ページ 158 | 今日もだらだら、読書日記。

フルメタルパニック!同情できない四面楚歌?

オンライン書店ビーケーワン:同情できない四面楚歌?同情できない四面楚歌?


[著]賀東 招二 [絵]四季 童子
富士見書房(2000.6)

「そういえば、あんたって実は強かったのよね……」
「うむ。自分でも最近、忘れがちなのだが……」

ああ思ってたの私だけじゃないんだととりあえずツッコミ入れさせていただきます短編集第四弾(笑)

今までの短編集はとにかくひたすらギャグな感じだったのですが、今回は本編や短編の番外編ともいえる、ちょっと重めの話が多かったです。「追憶のイノセント」はホントに青春ですね。生徒会長の過去がなかなか良いです。

んで、他の2つが重い分、残りの2つのテンションの高さが非常に高く感じられました個人的には「磯の香りのクックロビン」が今回の話の中では一番好きです。最初から最後までとにかくくだらない、ってところが大好きです(笑)マオさんの番外編もかなり好きなんですけどねー。段々クルツ好きになっている自分が居る…(ガクガク)

おとなのスニーキング・ミッションはいろんな意味で最高。
「小説創るぜ!」でも思ったけど、こういうひねりの上手さはホント尊敬しちゃいます。


フルメタルパニック!揺れるイントゥ・ザ・ブルー


揺れるイントゥ・ザ・ブルー—フルメタル・パニック!
[著]賀東 招二 [絵]四季 童子
富士見書房
2000-02

 

どこまでいくのやらラノベ関係フルメタ連続コンボ継続中(笑)しっかりと5作品先まで大人買いしちゃってるので当分続くんでしょうなこれ。ラブコメ大好きな私としては、もう今回のような展開大好きです。ほんと。宗介とかなめって仲悪そうに見えてなんであんなにラブラブなんだっ!!

タイトルとおり、今回の舞台は海。
しかもラブコメお約束ともいえる、仲違いネタです。もうホントに萌えます(笑)クルツがまたいい味出してるんですよー。こういうキャラ大好き!

しかし、本編自体は非常にハードです。
連続して短編を読んだ後だと「宗介ってかっこよかったんだ…」なんて失礼な事を思ってしまいますがテッサやかなめなど女性陣もかなりかっこよくて、もう同じ女性として爽快な気分ですね。話も段々核心の部分に触れてきたりして、ほんと目が離せません。

どうでもいいけど、なんとなーくガウルンのイメージが脂くさそうなオジサンというイメージで定着してしまっていた私はほんと中国人に土下座して謝るべきだと思います。いや、なんというか今までのガウルンの言動が結構親父くさ…げふげふ(ファンの方すいません)イメージとは180度違って、どちらかと言うと最遊記のなんとか博士が体育系になったようなイメージでびっくり。まあ、よく考えたら最初想像してたような脂ギッシュ親父にASなんぞ操縦できないって話なんですけどね。

あと、今回の後書き、賀東先生どうしちゃったんですか?
あんな面白い後書きを読んだのは「キノの旅」の時雨沢先生以来ですよ、いやほんと。

最後の宗介とかなめのラブラブシーンがほんと好きです。
素で殺し文句だと思うよ…あれは(笑)


フルメタルパニック!自慢にならない三冠王?


自慢にならない三冠王?—フルメタル・パニック!
[著]賀東 招二 [絵]四季 童子
富士見書房
1999-10

 

フルメタコンボ続行中。
どこまで続くんだろうこのコンボ(笑)

というわけで短編集第三段です。最近このシリーズ、宗介の変人っぷりよりも周囲の変人っぷりが凄いことになってきたような(笑)特に生徒会長とか生徒会長とか生徒会長とか。

とりあえず一番のお気に入りはなんといっても「すれ違いのホスティリティ」。割と常識人っぽく見えるかなめちゃんが遂に壊れた回というかなんというか…。この話と「猫と子猫のR&R」、珍しく宗介がまともな人っぽいですよね。…いやまあ基本的なところは変わってないけど…。

