“カット” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

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世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)1

 

ある日突然、超能力に目覚めた佐護杵光。そしてその力を狙う悪の組織が、突如彼の前に現れ―なかった。隣の家の幼馴染が実は退魔師の子孫だと発覚し―なかった!謎の美少女が転入し―なかった!!平和過ぎる日常に逆ギレした佐護は、自分自身が秘密結社になる事を決意する。日本中を探して見つけた有能美女・鏑木栞を副官に引き入れ秘密結社「天照」を創設、資金調達事業も成功。蓮見燈華、高橋翔太という新メンバーも加えたところ、ついに世界を滅ぼす魔王が現れ―なかった!そこで佐護は、とある計画を思いつくことになり…?ひとりの最強能力者が紡ぐ、圧倒的マッチポンプギャグコメディ、開幕!!書き下ろし特別編も収録!! (「BOOK」データベースより)

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ある日唐突に超能力を手に入れた主人公。手に入れた能力に磨きをかけ、世界をも滅ぼせるほどの能力を手に入れてしまうが真に望んでいた「非日常」は訪れなかった。特になにもないまま社会人になってしまった彼は、いっそのこと自分で「世界の敵」とそれに立ち向かう「秘密結社」を作って非日常をプロデュースしようと思い立って……。

超能力と大人の財力を使って超真剣に子供の頃に夢中になった「秘密基地ごっこ」をやってる感じにワクワクが止まらない。非日常は作れる。だいたいこういうのってごっこ遊びをしてるうちに本物の非日常が〜みたいな展開になりそうな気がするんですけど、本当に超能力者的な存在が主人公以外にいない世界なのか、本当にそういう展開は一切ないまま1冊終わるので強い。

主人公が手に入れた超能力という要素以外はあまりにも現実に即しすぎている世界観がめちゃくちゃ世知辛くて、望んでいたのは「超能力」じゃなくて「非日常」なのだという主人公の独白があまりにもわかってしまう。主人公が一人でボケもツッコミもこなすようなテンポの良い一人称が楽しかったです。

どこか夢見がちなパトロン・鏑木さんと、能力は非日常なのに性格がどこまでも現実的な主人公・佐護の共犯関係も良かった。鏑木さんは「中二拗らせ残念系パーフェクト整形美女(お金持ち)」というラノベヒロイン的にかなり美味しい設定してるはずのに変に男らしい性格が災いしてか全くラブコメ的な欲目を感じさせないのがすごいと思う。そして主人公は……非日常と一切無縁のまま超能力者として大成してしまったのって大体この現実的な性格が原因では!? 時に大胆な行動をしつつも現代のネット社会に生きるかしこい若者スタイルでネットの拡散やマスコミは徹底的に避けていってギリギリで大事にならない感じが絶妙。めちゃくちゃアナログの直感で行きてるニコラス刑事との、お互いに正体を知らないままの邂逅も楽しかったです。この紙一重的な楽しさはなんというか……ロードランナーとワイリーコヨーテかよ……(そのたとえは古いと思う)

このまま本当に最初から最後まで自作自演で突き進むのか、それとも超能力バトル的な方向に行くのかわかりませんがいろいろな意味で続きが楽しみな一冊でした。

それにしても、序盤のひたすら超能力を鍛えるだけのくだりがいかにもWeb小説っぽいノリだな〜と思っていたら本当に原作「小説家になろう」だったので噴いた。なんというか、なろう系小説序盤に割とあるひたすらレベル上げするとかただただステータス設定するみたいな部分ってなんでこんなに楽しいんでしょうね。商業だと割とストーリーの本線じゃないからって削られる部分かなって思うし実際こういうシーンがおおいせいでWeb小説の書籍化って割と立ち上がりが重いイメージあるんだけど、こういう描写ってめちゃくちゃ楽しいよな……。

なろうのほうで作者自身が書いたあらすじがキレッキレで個人的にめっちゃ好きなので見たことのない人は読みに行って欲しい。


ショートストーリーズ 僕とキミの15センチ

 

それは、明日起こるかもしれない、あなたの「if」の物語―。「僕とキミの15センチ」をテーマに、総勢二〇名の作家が参加した珠玉のショートストーリー集。Web小説投稿サイト『カクヨム』に掲載された作品に、『バカとテストと召喚獣』の井上堅二や『“文学少女”シリーズ』の野村美月、そして『東雲侑子シリーズ』の森橋ビンゴによる「あの作品×僕とキミの15センチ」のスペシャル書き下ろしショートストーリーを加えた全二〇篇収録!(「BOOK」データベースより)

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 ファミ通文庫19周年記念として「カクヨム」に掲載された"15センチ"をお題にしたファミ通文庫作家のオリジナル短編+公募作1編+「東雲侑子」「バカテス」「文学少女」の番外短編3編を集めたアンソロジー。番外短編3つ以外はすべて「カクヨム」の企画ページから読めるので、気になる作品があったらチェックしてみると良いかも。

 バカテスの短編目的で買ったんですけど、ラブコメありホラーありSFありの「全部盛り」なお祭り感がめちゃくちゃ楽しい。アンソロジーってだいたいひとつふたつは合わない作品があるんだけど、どれも凄く面白かった!ファミ通文庫は割とこの手のアンソロジー企画定期的にやってる印象なので、20周年となる来年も楽しみ。

