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お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ4

[著]鈴木 大輔  [絵]閏月 戈

『お前さん、妹と血が繋がってないんだってな?』会長さんの爆弾発言には焦ったものの、僕こと姫小路秋人の日常がそれで変わるわけでもなく。学校では授業を受けながら小説のネタを練り、寮に帰れば寮長と小説家の二足のわらじを履き、妹や那須原さんや銀兵衛が持ち込んでくる相談にも乗り…って、そんな多忙な毎日を送ってたら案の定、風邪と過労で寝込んでしまった。ありがたいことに生徒会の面々が付きっきりで看病してくれたのだけど、そのやり方がまた三者三様で…?というわけで、大人気ブラコン妹ラブコメ第四弾。 (「BOOK」データベースより)

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 ブラコンを自称して憚らない妹と、迷惑がってるフリしてるけど実はシスコンな兄貴が繰り広げるラブコメ第4巻。

 安定して面白いけど同時に毎回やってること自体は毎回同じなので良くも悪くも「大いなるマンネリ」感……。妹や各ヒロインは皆かわいいし、軽妙な会話のやりとりは面白いんだけど。個人的には2巻ラストがクライマックスすぎた……。

 看病対決で立場逆転する兄妹のやりとりが大変面白かったです。兄が心配なあまり一周回って何事にも動じなくなってる妹と、一生懸命妹を弄ろうとして失敗してはもだもだしてコレは早く風邪を治さないと……となる兄が可愛すぎた。他の2人の看病シーンも面白かったしラストの会長とのやりとりにもニヤニヤしましたけど本当にこの兄貴は妹しか見えてないな爆発しろ!!!

 しかし、毎回やってることは同じなのに何気に物語の水面下で張り巡らされる伏線はやたらと多いのがこの物語の悩ましいところ。ラストの婚約者での登場にもびっくりしたけど、それ以上にこの兄妹にどんな過去があってそんなことになってるのかが気になる。気になるけど……うーむ。

ドS魔女の×××

[著]藍上 ゆう  [絵]〆鯖 コハダ

千人の処女を発情させると願いが叶うだって?面白い。ドSな魔女・クレアが、お嬢さまたちをいじめてやる。だけど、わたしの魔法が効かない!正義感の強いボクっ娘に、ツンツンなおこちゃま。さらにはクール系巨乳娘に、恐がりな無口っ子。見た目はふつーなのに、中身はヘンタイだというのか!?えーい。わたし、どうなっちゃうの!?第2回『このライトノベルがすごい!』大賞・優秀賞作品はちょっとえっちなコメディ。(「BOOK」データベースより)

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 魔界で育てられ、魔女となった人間・クレアは自らも悪魔になることを望んでいた。そんな時「1000人の処女を一斉に発情させれば願いがかなう」という話を聞きつけて、全校生徒が1000人の女子校・空百合学園に潜入する。魔法の力で殆どの生徒達を発情させ、支配下に置くことに成功したのだが彼女の魔法で発情しない生徒が4人居て……!?というお話。

 あらすじからエロい話を想像していたら確かにやってることはエロいんだけど描写不足でエロさを感じない……という残念さ。いや実際にこれちゃんと描写したらレーベル的にアウトー!なのはわかるんですがもうちょっとこう健全なレーベルでもエロさを感じさせる書きかたはいくらでもあるとおもうのです。というかエロ書けない人が無理にエロを書こうとして恥ずかしくて肝心な所は書けなかった!みたいななにかを感じる。(単にレーベル的な規制の結果大事な部分が削られてそうなっただけかもしれないけど)

 逆に、終盤の麻子・桃音をオトすあたりで見せた「支配下に置けなかった女の子達の特殊なフェチズムを満たし、その隙間を埋めて支配下に置く」という展開が凄く面白かったので個人的にはエロ描写をもっと減らしてこっちの展開をもっとメインに置いてくれてもよかったんじゃないかなあと。人間に捨てられ、魔族の中で育ち同世代の少女達との接触を持つことがなかったクレアが発情しなかった少女達と心の交流を持つことで少しずつ奥底にしまいこんできた寂しさ自覚していく様子もよかったし、育ての親代わりのサキュパス・メアリーからの親離れ的な展開も美味しかったです。

 ……最初の設定を見た瞬間に「女子校の生徒1000人全員が処女なんて絶対ファンタジーだありえない!!」と思ってしまった私の心が一番穢れてる気がしましたすいません。

うたの☆プリンスさまっ♪ 恋の・トラブルトラベルっ!?