嫌がらせをしているとすら気づいて貰えない小暮先生ががちと哀れでした。彼に幸あれ。

逆に宗介の変人っぷり爆発なのが「雄弁なポートレイト」でしょうか。本気で笑いが止まらなかったです(笑)あと、「大迷惑のスーサイド」の宗介流「野球の守備」も猛烈だった。

ヴィジュアル的に猛烈なものがあったのが「おしつけのフェティッシュ」ですが何気にこのシリーズ、着ぐるみネタが多いよなあ…ボン太君を見て、なんとなく「棄てプリ」のスーピィ君を思い出しました。

さー次は長編の続きだ?(まだコンボ続ける気だこいつ)


フルメタルパニック!本気になれない二死満塁?


本気になれない二死満塁?—フルメタル・パニック!
[著]賀東 招二 [絵]四季 童子
富士見書房 1999-05
by G-Tools

 

凄い勢いでフルメタ読破に走ってます。こんなに集中して本読んでるの久しぶりだなあ…。

短編集第二段。相変わらずわらかしてくれます。今回はやっぱ一番笑ったのは「やりすぎのウォークライ」でした。長編とはふた味違った宗介のお茶目な一面が見れます。

ラブコメ好きとしては「一途なステイク・アウト」が本気でツボ。
かなめのデートを目撃しながらめちゃくちゃ取り乱してる宗介が可愛い!着ぐるみかぶってヤクザと喧嘩したり、ゲーセンのガンシューでホンモノの拳銃使ったり相変わらずボケも冴え渡ってます(まて)

「空回りのランチタイム」もなんか好きです。
こういうハイテンションなギャグは大好きなので。
というか冒頭の宗介の古文訳が突拍子も無くていいなあ(笑)


フルメタルパニック!疾るワン・ナイト・スタンド

フルメタルパニック!疾るワン・ナイト・スタンド
[著]賀東 招二 [絵]四季 童子
 
速攻買ってきちゃいました第二段(笑)

今回はテロ組織が相手。1巻はもう敵がかなり札付きの悪という感じで同情の余地もなし、だったんですが今回はなんか敵が憎めなくて、ちょっと可哀想だったなあ。

個人的にはテッサが宗介にほれるあたりのくだりが唐突でちょっと不満。ていうかテッサ、しょっぱなから宗介に気ありまくりじゃん(笑)ちょっとというかかなり、この辺に不満は残るんですが…。最初仲悪かったかなめとテッサが段々仲良くなっていくあたりの書き方は上手いなあと思いました。

しかし、喧嘩のお詫びに芥子の花(←麻薬です)を渡す宗介ってなんだかなー(笑)相変わらずその辺のギャグの面白さは健在です。ハイテンションですよ!


フルメタルパニック!放っておけない一匹狼?

オンライン書店ビーケーワン:放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)?放っておけない一匹狼(ローン・ウルフ)?

発売:1998.12
発行:富士見書房
[著]賀東 招二 [絵]四季 童子
ほんとは「疾るワン・ナイト・スタンド」よりこっちのほうが先です。シリーズの短編番外編を集めた短編集。本編と違って最初から最後までハイテンションのギャグが続きます。いやほんと電車の中で読むと危ないです(実話)

宗介はいたって本気なのに、考えてることが完全に電波はいってて笑える。そして誘拐=拷問なのかってあたりがまた素敵にエロい勘違いですね。でもコテコテのギャグの中でもさりげなくラブコメもあって、個人的にはツボかったです。

かなめと宗介、なんだかんだいってめちゃくちゃお互いのコト、意識してるんだよな…(笑)

一番好きな話は書き下ろしの「シンデレラ・パニック!」です。
魔法使いの宗介がありえなさすぎる(笑)