  〜以下、タイトルクリックでカクヨムの第一話に飛びます。〜

記憶喪失の少年が目を覚ますと、目の前の少女との殺し合いを強要されていた。記憶に残っている物語の展開を思い出しながら事態に対処していこうとするが……。
文庫表紙のイラストから青春ラブコメアンソロみたいなのを想像して読むといきなりデスゲームの皮をかぶったSF的ななにかにぶん殴られる構成が最高に良い。「僕」と「私」の対話によって淡々と語られる物語と、少しずつ自らの存在が足元から揺らいで行くような展開が楽しかった。

15センチの距離で見つめ合う幼馴染のふたり。いつのまにかそれはどちらが先に離れるかという「いつもの勝負」になっていて……。
なんでもかんでも「勝負」になっちゃうケンカップルは好きですか!(大好きです!) 軽口を言い合ったり、お互いの羞恥を煽ってみたりという軽妙なテンポの掛け合いから、最後にド直球で責めてくるのがズルい。短くて爽やかな青春短編。

家の蔵の中には「コダマサマ」と呼ばれるミニ神社がある。コダマサマへのお供えを持って行った康太は、好奇心からお社の中を覗いてしまい……。
短い時間を濃密に生きる「コダマサマ」たちと不登校になってしまっていた少年の、数カ月間の短い交流。可愛いくてちょっぴり切ない、明日を生きる元気が湧いてくるような物語でした。可愛かった……。

付き合っている先輩と縁日デートに向かう途中、先輩の運転する車に「ぶつかってきた」不思議な少年。現場で拾ったスマホの中身を確認してみると……。
初めて恋に落ちた少年の色ボケ全開の日記が最高に頭悪くて、そこから段々「ちょっと不思議」なお話になっていく展開が楽しい。割と先が読める展開だったけどその王道ド直球ぶりが良かった。最後の「僕の天使」で思わずニッコリ。

クラスであぶれ者になった僕と出雲さん。クラスの中心となる生徒達の楽しそうな姿を横目に、彼女は“地面から十五センチだけ浮いた程度の物語”を所望する……。
もうこのタイトルだけで勝ってる感すごい。求めるのは退屈な日常からちょっとだけ乖離した非日常。クラスの輪の中に入り損ねた彼らがそれをdisりつつ、ちょっとだけ勇気を出してその“非日常”に飛び込もうとする姿に胸が熱くなりました。そしてその非日常感を「地面から十五センチだけ浮いた程度の物語」って言いかえるセンスがめちゃくちゃ好き。それにしてもちょっとしか出てこないけどカーストのてっぺんである花咲さんからは本物の強者の気配がしますね……勝てる気がしない。

展覧会をきっかけに惹かれあっていく華道家元の娘・彩華と書道教室の息子・涼介。涼介への恋心を自覚する彩華だが、彼は茶道教室の娘・花鈴と付き合っていた……。
「カクヨム」コンテストの最優秀作品。両親のせいで恋愛に懐疑的だった繊細な少女がひとりの少年と出会って変わっていく、爽やかなラブコメ……だとおもっていたら途中からうっかり彩華さんが間違った方向にふっきれてドロドロの三角関係に一直線。魔性の女みを上げていく彩華さんvs女の嫉妬全開の花鈴さんvs板挟みにされる涼介という、ひどい泥沼が展開されていきました。3Pルートには流石に入らなかった(でももうこれ3Pエンドだろと思ってた)けど、最後の涼介一人称からそこはかとなく漂う未練感がまた、最後まですっきりしなくて大変良かったです。

入学以来入り浸っている大学図書館で、なんとなく気になる存在であった彼女。ある日、彼女の方から声をかけてきて……。
近づいたり離れたり、もどかしい距離感がくすぐったいラブコメ。自意識過剰ではと警戒したり、女子慣れしてない&図書室慣れしてない感丸出しの主人公と、図書館大好きな女性・高坂さんがとてもかわいい。「15センチ」の中でひとつの物語が生まれたことを予感させるお話でした。

数カ月ごとに、実家のケーキ屋で5号(直径15?)のショートケーキをホールで買っていく少女。彼女が有名な走り幅跳びの選手であり、記録更新の度にケーキを買いに来ていると知って……。
幸せそうにケーキを買っていくゆっきーが本当に可愛いし、そんな彼女の姿に魅せられて、家業のケーキ作りを頑張り始める主人公がさらに可愛い。どこまでもケーキの様にふわふわで甘くて可愛いお話でした。

隣の席に座る、かなりミステリアスな美少女。彼女とのやりとりは、いつも何かがズレていて……。
いつも15センチほど目線がズレていたり、何故か自分のことを必要以上に知った風な口を利く美少女・十六夜さんと「僕」のすれ違いまくりの会話劇が楽しかった。「15」という数字にまつわるズレが沢山登場するのだけど、"十五文字分くらいズレている"なんか完全にWeb小説媒体だからこそのお遊びという感じがして好き。テンポよく会話が進み、最後はちょっと良い感じの雰囲気になって終わる、楽しいお話でした。

