“ひだか なみ” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 2

 

前世でプレイした、乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。未来はバッドエンドのみ―って、そんなのあんまりじゃない!?破滅フラグを折りまくり、ついに迎えた魔法学園入学。そこで出会ったヒロイン、マリアちゃんの魅力にメロメロになった私は、予想外の展開に巻き込まれることになって―!?破滅エンドを回避しようとしたら、攻略キャラたちとの恋愛フラグが立ちまくりました?悪役令嬢の破滅回避ラブコメディ第2弾!!(「BOOK」データベースより)

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死ぬ直前にプレイしていた乙女ゲームの世界の、ゲーム内でバッドエンドしか用意されてない悪役令嬢・カタリナに転生してしまった主人公。周到に準備を重ねてきたが、いよいよゲームの舞台となる魔法学校に入学。ゲームのヒロインであるマリアと邂逅を果たす。

それでそのゲーム本来の主人公であるマリアちゃんがカタリナにピンチを救われてゾッコンLOVE(死語)になってるの、もはや知ってたーーー!!!ってレベルなんですけどもはや予定調和のレベルで身も蓋もなくカタリナシンパと化していくマリアちゃんにニコニコしてしまう。

むしろまだだいぶあるのにマリアがオチるの早すぎない!?大丈夫!?って心配してたらまさかの人たらし力だけではどうにもならない「隠し攻略キャラ」が現れて大ピンチに。

絶体絶命のピンチを救うのが、序盤でそれとなく存在を匂わせていた転生前の親友「あっちゃん」で。今まで殆ど役に立ってなかった「乙女ゲームの世界である」ということ、親友から勧められてはじめたゲームだったという設定がここにきて生きてくるのが熱い。一件落着後の、いかにもカタリナらしい決着の付け方も良かった。

ところでなろう版はここで完結、ストーリーも性別問わずの逆ハーエンドできれいすぎるくらいに終わってるんだけど、ここからどうやって進んでいくんだろう。2巻の時点で結構、一昔前に流行った主人公総愛され同人みたいな懐かしいノリが強くなってきたので3巻以降マンネリ化の心配をしてしまう。6巻で(ゲームの)次回作の話が出てくるらしいのでそこは凄く気になるんだけど、2巻であまりにもきれいに終わってる感じあるので、悩むなあ。


乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…1

 

頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したら、公爵令嬢に生まれ変わっていた私。え、待って!ここって前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?しかも、私、ヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナなんですけど!?結末は国外追放か死亡の二択のみ!?破滅エンドを回避しようと、まずは王子様との円満婚約解消をめざすことにしたけれど…。悪役令嬢、美形だらけの逆ハーレムルートに突入する!?恋愛フラグ立てまくりの破滅回避ラブコメディ★(「BOOK」データベースより)

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「小説家になろう」版既読。オタク女子高校生が異世界のワガママ令嬢に転生し、ひょんなことから前世の記憶を取り戻す。その記憶によると、自分がいる世界は死ぬ直前にプレイしていた乙女ゲームと瓜二つで、しかも自分の役回りは主人公に意地悪ばかりする“悪役令嬢”だった。ゲームの通りに事態が進めば死ぬか国外追放か……とにかく破滅フラグしか残されていないヒロイン・カタリナがより良い未来を掴むために奮闘するお話。

「破滅エンド」を回避するために打ち出す作戦は空回りするばかりなのに、本人が自然にやっている行動が一癖もニ癖もある攻略対象たちの心の穴を(無自覚に)埋めていってしまい、気がつけば本人は気づかぬうちに逆ハーレムが完成してしまっているのがあまりにも楽しい。結局、前世の記憶として持っているゲームの攻略知識は殆ど役に立って無くて、カタリナが無意識にやった行動が結果的に「正解」になっていくのがずるいし、ゲームで示されてる正解なわけだから読んでるこちらとしても「それはもう落ちるしかないよな…」ってなる。

魔力を高めるためと称して農作に没頭したり、攻略対象の一人である婚約相手と婚約解消しようとし(て逆効果だっ)たり、義理の弟や王子様と木登り勝負をはじめたり…ともう「お転婆」では済まされないような破天荒っぷりが気持ちよく、色んな意味で先が見えない行動にワクワクしました。

1巻では幼少期〜ゲームの開始直前までということで肝心の「本来のゲームの主人公」は出てきていないんだけど、その前の時点でメインの攻略対象全員カタリナにメロメロ(死語)なのでやばい。色んな意味でこれ主人公のやること全部取っちゃってるけど大丈夫なのかよって感じなのが逆にハラハラしました(いや、Web版で2巻の内容まで読んでるのでそっちの展開まで知ってるんです、けど…!)。

Web版は2巻分までで完結、1〜2巻には追加エピソードが入り、3巻以降は文庫書き下ろしで進むようなので取り急ぎ続きも買ってきたいと思います。楽しみだ…!


奥様は貴腐人 旦那様はボイスマイスター

 

「聞いている人を恥ずかしがらせるんだよ!」
BLを愛する“貴腐人”のゆりは、男前な性格の美人OL。半年前から同居する恋人の 曜(よう)は、いまいちブレイクできない声優で、ゆりに求婚するも拒まれてばかり ……。   そんな曜に十八禁の「BLノベルゲーム」の仕事が入る。が、ゆりは曜の声にダメ出 しの連続。 ゆりが惚れ込む曜の本来の声の力を発揮させるため、貴腐人の個人レッスンが始まる!