[著]石倉 リサ  [絵]柚豆(カバーイラスト:倉花千夏)[原作]紅ノ月 歌音、ブロッコリー

プリンス様たちのあんな姿やこんな姿が!? 豪華! 口絵付き!
作曲家を夢見る七海春歌は、超難関の芸能専門学校「早乙女学園」に見事入学。 そこで、アイドルを志す男の子と2人1組になって、卒業時に行われる「シャイニング事務所新人発掘オーディション」の合格を目指すが……7月になってもパートナーを決められないでいた!  そんなある日、園長の発案で修学旅行が行われることになり――?  6人のプリンスたちとのドキドキ旅行へ、いざ出発進行☆

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「シャイニング早乙女」という設定の勝利。

 「うたの☆プリンスさまっ♪」のノベライズ。放課後に駄弁っていて気がついたら学校に居たメンバー全員がバスに乗せられていて、学長所有のテーマパークに修学旅行に行く羽目に……というあまりにも強引すぎる展開。その後も色々と学長からミッションという名の無茶振りが多発してありえない展開の目白押しなわけですがなんか「シャイニング早乙女じゃしかたないよね」と思ってしまうのがもう……原作設定の勝利すぎる。

 全体的に攻略対象6人+隠しキャラのあの人まで含めた7人全員に挿絵と見せ場を作ろうとしてそれぞれの描写が薄くなりました、という印象が少し……この短い内容でセシルや砂月にまで見せ場を作ったのは素直にすごいな!と思いますが…これを引き合いに出すのは卑怯かも、とは思うけど現在二次創作が溢れまくってる状況を鑑みると良くも悪くも無理して読まなくてもいい無難なお話になっちゃってるなーと。個人的には誰か一人にしぼってしっかりそのキャラを掘り下げてほしかった気がする。原作設定主体っぽいけどアニメ設定を少し引き継いでるのもやや違和感感じた。

 あと、作品によってはアリだけどこういう物語で変形挿絵はなんか見辛いだけだなあと思いました。ページを縦割にした挿絵はまだいいんだけど、横割はほんとなんか、違和感しかないよね。

 これは本編とは全く関係ないけど「Debuetが今年3月発売予定です」って宣伝がちょっと悲しい!!(※現時点で5月発売に延期されてます)

物理の先生にあやまれっ! 弐号機

[著]朝倉 サクヤ  [絵]pun2

世界七箇所に突如現れた謎の巨大ゴーレムAAE。そのパイロットとしての証である門章を持つ生徒が集う星立・真宮研究所附属AAE高校の初代星徒会長に就任したキューこと橋良九星は、AAEを操ることが出来ないが女子にはモテモテだ。同級生の椛、月緒、アムリネス、ナディアがキューのために副会長の座を争い、激しいバトルを繰り広げることに。高校生活は順調かに思えたがAAEを巡り先進各国が不穏な動きを見せ始める。そしてAAEの謎を知る天才科学者真宮ソフィー村本はキューに真実を打ち明けた…。 (「BOOK」データベースより)

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最後8Pで何もかもだいなしすぎる!!!!

 元々ウィンドバードさんの「この打ち切りっぷりがすごい」という記事(リンク先結末ネタバレ注意)を読んで手に取ったので○ませエンドなことは知ってましたがここまでの急展開を見せるとは思いませんでした。っていうかもうこの終盤って打ち切り決まってから無理矢理オチつけるために書いたよね!?というか、色々な意味でこれは主人公に「特定の相手が居ない」「ありがちな鈍感主人公」であるからこそ許される状況だと思っていたのですが……!