五軒先に住む幼馴染の少女の専属理容師をしていた俺。いつものようにカットをしていた最中、彼女が出来たことを伝えると……。
幼馴染なふたりの可愛くて甘酸っぱい恋物語。告白されたので流されるようにOKしたけど付き合えば付き合うほど幼馴染のあの娘と比べてしまって……隣にいるのが当たり前すぎて意識したことのなかった相手が、改めて自分の中で大きくなっていく様子が微笑ましかったです。また、付き合うことになった女の子がまたさばさばしてて可愛いんだよなあ。彼女の実際の気持ちは語られないままだけど、こういう流れになって笑顔で送り出してあげられるのほんとイイ女だなと思った。

クラスメイトの女子の写真を、スマホの中に大切に保存していた主人公。本人に見つかり、「盗撮」と疑われてしまって……。
全然下心なんかないよ盗撮じゃないよって弁明してる筈なのに読んでるこっちがくすぐったくなってしまうような直球の告白をしちゃってる主人公と、それを聞いて満更ではなく頬を真っ赤にしながらぷんぷん怒ってる女の子の姿が目に浮かぶような独白×2がとてもかわいい。もうなんかこっちも赤くなりながら「ご馳走様でした!!!!!」っていうしかないんですけど!?本当にかわいい。

商店街の片隅に存在する釣り堀「恵比寿屋」。そこに集まるお互いの事情も本名も知らない常連たちが、ある日、なんとなくお互いの事情を話す流れになって……。
仕事や家族から逃げてきたり、特に理由はないけどそこにいたり、いろんな事情でそこに来ている常連たちのお互いの事を知らないけれど確かにそこに存在した絆があったかくてたのしい。それにしてもラストそのどんでん返しは反則ですよ!!!(好き)

重箱職人をしている実家には、四段目の『与の重』を作った上で土蔵に封印するという奇妙な決まりがあった。土蔵の掃除を申し付けられた主人公が重箱の中を覗いてみると……。
家業を継ぐのを嫌がっていた主人公がご先祖様と出会い、彼女の描いた蒔絵の虜になる。二重の意味で彼の人生をひっくり返してしまうような出会いと、そこから始まる時をかける物語にきゅんとなった。それにしても最後、アイスキャンディの棒だけでは飽き足らずしっかりとハッピーエンドを自力で用意しているご先祖様のちゃっかり感には思わずにんまりしてしまう。

文芸部に所属するキモヲタの前に突然現れたのは、同じ学校に通う現役女子高生声優。彼女の「役作り」に協力することになって舞い上がったのもつかの間……。
オタクが憧れの声優と出会って素顔の彼女に惚れてしまう、素敵なボーイミーツガールだとおもったらめちゃくちゃ現実突き付けてくるしその後の展開がめちゃくちゃ気持ち悪くて最高にズルい。いやでもそこまで完膚無くフられたんだからもう開き直るしかないよな!!!最高にキモヲタみあふれる要望を気持ち悪がりながらもちゃんと受けてくれる先輩、声優の鏡すぎる。

中間試験の勉強中、自室に現れた小さなオジサン。自らを幸運の妖精と呼ぶオジサンを最初は気味悪がっていたけど……。
都市伝説上の存在「小さいオジサン」が現れ、難しいお年頃の父子の絆を取り持つお話。サイズはファンタジーだけど口を開くと普通にオヤジギャグ連発な小さいオジサンに少しずつ心を許していく主人公の女子高生の姿が微笑ましかったです。

アパートの自分の部屋の隣の部屋から、いつも物音がする。正体不明の隣人の正体を、何故か大学の同じゼミの女の子と見張ることに……。
主人公とヒロインのくっつきかたが強引すぎて解せぬという気持ちに凄いんだけど、○○からの圧力じゃ仕方ないな!?個人的にはもう少しこう短編とはいえなにかあと3本くらいはフラグが欲しかった気がします。しかしこの謎ときもすこしふしぎもうっちゃってトップスピードで主人公とヒロインをくっつけて去るスピード感、結構好き。

「彼女は絵本を書きはじめる」 森橋ビンゴ
人気作家として活躍を続ける彼女と同居している主人公。仕事の傍ら、彼女は子供向けの絵本を書き始めて……。
『東雲侑子は短編小説をあいしている』シリーズの後日談。原作読んでないので解らない部分も多かったんだけど、ヒロインから主人公への暖かい気持ちがあふれ出るような絵本の内容にとてもほっこりしました。

「僕とキミらと15センチにまつわる話」 井上堅二
大学入学前のある日、早くも高校の同窓会に誘われた二人。ところが待っていたのはいつもの異端審問会で、お互いの"彼女"との「15センチ」にまつわるエピソードを暴露する羽目に……。
『バカとテストと召喚獣』の後日談。高校を卒業してもあまりにも通常営業な彼らのやりとりと、めちゃくちゃ強引に「15cm」という共通お題を力技で突破していく感じ凄くいつものバカテスでした……。しかし、明久が大学に合格してることよりも、姫路さんとのバカップルぶりがあまりにもリア充すぎてこれはFFF団も15センチを振り回すしかない。ていうかイチャイチャするために同じインカレサークルに入る明久と姫路さんis何……めちゃくちゃ合コン帰りに酒の勢いで一線超えそう(偏見)。

