまあ、折角なのでたまには腐女子全開・ややネタバレ気味の感想でしめくくってみようと思います。





お手伝いの男の子(名前失念)とカーリーの夜会話(違)に激しく萌えたんですけど(*´д`)=3ハァハァ



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