 一部モヤっとする部分はあったとはいえ熱血ロボットモノとしては心惹かれるものが多かったので、もうちょっとお話が続いてくれれば面白くなった気がして残念。主人公が前戦で戦うポジションでなくあくまでサポート役っていうのは結構ロボットものとしては新鮮だったと思うし、脇役にも魅力のあるキャラが多かったのでもっとその辺の活躍を見たかった気もする。

 ていうか、1巻が思いのほか好きだったので2巻で予想以上にがっかりしてる自分に今気づいた。ヒロイン達となんやかんややってる裏で「日本門章組が一つのチームとしてまとまっていく」みたいな展開が好きだったのでスーパーヒロイン大戦と化してた2巻にはがっかりだったんだよ!1巻ラストの「なにもしない」の結論とか、自分の役割が主役でなく脇役であることを受け入れた上でその事に誇りを持てという父の教えとか、本当に好きだった。つまりヒロイン達と夜のスーパーロボット大戦をしている暇があったら主人公は青地先輩や竜之介と男の友情を深めるべきだったんだよ!!(最後で台無し)

 そもそも、もうちょっとタイトルとか表紙でロボットものであることをアピールしてくれないと、その手のファンは手にとらないよ。売る方向を間違えてるよ……ハーレム系ラブコメを期待して手に取ったらコレは多分きつい。個人的に、椛の暴力は色々な意味でギリギリ(アウト)だと思うの。(私はナディア嬢が好きです。軍隊系引きこもり少女とか最高すぎる)

デュラララ!!×10

[著]成田 良悟  [絵]ヤスダ スズヒト

「最近のダラーズ、おかしいとは思いませんか?半年前、黄巾賊に起こっていた事が、今度はダラーズに起こっているかもしれない…」東京・池袋。この街からダラーズに関わる者たちが徐々に消えていく。それは、かつての親友同士がお互いを想いながらも自らの信じる道を突き進み、加速した混乱のせいなのか。もしくは、街の中に渦巻いている、粟楠会、闇ブローカー、情報屋など大人たちの謀略のせいなのか。それとも、ダラーズの顔役として頼られる男気溢れる青年が陥った意識不明の重態のせいなのか―。様々な思惑を抱えた事件が始まる中、首無しライダーが取る道とは―!?さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×10。 (「BOOK」データベースより)

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 ドタチンが何者かによって車に撥ねられたのを切っ掛けに池袋の様々な人たちが動き出すシリーズ第10巻。

 ダラーズ内の内部分裂らや杏里を「親」としない罪歌の一団をはじめとして、独自勢力が次々に増えてきた所に彼らを利用しようと動き出した『大人たち』の思惑が絡んできて今まで以上にわかり辛い構図になっていた気がする。彼らの動きに火をつけた門田はなんだかんだでとても愛されてるよなあ。

 一方、ダラーズを“元のように”戻そうとして元ブルー・スクエアの面々と共謀しながら一人で迷走する帝人は本当になんというか……紀田や杏里が本気で心配しているのが見えるだけに、もう少し彼らのことも振り返ってあげてと言いたくなる。色々と結局空回りのまま終りそうな気配がひしひしとするのがなんとも。わざと“元のようなダラーズ”を壊すような動きをしてるのは、“一度壊して”のための伏線なんですよね。わざとなんです……よね……?っていうか“一度全部壊して僕の理想のなんちゃら”って完璧に最後に倒される悪役のセリフだよ帝人!!

 これまでのように我武者羅にただ暴れるだけじゃない、静雄の「静かな戦い」がかっこよかったです。

熱愛

[著]渡海 奈穂  [絵]樹 要

成績優秀で綺麗な日浦は、小学生の時、ガキ大将だった佐津に乱暴された過去を持っていた。五年後、佐津は日浦を追って同じ高校へ入るが、日浦は佐津を許さなかった。二人の立場は逆転し、激しい怒りをぶつける日浦に対し、佐津は優しい愛情で受け止めようとするが…。燃え上がる恋の行方は…!?波瀾の愛憎劇。 (「BOOK」データベースより)

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 小学生時代に一線を越えてしまった佐津と日浦は中学時代に偶然再会を果たし、同じ高校に入学するが、過去の因縁が絡み合ってきて……というお話。

 実際には両想いなんだけど佐津の過去の行いを「許せない」という日浦と、そんな日浦の現在の状況に「負い目」を感じている二人がお互いの気持ちを確かめもせずに互いの関係に贖罪という大義名分をもって依存しあい睦みあうというドロドロっぷりが凄かった。日浦の思いつめっぷりも相当なんだけど、佐津の自己犠牲精神というか自己満足的というかなアレも相当凄い。「相手のためなら死んでもいい」という二人の気持ちのたいへんねっとりとした気持ち悪い(※褒めてる)依存ぶりときたら。