「"文学少女"後日譚 つれない編集者(ミューズ)に捧げるスペシャリテ」 野村美月
作家と編集者という形で再び出会いを果たした心葉と遠子。編集者としての立場から以前のように心葉の物語を『食べる』のを躊躇う遠子に、心葉はとある悪戯を思いつく……。
『文学少女』シリーズの後日談。仕事上の関係をタテに取りなかなか素直になってくれない遠子を振り向かせようと彼女を強引な手口で振り回して「ごはん」責めにしちゃう、大人になったコノハくんのやり口が大変好みでズルいです!!!短編集のシメにふさわしい、甘いデザートのような短編でしたごちそうさまでした。


銃皇無尽のファフニール1 ドラゴンズ・エデン

 

突如現れたドラゴンと総称される怪物たちにより、世界は一変した―。やがて人間の中に、ドラゴンの力を持った“D”と呼ばれる異能の少女たちが生まれる。存在を秘匿された唯一の男の“D”である少年・物部悠は、“D”の少女たちが集まる学園・ミッドガルに強制的に放り込まれ、学園生の少女イリスの裸を見てしまう。さらに生き別れの妹・深月と再会した悠は、この学園に入学することになり…!?「本当にどうしようもなくなったら、俺がイリスを―殺してやる」「信じて…いいの?」最強の暗殺者になるはずだった少年と、落ちこぼれの少女が繰り広げる、“たった一つの物語”が幕を開ける―!アンリミテッド学園バトルアクション!(「BOOK」データベースより)

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 アニメ・コミカライズで大まかな流れは知っていたんだけど、おもった以上にカットされた部分が多くて驚いた。本来女しかいないはずの「D」という特殊能力者。男でただひとりその能力を持っていた主人公の物部悠は軍でとある特殊部隊の一員として生きていた。ところが、任務として「D」の少女達が集う学校に呼び寄せられ……というお話。

 兵器としての教育を受け、今にも心を押し潰されそうになっていた悠が、ヒロイン・イリスと出会い、恋に落ちる事で自分の“人間”としての部分をどうしようもなく思い知り、すんでのところで救われるという流れが、なんというか凄くうつくしかった。アニメやコミカライズではなんでもない場面のように描かれている二人の出逢いの場面にこんな大きな意味があったとはと、改めて胸が熱くなる。

 その一方で、イリスと彼女が生きるセカイを守るため、“人間”として培った絆を手放して竜を殺すための兵器になっていくのが切なくて、やるせない。あと本当に悠の義妹である深月の想いが切なくて……この1巻の終わり方、凄く好きです。手放したくないものをピンポイントで喪っていく感じ、物凄くぞわぞわする。

 しかし元々、コミカライズで悠を“悪竜”として教育した張本人・ロキ少佐があまりにもいかがわしくてうっかり原作にまで手を出したわけですが、コミカライズともアニメともまた違った意味でロキ少佐がいかがわしかった……。ニブル時代の話がどうよみなおしてもこの身囚われても心までは囚われない系ほもなんですがどういうことなんですか?悠が地文で少佐を呼ぶ時の呼称が“彼”なんですがマジどういうことなんですか?“私の悪竜(と書いてファフニールと読みます)”ってやらしくないですか?心までは囚われないしイリスと出会って救われたんですけど、ミッドガルにきた今もなお身体に染み着いてる昔の男との関係性みたいなのまじなんなんですか…だ、大丈夫講ラノだよ!(震え声)

 アニメはロキ少佐のねっとりとしたボイスが大変いやらしく、コミカライズに至っては開始3Pでいきなりほもがはじまる(曲解)のでほんとうにわけがわからない。コミカライズはほんと開始3Pがちょっといみわからないのでほんと読んでください!!→公式サイトに1話試し読みがあります

スレイプニルはロキ少佐と8人の美少年達なんですかね……。
(悠のスレイプニル時代の番外編ください)


ログ・ホライズン2 キャメロットの騎士たち

 

〈腹ぐろ眼鏡〉のシロエ、いよいよ本領発揮!!表面的な穏やかさは取り戻したものの、一方ですさんだ空気をまとい続ける“アキバ”の街。教え子たる双子・トウヤとミノリの拘留が発覚し、アキバの情勢に嫌悪感をぬぐいきれなくなったシロエがついに動く!歴戦を制した猛者11人を結集させ、無法地帯アキバに「希望」を取り戻す。 (「BOOK」データベースより)

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 セララを救出し、アキバの街に帰還したシロエ達。だが、彼らが街を離れている間にアキバの街はますますおもしろくないものになっていた。同時に、大災害が起こった時に一緒に居た双子が初心者狙いの悪徳ギルド『ハーメルン』に囚われていると知ったシロエはとある企みを企てるのだが……円卓会議結成まで。