フルメタルパニック!戦うボーイ・ミーツ・ガール

オンライン書店ビーケーワン:戦うボーイ・ミーツ・ガール戦うボーイ・ミーツ・ガール

発売:1998.9
発行:富士見書房
[著]賀東 招二 [絵]四季 童子
スレイヤーズ!シリーズも終わっちゃったし(すぺしゃるは続いてるけど)捨てプリも終了してしまい、富士見ってほんと最近面白いのないなーと思ってたんですが(失礼)いやいや、まだ面白い作品ありますね!久々にすっかり夢中になって読んでしまいました。

元々は「小説作るぜ!」で割と面白かったから興味を持ったのですが。
そういう意味でのあのアンソロは大成功だったと思う。

ギャグあり、シリアスあり、ラブコメありでどのパートも物凄く作品に惹きつけられます。ストーリーもさることながらキャラが魅力的で、応援したくなるのです。可愛くて生意気ってだけじゃなく、「強いヒロイン」のかなめちゃん萌え!最初の方のギャグコメディの部分では何度か笑ってしまいました。

内容自体はかなりシリアスのはずなのに、それを感じさせない軽快なストーリー。ページ数は多いけどマンガみたいなノリで読めるので、ライトノベル初心者にもかなりオススメです。なんかこれぞライトノベル!って感じでよいですね?。個人的にはこのくらい軽快な方が、読みやすくて好きです。


突撃アンソロジー 小説創るぜ!

4829116021突撃アンソロジー 小説創るぜ!

[著]秋田 禎信、神坂 一、榊 一郎、賀東 招二
[絵]金澤 尚子、すまき 俊悟、小笠原 智史、ひろやま ひろし、鶴田 謙二
 
読者のリクエスト葉書を元に小説を書くという企画の単行本化。

執筆陣は「オーフェン」の秋田禎信、「スクラップドプリンセス」の榊一郎、「スレイヤーズ!」の神坂一、「フルメタルパニック!」の賀東招二とライトノベル好きじゃなくても聞いた事はある作品の作者ばかりです。(というか、アマゾンの作者名に賀東さんの名前だけ抜けてるのは何かの虐待行為とかそういう方向ですか)

正直最近じゃすっかり新人さんの作品は富士見より電撃な感じで一時の知名度はどこに?って感じがしなくもない富士見なんですが(というか最近正直富士見ファンタジアの新人で当たり引いたこと無いんで言ってるんですが)こればっかりは、著作の知名度に負けて買ってしまいました(笑)
一応賀東さん以外は一冊以上著作を読んだことあったので、興味あったというのもあり。(ちなみに秋田先生ので読んだことあるのは何故か「オーフェン」じゃなくて最新作の「エンジェル・ハウリング」だったりします…)

全体的に言ってどれも面白いです。流石富士見の人気どころを集めただけはあるなという感じ。葉書に書かれたリクエストのひねりかたも流石ベテラン(?)作家さんだけあるなーと。

賀東さんの話は特に、レビューサイトでは酷評されてましたが、その皮肉り方はうまいと思います。いやまあ自分があのハガキ送った立場だったらちょっと嫌だけど。私はこの作品がきっかけでフルメタルパニックに手を出す事になったので(笑)
秋田さんの話も最初から最後までどシリアスな「エンジェルハウリング」しか読んだこと無い私にはやばいくらいコテコテのギャグしてくれてて、新鮮だったり。

最終的に一番好きなのは神坂さんの「明日の大魔王」かな。
特有の軽快なノリとありえない設定に大爆笑させてもらいました。

個人的には第二段希望なんですがやっぱダメかな?。


かりん 増血記

かりん増血記 1

[著]甲斐 透 [絵]影崎 由那
富士見書房 2003-12
 
ぶっちゃけこの小説が何故富士見「ミステリー」文庫から出てるのか解らない。

漫画版の絵柄の可愛さにひかれて小説版買ったんですが、小説がオリジナルかと思ったら実は漫画版がオリジナルだったのね^^;