 最後までいいところ無しの苛めっ子・久我原の病みっぷりといいどこまでもドロドロとしてる人間関係はとても楽しかったですが、久我原はあそこまできたらもうちょっとはっちゃけてくれてもよかったのにと思わなくも無い(べ、別にNTR展開なんか期待してないんだからねっ!)。すれ違う二人の関係を結果的に結びつけた国見先輩のいい人っぷりが唯一の癒しでした。

嫁にしろと迫る幼馴染みのために××してみた

[著]風見 周  [絵]konomi

寂れた地元の商店街を救うため、大村秋馬は日々フードファイトに挑んでいた。そこにある日、小さいころに引っ越していった幼馴染みの来海が帰ってくる。その胸には、幼いころ交わした「秋馬のお嫁さんになる」という約束があった。しかし、夢いっぱいで帰ってきた彼女の目の前に現れたのは、変わり果ててしまった秋馬!どうにか秋馬を自分の理想の姿に近づけようとする来海だったが、動画サイト中毒の残念美少女にダイエット知識満載な謎のクラス委員長、才色兼備のぽっちゃり好きお嬢様まで絡んできて…暴走しがちな奮闘の行方は!?―。 (「BOOK」データベースより)

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これは「ダイエット物」をもっと押し出したほうが良かったんじゃないか……

「ひめ×ぱら」の風見周+萌え萌えな表紙+最近ありがちな思わせぶり長文タイトル……で「ああまたエロコメか」とおもってたら違うらしいので買ってみたけど正直ラブコメ部分よりもダイエットものとしての部分のほうが面白い。実際にダイエット歴を持つ作者が実体験を元にそのノウハウを詰め込んだ……ということで、ダイエット物としては「なるほど」と思う部分が多く、自分がダイエットの参考にしたいので続きは出て欲しいけど、ラブコメ部分はあまり……

軽く読めてしまうから読んでるときは気にならなかったけど、読み終わって振り返るとうーんと思う部分が色々と。ヒロインの性格がアレすぎてちょっと抵抗感を覚えてしまいました。なんかこうツンデレ、では片付けられない不快感が。

あとこのラノベ、絵師選び失敗してると思う。確かに女の子はすごく可愛いんだけど、可愛いんだけど!!!主人公がピザデブ体型なのにその体型に普通の人間と同じ顔パーツがくっついててちょっとあの……その…………何故デブがちゃんと描ける絵師を選ばなかったし!!!

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上)

[著]岡田 麿里  

昔はなかよしだったが、高校生になった今はばらばらの幼なじみたち。ただ一人、あのころから変わらない少女“めんま”のお願いによって、彼らはふたたび集り始める……。フジ系「ノイタミナ」で人気のアニメを、企画・脚本の岡田麿里みずから小説化

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同名アニメのノベライズ。引きこもりの高校生・宿海仁太の前に死んだはずの幼馴染の少女・“めんま”の幽霊(?)があらわれる。めんまは叶えてほしい願いがあるというが、その願いの内容を思い出せないという。知らんぷりを決め込んでいた仁太だったが、かつての幼馴染達と彼女の願いを叶えようという話になって……というお話。

原作アニメは未視聴ですが展開が説明不足だったりすることもなく、楽しめました。それぞれがめんまの死亡事故に関して後暗い思いを持ち、そのせいでなんとなく疎遠になってしまった幼馴染グループが以前とは違う事を自覚しながら、ぎこちないながらも少しずつ再び集まっていく姿が印象的。

各キャラクターの心の動きが丁寧に描写されていて、面白かったです。引きこもりの仁太が“めんま”の言葉をきっかけに再び学校に戻ろうとするやりとりも良かったし、偽りの自分を演じながら仁太にひそかな恋心を寄せている“あなる”の恋する乙女っぷりは猛烈に可愛いし、めんまに対して恋心を抱き、そのせいで仁太に屈折した感情を抱く“ゆきあつ”の思いもよらぬ行動には思わずニヤニヤしてしまう。