 事態の解決には関係なさそうな料理の発見から様々な手を積み重ね、遂には無法地帯と化していたアキバに「円卓会議」という統治システムを築き上げてしまうまでの流れがめちゃくちゃ面白かった!しかも同時並行で双子を勾留しているギルドを統治システムの効力を他のギルドにわからせるための「見せしめ」役にとして壊滅させてしまうという一挙両得ぶり。ほんと、軽食屋「クレセントムーン」あたりからの流れが鮮やかすぎて心が躍る。

 やはり、アニメ版とくらべて各キャラクターの心の動きがたくさん描かれているのが美味しいなあ。特に、アニメだと円卓会議の面々を相手に冷静にふてぶてしく動いているように見えていたシロエが案外周囲のメンツに緊張してるとか、とてもニヤニヤする。特にこの部分はアニメ版で第三者視点からのシロエがどういうふうに映っているか知っているから余計ニヤニヤしてしまった部分かもしれない。逆に、アニメを後から見たら内心どれだけ動揺してるかとか想像できて楽しかったんだろうなあ。円卓会議結成のあたりは挿絵でも文章でも盛り上げてくるので、テンション上がりっぱなしだった。

 ギルドという存在に根強い抵抗感を覚えていた彼が新たな仲間と歩き出す為に、待っていてくれた仲間たちと共に新たなギルド<記録の地平線>を作ることを決意するまでの心の動きが本当に美味しいんですけど、にゃんた班長をギルドに誘うシロエが可愛すぎてちょっとどうしたらいいかわからない。この、なんですか、このシロエは、いけない!!!萌えすぎていけない!!!アニメでこのセリフカットされたのがあまりにも惜しい!!!

 円卓会議の場面ではあれだけツンツンしておきながら、「戦闘訓練」と称してお掃除をして帰っていくアイザックさんはツンデレだと判断できます。


ROBOTICS;NOTES 3 キルバラッド・オンライン

   
原作
5pb.×ニトロプラス

関東を襲った大規模な太陽嵐。その直後、東京でロボットの反乱が発生する。失踪した母の残したメッセージ、そして君島レポートの予言がついに現実となったのだ。しかもその実行犯としてネット上には神代フラウの名前が出回っていた。仕組まれた陰謀に次第に追い詰められていくフラウだったが、そんなフラウの前に八汐海翔が現れ!?閉ざされた電脳空間で始まる、二人だけの孤独な最終決戦―フラウ編感動のクライマックス。(「BOOK」データベースより)

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 「Robotics;Notes」の物語を登場人物の1人・神代フラウの視点から追うノベライズ完結編。フラウの個別ルート終盤を追う内容に加え、淳和視点から淳和の個別ルートを描いたスピンアウトも収録されています。

 フラウの、母親である古郡みなみと彼女の遺した「ガンヴァレル」への強い想いが胸に痛い。ゲームで若干唐突感のあったお風呂場のシーンや「ガンヴァレルが汚されちゃう」という発言を更に補強するような、作品への強い想いを感じる場面の数々がとても好きでした。元々“母さんの残したガンヴァレルを忘れられたくない”という目的の為にあんな凄いゲームを作ってしまうような彼女が、自身の行動が原因で母親とガンヴァレルまで汚されることになってしまうという絶望はいかばかりのものか。自分自身がけなされるよりも悲しいことって、あるよね。

 個別ルートが終わるところまでしか描かれないので、このノベライズ単品で追っていると「俺たちの物語はここからだ!!」で終わってしまうのが若干面白味に欠けるかも。角川スニーカー文庫のノベライズはこれに限らず原作を全て読んでいるの前提の副読本みたいな役割をするものが殆どなのでその辺は割り切って読むしかないけど。あとがきでも言及されているとおり、この後の愛理ルートでのフラウの暗躍とか、ゲーム終盤であき穂と海翔が東京に行ってる間の種子島の様子とか凄く見たかった気はするんですが…。

 ただ、神代フラウという引きこもりが八汐海翔というゲームオタクと出会い、1人の少女らしい恋愛感情を自覚する事で引きこもりを脱するという成長物語としては物凄く面白かった。奇天烈な言動の裏で物凄く緊張してたり、幼馴染のあき穂との関係を気に掛けていたり……みたいな部分がとてもとても可愛かったです。

 後半に収録された淳和ルートの物語は、正直ページ余ったのでとりあえず入れましたみたいな感じが強くて正直…な部分はあるんだけど、元のシナリオ自体が単独でとても良い話なので、物語を復習する的な意味で、面白かった。海翔が大徳寺一家と邂逅する話がカットされてたのが本当に残念なのですが……というか大徳寺父・祖父のツイぽアカウント酷いwww



40887956874088794842しかし、フラウ関係のメディアミックスは全体的に恋愛色自体が薄いロボノの物語の中でひときわ糖度が高いので良いですね。ノベライズは原作をやったひと/アニメを最後まで見た人への補強シナリオの側面が強いので未読者にはあまりオススメできませんが、フラウ視点から少しだけ原作の展開を変えつつ展開するコミカライズ版のほうは、原作未経験者にも満面の笑みでオススメできます。

 原作よりも若干マッドプログラマー度強調(だけど恋する乙女)なこなちゃんとか、原作よりも更に格ゲーバカ一代な海翔さんがとても良いよ!!「多少特殊な能力を持つ普通の少年少女達がロボットを作るため頑張る」な原作に対し「ちょっとおかしな一芸秀でた秀才達が華麗に魅せる」物語になっていてこちらもあわせてオススメしたいです。