吸血鬼ならぬ、増えてしまった血を与える「増血鬼」という設定にまず笑いました。増血できないと鼻血が出てしまうという設定にも大爆笑。ただ、それ以外の内容は典型的「萌え狙い」な作風で、個人的にはあんまり好きくなかったなあ・・。ここまでふっとんだ設定だったらもっとこう、バリバリギャグな作品かと思ったのですよ。

ストーリーの内容はタイプの違う男の子2人にヒロインが取り合われるという、ありがちなラブコメ。ラブコメ好きさんには楽しめることでしょう。個人的には雨水君の方がタイプです。というか十文字のようなタイプって側にいたら迷惑だよなあ(失礼)

最後から3番目の挿絵が恥ずかしすぎてバスの中で慌てて本を閉じる羽目になりました。
なんというか、全く原作を読もうという気にはならなかったので「漫画が主体のノベライズ」としてはどうなんだろう。ただ「かりん」の方向性が私とあわなかっただけかもしれない。実際漫画版は非常に売れているようなので、実際は面白いのかもしれないけど小説版のイメージが悪くて手をつける気にならないんだよなあ…設定自体は面白そうだったのでひょっとしたら小説版で損してるような気がする。


インフィニティ・ゼロ—秋‐darkness pure

インフィニティ・ゼロ 4 秋〜darkness pure

[著]有沢 まみず [絵]にのみや はじめ
メディアワークス 2004-11
 
学校行く途中に読んで、涙が止まらなくて困りました。正直、3巻の内容が救いようがないほどの鬱展開だったので、そして私の中で「吸血鬼のお仕事」最終巻がトラウマ級に痛すぎたので3年ぶり?に新作で完結編、ってどうしても良いイメージ抱けなかったんですよ。そして「こんなことなら完結させない方が良かった」みたいな最後を予想してました。

ある程度、ここまでやってしまったら
鬱エンドにいかれてもしょうがないだろうな、って。

期待を見事に良い方向に裏切ってくれて、ありがとうございます(泣)

後半の悲しい展開に涙をこらえるのに必死でした。そしてエピローグで、本当に泣きました。涙が止まりませんでした。終わり方が本当に綺麗で。もういいよ鍵のパクリでもなんでも、こんなに泣かせて貰ったんだから(笑)

ただ、個人的に今回の話はKEY作品よりも新井素子の「グリーンレクイエム」を思い出しました。あの作品の最後の展開に、子供心に物凄く納得がいかなかったんで、今回の最終巻が本当に嬉しかったんです。どんなにヒロインが忘れて欲しいと願っても、主人公はそれに立ち向かって、幸せになれなくてもいい、ヒロインの事を忘れずに最後まで覚えていて欲しいと願ってしまうのは私が女だから、というのもあるのでしょうが・・・。(友人に話した所、鍵ゲーの“ONE”かなにかに似ていると言われましたが…まあもうその辺は気にしちゃダメ!!)

本当に待った甲斐がある良クォリティの作品をありがとうございます。「いぬかみっ!」はあまりにもギャルゲ臭が漂ってきて痛すぎて読んでないけどごめんなさい(蹴)

ひとつだけ不満点を上げれば、挿絵。
「浄眼」は作品を語る上で外せない要素だし、ひとつの萌えポイントであるとも思うのですが、少しでも描き分けて欲しかったと思うのは我侭ですか?私は何度挿絵見てもそこで萎えるんです。黒目の部分を少なくするとかそういうちょっとした書き分けでいいのに、どうしてそれをしてくれないかなと。

最初の方は確かになんとなく描き分けてたっぽい印象を受けるんだけど、最終巻は完全に忘れてるだろ?って感じで、それがどうしても嫌でした。こういう作品だからこそ絵にはこだわりたいんです。特に人物の表情・瞳には。

どれがどの作品のパクリだとか気にしないでお話を読める人にはオススメの作品です。というかもう完結しただけでも手放しで五つ星あげたいです(笑)