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この作中作がやりたいんですがどこに行けば買えますか?

やり手のキャリアウーマンにして貴腐人のゆりと新人声優の曜。籍は入れていない事実婚状態の二人だが、ゆりは曜の求婚を受け入れてくれない。仕事もぱっとせず、キャリアな彼女との関係に焦りを感じていた曜は降ってわいた「主役の仕事」に内容も聞かずに飛びついたが……というお話。

BLゲームの主役という仕事を受けて、周囲の期待や要求に押しつぶされそうになりながらも一人の「ボイスマイスター」として成長していく曜の姿も、年上キャリア女子×年下男子のラブコメとしても凄く良かったのですが、それ以上に腐女子センサーが作中作に反応しちゃってもうどうしようもない。本当に一部しか出てこないのに面白そうなのが悔しくて……

監禁&どっちも報われないバッドエンドな司ルートが小出しにされた部分だけで解るほどにツボすぎるんですがこのゲームどこに行けば買えますか?二次元の池袋に紛れ込めば買えますか?真綿で絞めるようにジワジワと病んでいく独占欲強い攻と、実は攻の事が好きだったのに壊れるまで攻の愛情を受け入れられない受とか正直好きすぎて困る。本当は監禁前から相思相愛だったのに……な、主人公の朝陽の独白だけでご飯10杯行ける。

しかし、作中作が気合い入りすぎてて、本来のメインの2人をもうちょっと書きこんでほしかったというのは少しあるかも。ゆりによる曜のBL調教はもうちょっとねっとりやっても良かったと思うんです。いや、描写を割いてほしいというよりも、あっさり改善しすぎかなあという印象を受けまして(BL調教シーン自体は凄く良かったと思う…!)

最後で二人に振りかかった恋の障害をどう乗り越えていくのかも気になるので、ぜひとも続編を出してほしいです。あと赤井×曜に萌えたのでぜひとも続きをお願いします。あと作中作はスピンオフ扱いで本にまとまったりしないんですか?X文庫ならBLも大丈夫ですよねってちぃ知ってるよ!!


紅の勾玉 姫君の幼馴染は陰陽師

[著]大槻 はぢめ [絵]ひだかなみ

帝の姫君・桜子の幼馴染は稀代の陰陽師・阿倍清明の孫である光彰とそのライバルであった芦屋道満の孫の泰雅だった。幼馴染の二人に護られて平和な毎日を送る彼女の最大の悩みは、結婚適齢期を過ぎた16歳になっても恋文の一つも来ない事。「このままでは行き遅れてしまう!!」と気色ばむ桜子の元に、遂に一通の恋文が…!?
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ティアラ文庫は創刊の辺りから密かに気になっていたのですが、大好きな「平安で陰陽師モノ」と聞いて手を出してみました。ぶっきらぼうでややツンデレな清明の孫とイケメンで冷静沈着な兄貴分な道満の孫と帝のお姫様で三角関係平安ラブ。“清明の孫”ってどうかんがえてもビーンズ文庫のアレ思い出すよ……

正体の見えない相手との逢瀬を重ねながら少しずつ桜子が自分の恋心に気付いていく心の様子が丁寧に描かれていて、あまずっぱくて可愛かった。“憧れ”と“恋”という一見似ているようで全く違う感情の違いを少しずつ自覚していくのは定番ですがやはり甘酸っぱくて良いですね。読んでいる方からすると結構早い段階で彼女が本当に好きな相手がわかってしまうので、自らの恋心に戸惑い、相手の様子に一喜一憂する桜子の姿はかなりニヤニヤもの。

そしてこのお話で一番ツボに入ったのは本番シーンでの光彰。
ぶっきらぼうな熱血ツンツンだと思っていたら、本番入ったら桜子の可愛さにキュンキュン止まらないよなデレデレ言動と歯の浮くような愛の言葉を囁きまくりで、今までお前どれだけ溜め込んでいたのかというか、「正直お前が一番可愛いわコンチクショウ!!!」と叫んでいました。エロシーンはあってもなくてもどうでもいいくらいの薄さでしたが、エロがないと光彰がデレないと考えると実にこの本はエロがあってしかるべきだなあとしみじみ思ったり。

ただ、手紙が来た辺りで「ああ、手紙の主は実は○○…と主人公が思い込んでいたら実は△△で、××の正体は□□で最後◎◎なんじゃね?」って思った内容そのまんまだった…ってくらい展開が読みやすいので、出来ればもう少し捻ってほしかったかも。特に、恋文の相手や桜子を狙っている相手の正体を謎解きっぽい感じで後半まで秘めているので、それが序盤からミエミエだとちょっとむなしいものが…

あと、なんとなく「陰陽師はなんか悪霊っぽいの退治する人」「平安時代は16歳になったら行き遅れ」「とりあえず3晩夜這いされたら結婚完了☆」くらいの平安知識で書いちゃったんだろうなーっていうのが透けて見えるのは、平安要素を楽しみにしてた身としては少し残念。「陰陽師の末裔の男の子達と、現代にはびこる悪霊たちに狙われるヒロイン」みたいな設定の現代学園異能にしちゃったほうがすっきりした気がします。

…どうせエロレーベルなんだから、闇の魔物にヒロインが襲われるところはもうちょっと……イヤナンデモナイ。