ルートダブル - Before Crime * After Days - √Before

 
Shiri
 
原作
イエティ/レジスタ

2030年9月16日午前6時19分。研究学園都市・鹿鳴市の郊外にある巨大施設、原子力生物学機構第6研究所・通称『ラボ』にて、深刻な事故が発生する。ある目的のために施設を訪れていた高校生・天川夏彦たちは、その内部に閉じ込められてしまう。迫り来る炎の中、なぜか過去の記憶を鮮明に思い出す夏彦。だが、その記憶の中には、生き延びるための重要なヒントが隠されていた。奇妙な感覚、事故の本当の原因、そして残酷な真実―。最悪の極限状況の中で、壮大な人間ドラマがいま幕を開ける。 (「BOOK」データベースより)

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 Xbox360で発売されたアドベンチャーゲーム「ルートダブル」のノベライズ。とある事件の顛末を立ち位置が全く違う2人の主人公の視点から追った物語で、今回発売された「√After」と「√Before」はひぐらし・うみねこでいう出題編のような位置づけになっています。√Bはごく普通の高校生“天川夏彦”が友人たちと共に、コミュニケーターと呼ばれる超能力者を狙うテロ事件に巻き込まれていく中で過去のトラウマと対面し、それを克服していく物語です。

 √Aが「メルトダウンした原子力研究所の中で繰り広げられる極限系人間ドラマ/サスペンス」なので√Bを読むといきなりの女子高生ハーレム状態と学園異能モノ具合に驚くことになること請け合い。確かに√AでもBCと呼ばれる超能力の存在については語られてきたんだけど、表立ってこの能力を使うキャラクターが存在しないため完全にステルス設定化してるんですよね。

 9年前、偶然ラボでの事件に巻き込まれて大きな精神的外傷を負った幼なじみの少女と、彼女を巻き込んだ事を負い目に感じながら平穏な生活を望むようになった主人公。殻に閉じこもる事で閉じた世界の中で停滞していた彼らが、√Afterで語られたラボでのメルトダウンに巻き込まれたことを切っ掛けに少しずつその心を開き、BC能力を開花させながらかつての姿を取り戻していく姿が熱い。

 少しずつ前向きに変化していった夏彦に9年前の事故の真実の一端が襲いかかる場面は本当に衝撃的なんだけど、原作でこの事実を知ってからノベライズを読み直すと改めて……な場面が結構あって、面白かった。特に、夏彦の事をずっと見守ってきた彼女の行動の不自然さとその意味がわかると、なんというか胸にじんわり来るものが。周りの人々の本当の気持ちに触れ、自分がどれだけ彼女達に愛されて育ったのか目の当たりにすることで完全に「かつての自分」を取り戻す姿が頼もしい。

 原作ゲームプレイ済視点からいくと彼女の動きをはじめとして小説だからこそ見えやすくなっている行動がある一方で、微妙にカットされたり変更された展開が多かったのが気になりました。√Aでも渡瀬がトイレで“彼女”の幻影を見るシーンがカットされたりしてるんだけど、√Bは夏彦達の放課後ショッピングや徹夜カラオケの描写が削られてしまったのがちょっと残念。個人的に、平穏な日常を象徴する二大ほのぼのエピソードだったんだけどなあ、あれ。

 原作のままでいくと次の√Currentがかなり短いシナリオになるはずなので、これまでの微妙に変更された場面はそちらに関わってくる伏線なのか。多分グランドエンディングルートに行くんだろうけど√Doubleのグッド・ノーマルエンドがとても好きなのでそちらのエッセンスも盛り込んで欲しいなあというか、残りのルートの書籍化の際は小説ではないと見られないなんらかの仕掛けに期待したいです。

 なお、原作ゲームではどちらのシナリオから進めても良いつくりになっていて、時系列的には√Afterの前、もう1人の主人公である“笠鷺渡瀬”が記憶を失う前の物語になるんだけど、√Afterに関する重大なネタばらしがあるので個人的には√After→√Beforeの順番で読み進めることをオススメしたいです。というか、√Aはやはり渡瀬の正体知らないまま読んで欲しいよね。記憶喪失のヒーローまじかっこいい。

 そして大事なことなのでもう一回言うけどPC版は9月28日発売ですよ!!


マジカル少女系男子

 

一見、どこにでもいる普通の高校生の悠馬のバイトは、ちっとも普通ではない。なんと、魔法少女「メリー・メアリー」に変身して、街の平和を守るのが仕事なのだ。高校に通いながら自称・悪の帝王「ツリー・ベル」と戦う悠馬は、昼ご飯を食べるために入った中華料理店でサラリーマンと相席になった。そのサラリーマンは、瞳も髪の色も違うけれど、ツリー・ベルにそっくりで―。 (「BOOK」データベースより)

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これは良いフトモモパンチラ(※だが男だ)

 中身も大変美味しかったんですが、短いスカートからにょきっと生える男らしい太ももがたまりませんでした。女の子のような足でなくて、ある程度筋肉のついてる太ももがまらん。そして執拗にチラリズムを発揮するボクサーパンツ!!表紙でパンチラしてないのはきっと何かのトラップだとおもいます。