物語の序盤のみで上巻が終わってしまったので、ややボリューム的に物足りない感じなのが残念。というか上下巻で上巻この分量だけだと下巻相当掛け足になっちゃうんじゃないのと余計な心配をしてしまいます……とりあえず下巻楽しみ。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 3

[著]鈴木 大輔  [絵]閏 月戈

『ひとつ屋根の下で可愛い女の子たちと同居生活』。これほど男のロマンを刺激するシチュエーションは他にないはずなのに、現実はそう甘くない。生徒会メンバーとの同居に反対する妹をなだめたり、古い学生寮を大掃除したり、共同生活の役割分担を決めたりと大忙し。やれやれ、これじゃ気の休まる時間はお風呂に入ってる時ぐらいのもの――「ほれ姫小路秋人。お風呂に入る前にこの目隠しを使いな」……え? お風呂なのに目隠し? ってどういうこと? なんか不穏な予感しかしないんですけど? というわけで、大ヒット御礼のブラコン妹ラブコメ第三弾。アノ人がついにひと肌脱ぐ!? お風呂シーンの詳細についてはページをめくってみて!

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相思相愛ブラコンシスコン兄妹と周囲の人々が繰り広げる、どたばたラブコメ第三巻。今回は恋のライバル(?)3人が姫小路兄妹が二人で住んでいた元学生寮に引っ越してきて……というお話。

個性豊かすぎる面々との掛け合いが相変わらず面白いんだけど、今巻は1巻・2巻と比べるとちょっとパンチが足りない。ラブコメにパンチを求めるのが間違ってるのかもしれないけど、1巻2巻ラストのサプライズ展開が割と好きだったんだよなあ……3巻ラストは2巻ラストで予告済みの話だった上に、あの人なら気づいててもおかしくないって気持ちが強すぎて意外性がなかったというか。

ここまできたら個人的にはいっそひたすら兄に残念で真っ直ぐすぎる愛を注ぐ残念な妹と、妹を弄るのに全力を注ぐ兄及びヒロイン3人……という構図に終始してほしかったんだけど、その辺もサブヒロイン3人が美味しい所を持っていった感で物足りなかった。ぎんぎんも可愛いんだけどさ、どうしても1巻読んだときに男子だと思ってたから彼女の可愛さを堪能しきれないなにかがさ……!!

姫小路を筆頭にした『御十家』の話など、今後へ続く布石のような設定がぽろぽろ出てきていたので、今後の展開に期待したいです。

Zぼーいず/ぷりんせす2

[著]田口 仙年堂  [絵]るご

今度はとつぜん幼女が増えた!? 「生き返ってやる! 絶対に!!」決意を胸に“姫護者”になった健太郎たち。姫のクリクリ(三歳)のお世話にも慣れたある日、遊び場で小さな女の子と出会う。「……く、くるしゅうない……」それが、”イレギュラー”を巡る新たな事件のはじまりだった! 「下僕のみなさん、お仕事です」「だから、ひと言多いんだよ!」そんな時、クリクリが何者かに攫われる。生徒も教師もゾンビのように彷徨う学校で、一体何が起こっているのか――!? ハートフル不死者コメディ第二弾!

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ょぅじょ(と残念な人)が増えた!!

ひょんなことからようじょ 死神のお姫様に魂を食べられてしまった高校生3人が生命を返してもらうため、ようじょのお守り “姫護者”となる不死者コメディ第2巻。

死神姫・クリクリに続いて、ょぅじょ 天界のお姫様・エルエルが登場して彼らの引き起こした「イレギュラー」騒ぎでひともんちゃく……というお話なんだけど、とにかくエルエル側の付き人二人の残念具合が酷い(褒めてる)。 変態紳士という名のロリコンを患う残念すぎるイケメンと、男子高校生同士の絡みが大好きな腐天使の組み合わせってどういうことなんですか!!腐天使はもっと男子同士の絡みを促進させていいのよ!!!(聞いてない)

それにしても、メインのストーリーも良いけど高校生5人の仲良し具合が美味しいなあ。特に前巻で健太郎と文吉に命を救われる形となり、仲良し4人組に加わる事になった双六と4人のやりとりがイチイチ美味しかった。個人的には(一葉さん的な期待もやや含めつつ)男子3人の仲良しっぷりがもっと見たい。