 ややヘタレ気味の残念Sな自称悪の帝王系サラリーマン×男前女装魔法少女系男子高校生。魔法少女の姿の時の最大のライバル「ツリーベル」と偶然平時に邂逅し、彼なりの事情や人柄が見えてきて戦うのを躊躇ったり、葛藤してしまうのが大変美味しい。割と登場人物の殆どが主人公にホレてる系の、いわゆる総受けハーレム的なお話だったんですが主人公が自分の恋心を自覚しはじめると紳士らしく身を引いて背中を押してくれるかませ犬の面々がとてもかっこよかったです。しかし、これだけかませ犬要員がいるならもうちょっと主人公を取り合って荒れてもよかったのになあとか思わなくも無いけど。特に同級生男子とかもうちょっと活躍すればいいとおもいました。

 あとがきで『ラノベでいえばセカイ系』という表現があったけど、一発物のBLというには惜しい位に色々世界観設定がありそうで、その辺が恐らくBL的には大事な部分ではないので……という感じで惜しげもなくカットされてたのが残念でした。魔法少女バイトが主人公の所属する組織だけでも30人いるとか、魔法の大系とかもちゃんと設定あるっぽいんだけどなあ……個人的には同世界観でのスピンオフか、主人公が魔法少女として働き始める事になった頃の前日譚とか凄く見たかった気がします。

 っていうかどうして龍司さんの魔法少女姿の挿絵が無いんですか(真顔)


俺はまだ恋に落ちていない

 

「…ふん。さっすが男に縁のない女子校ちゃんは、がっつき具合がはんぱないわ」「…かく言うあなたは、たった二回しか会ったことのない殿方に、なにかご用でも?」「今で三回目よ。つまりあんたより多いわけ。分かる?」高校生・赤井公は友人の田所からふたりの妹・恵衣美と詠羅を紹介される。活動的なロングヘアの高校生・恵衣美。占いが好きなショートカットの中学生・詠羅。会うたびに、ふたりと仲が良くなっていく赤井だが、ふたりの仲は最悪の関係!?GA文庫大賞“期待賞”を受賞のトライアングル・ラブコメディ。 (「BOOK」データベースより)

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 友人・田所の引越しを手伝わされた際に出会った、田所の双子の姉妹への「アタックけん」をもらってしまった赤井。それ以来なにかとふたりと出会う機会が増えたのだが、姉妹の仲が悪いのが物凄く気になって…というお話。

 過去のとある事件をきっかけにして人間関係に色々と機敏になってしまった主人公が、双子の姉妹やふたりの周囲の人々の関係を見過ごせず、時にはおせっかいすぎるくらいに親身になってあげる姿が好ましく、かっこいい。正直メインのラブコメ分よりも、周囲の人間関係と主人公を中心にするどこか淡々とした青春模様の方が面白かった。特に不仲になりかけていた恵衣美の友人カップルを、無関係の赤井が首突っ込んで仲直りさせる展開はアツい!

 ただ、タイトル的にもっとラブコメラブコメしたものを想像していたせいか、ラブコメとしてはちょっと物足りない感が強いかなあ。双子から主人公への好感度がかなりしょっぱなからMAX付近なのに物凄く違和感あったし、一方の主人公はどこまでも過去のトラウマから不仲だった人間関係を見過ごせなかっただけという感じがして、タイトル通り「俺はまだ恋に落ちていない」状態。…なのに、相手の方は結婚まで考えてるってちょっと愛が重いよ!!赤井にも双子にも色々と裏がありそうな感じはしたのでもっとその辺を1巻からばんばんだして欲しかったというか、多分続刊以降色々見えてくるんだろうけど、1巻だけだと色々と説明が足りなくて残念という印象を受けました。

 ところで、田所(兄)と山城はデキてるんですか?



2009年下半期ライトノベルサイト杯投票します。

ラノサイ杯に投票します。今年は既存:新規で4:6です。新規部門がとても豊作だった……
しかし、10作品中「女装ネタ含作品:4、百合:2、TS:1」って何だこれ自分歪みなさすぎる。

■ 2009年下半期ライトノベルサイト杯 開催のお知らせ(平和の温故知新さん)
↑詳しいルールや投票の仕方等はこちらから↑


既存部門


■ バカとテストと召喚獣6.5/7(6.5巻感想/7巻感想

女装祭り萌ええええええ!(6.5巻)+悪友バッテリー燃ええええええ!(7巻)
アニメから入った人は原作を読んで雄二と明久の悪友燃えにゴロンゴロンすればいいです。本当に、7巻ラストの明久がかっこよすぎて悶えました……もう言葉などいらぬ。あと6.5巻の雄麗ちゃんは素晴らしすぎると思います。ごついのに美女とか反則…!!

萌えも燃えもラブコメもBLも標準装備でまさしく「全方位向け」なバカテスの今後が本当に楽しみ。
【09下期ラノベ投票/既存/9784047261952】
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■ 死神姫の再婚 孤高なる悪食大公 (⇒感想

糖度の高さが尋常じゃない、今全力でイチオシの少女小説。
奥様LOVEを隠し通せなくなってきたコワモテツンデレ旦那様のデレッデレぶりと、恋に疎い奥様の「おなかいたい」にキュンキュンしましょう。彼等の周囲で繰り広げられる恋愛模様も見逃せない。

普通に男性ラノベ読みにも読んで欲しいシリーズ。
【09下期ラノベ投票/既存/9784047260658】
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■ SH@PPLE—しゃっぷる—(⇒感想

甘酸っぱく糖度高めな入れ替わりラノベ、が段々すごい展開に…!
主人公・雪国を巡るヒロイン達、「入れ替わり」によって発生した様々な行き違いの清算が一気に押し寄せて本当にすごい展開に…この怒涛の展開は終盤の「とらドラ!」を思い出す。ベクトル的には似てるよね。

主人公たちが全員幸せな未来へたどり着けるよう祈ってます。
【09下期ラノベ投票/既存/9784829134634】
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■ 騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood(⇒感想

しずるさんvs統和機構な上遠野作品スピンオフ。
物凄く久しぶりに読んだ上遠野作品でしたがすごく面白かった!ブギーポップシリーズ及び「しずるさん」シリーズを読んでないと入り辛い、という難点はありますが中盤までのMPLS対決な展開から、一気に「しずるさん」の世界へと物語が切り替わっていく様子に圧倒されました。

でもとりあえず、普通の「しずるさん」の続編も読みたい、って言ってみる。
【09下期ラノベ投票/既存/9784829176818】
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新規部門


■ 紫色のクオリア(⇒感想

圧倒的なスケールで繰り広げられる、百合SF。
生き物全てを「ロボット」という形で視る少女の「友達」になった主人公。たった一人の大切な親友を救うため、人間を越え時空を越えて無限の並行世界へ拡がっていく……というお話。とにかく「圧倒される」というのがある意味全て。本当にすごかった。

しかし、何気にラストの展開は色々深読みしてしまう…っ!
【09下期ラノベ投票/新規/9784048679046】
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■ 384,403km あなたを月にさらったら (⇒感想

ドジッ娘策士と子悪魔天然ヒロインの繰り広げる、ちょっとえっちなガールズラブ。
正直百合エロはちょっと……とおもってたんですが、これは本当に良い百合だった!!前半は主人公のドジッ子具合に、後半はヒロインの手玉に取り具合と女の子二人のキャッキャウフフ具合に大変ごろごろします。

しかし、本当に理世×美由紀のリバシエロをどうしてカットしたし
【09下期ラノベ投票/新規/9784829665152】
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■ ぐらシャチ(⇒感想

ほのぼの……だと思ってると痛い目を見る、ガールミーツ未確認生物。
ちょっととっぽい主人公が言語を解するシャチと出会う、ほのぼの異文化コミュニケーションもの……だとおもったらいつも通りの中村恵里加で大変ホッとしました(待て)全く異なる習慣を持つシャチのグラと普通の少女が奏でる不協和音と、部外者でありながらその二人を繋ぎ合わせた一人の少年の姿にほっこりしました。

ダブルブリッド好きなら迷わず読むべし。読んだ事ない人は中村作品入門として是非。
【09下期ラノベ投票/新規/9784048681476】
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■ ラ・のべつまくなし ブンガクくんと腐思議の国 (⇒感想

「等身大の」腐女子像が心地よい、正統派ラブコメ。
最近ラノベに出てくる腐女子というとイタいところを誇張してるキャラ多すぎ!と思ってたのですがこの作品のヒロイン・明日葉は本当に等身大の腐女子ヒロインで、もうそれだけでニヤニヤできました。腐女子とラノベ作家とか、Twitter小説とか色々イマドキのネタを詰め込みました感はあったけど、中身は本当に直球な甘酸っぱいラブコメで、楽しかった!

今度出るらしい続編も楽しみです。
【09下期ラノベ投票/新規/9784094511673】
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■ ラッキーメイド天くん(⇒感想

大好きな女の子の為、一生懸命な主人公が一途で可愛い「女装少年」モノ。
ミエミエに狙ってる総受け男の娘モノかとおもいきや、主人公が意外にちゃんと「恋する男の子」していてすごく良かった!男のプライドも捨ててでもヒロインを守ろうとする主人公の頑張りにはニヤリとしました。色仕掛けのシーンがすばらしいです。すばらしいです。

あとは、伏字使わなくていい表現方法をしてほしい…面白いのに勿体無い。
【09下期ラノベ投票/新規/9784894259546】
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■ 魔王様げーむ!(⇒感想

あまりにも歪みない「紳士(という名の変態)」な魔王様が素敵すぎるTSモノ。
「姿形が女の子なら中が元・男でもオールオッケー!!」というあまりにも女子に対して歪みなさすぎる魔王様が素敵すぎて惚れた。元男なのに女にされてしまった主人公のウブな反応や少しずつ女としての自分に順応していくと同時に理不尽な感情に捕らわれて悶々とする姿も良かったです。

個人的に物凄く2巻が読みたい作品なので、売れて欲しい…!!
【09下期ラノベ投票/新規/9784059035428】
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