“あざの 耕平” の検索結果 | ページ 2 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:あざの 耕平 (36 件 / 4 ページ)

東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest ?

 

土御門夏目―芯が強くて楚々とした、春虎自慢の幼なじみ。…の、はずだった。半年前までは。しかし現在。「このバカ虎!」。半年ぶりに再会した幼なじみは、陰陽塾きっての秀才で口が悪くて素直じゃなくて、とある理由で男装女子になっていた!?そして、その男装女子に日々振り回されている、日本一ツイていない少年、土御門春虎。「夏目君とデキてる…ホモなんでしょ?」「いや実は幼女好きだって」。クラスメイト曰く『ホモだと思ったらロリコンだった』。心ない噂と運の悪さに苦しむ春虎。しかも二年になった二人を襲ったのは、あの夏の日の「嵐」!大騒動の学園生活を経て波乱の新学期がいま始まる。 (「BOOK」データベースより)

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「……桜が似合うな、春虎」
「え?な、なんだって?」

しょっぱなから↑で萌え死ぬかと思った。冬児が春虎を口説いているようにしか見えません!!鈴鹿復活のドタバタを描いた中編+短編という構成の学園ラブコメ系番外編。しかし、春虎はバカ通り越してakihisa化が進んでませんか。

夏目の正体が女だとバレそうになってドタバタしたり、春虎の天然フラグ立て能力に夏目やコンが悶々としたりするのが微笑ましすぎる。個人的に春虎のデート(?)を夏目やその他の人々が尾行する「ブラッディー・ホリデー」が一番好きだった。取り乱し暴走する夏目可愛いよ!普段は仲が悪いコンと夏目の意気投合ぶりにも爆笑。

それにしても男の娘やら貴腐人やら、色々な意味で濃いキャラが増えたなあ。寮母二人はなんというか一番男子寮の寮母にしちゃいけない人材だと思うんだけど如何なものか。あと違うぞ間違っているぞ!真実がわかってないから仕方ないのかもだけどそこは腐だったら春虎と夏目じゃなくて本能で正体を嗅ぎ分けて春虎と冬児に萌えるところ!!(え

……個人的には春虎・冬児は安泰として(何の)、大友・小暮の教師組にも注目したい心持です。


東京レイヴンズ3 cHImAirA DanCE

 

進級試験に挑む、陰陽塾の若き闇鴉、春虎たち一年生。しかし落ちこぼれの春虎は、筆記試験は壊滅的、実技試験でも呪術をうまく使いこなせず夏目をはらはらさせるハメに。そんな中、都内各地で突如として霊災が発生。かつて霊災で後遺症を負った春虎の親友、冬児の身体にも異変が起き、同時に『オーガ・イーター』と呼ばれる『十二神将』最凶の陰陽師が現れ―!「魔」に蝕まれる冬児、土御門次代当主として事態収拾に走る夏日。春虎は、親友を救うため、主である夏目のために、奔走するが!?―。 (「BOOK」データベースより)

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deltazuluレイヴンズの三巻は、僕の中のうららセンサーが反応しまくる
 「東京レイヴンズ」の三巻を読みながら、うららさんが高速ローリングするだろうなあって何度も思った。
kusumirin東レ3巻が、非常にうららさん仕様だと思いました、まる。
haduki_aレイブンス読んだ。なるほど確かに一切疑問を挟む余地なくうららさん得だ。
Sr_Krkレイヴンズ読み終わった…これはやばいこれは燃える 夏目さんに羨ましいと言わしめるほどの悪友話 うららさんマジ早く読むべき
soundsea東京レイヴンズ3のうららさん得理解www
kimpeaceあ、7人目追加でお願いします。読んでてすぐに把握したよ!
maronu確かにこれは私の中でうららセンサーが点滅してる
inn_hatenaこれはうららさん得すぎるなまじで
ym___うらら得を把握した
※@ID省略、鍵垢のかたの発言は該当箇所だけ引用。

発売日から読み終わるまでに計10人に「うらら得」と言われた件について

陰陽塾の進級試験として程度の低い霊災の対処に当たる事になった春虎達。ところが、試験の最中に東京各地で異変が起きる。その霊災は奇しくも2年前に冬児が巻き込まれた事件に酷似していた。事件の「後遺症」に悩まされる冬児に対し、春虎が取った行動は……というお話。とにかく発売直後から「うらら得」「うららさんはすぐに読むべき」と言われ続けたわけで、そんなにハードル上げられたら余程の悪友萌えじゃないと納得しねえぞ!!って思ったけど中盤で陥落した陥落せざるをえなかったなにこの「ずっと悪友のターン」萌えしぬ

冬児と春虎の悪友関係が改めてとても美味しい。過去の事情から世間の望む自分を演出し、虚無感と諦観に囚われていた冬児に『信頼』という名の呪いを掛けて、暴走する力のストッパーとなっていく春虎の関係がとても美味しい。世間をどこか斜めに見ている冬児が直情バカの春虎に救われ、惹かれていく姿にとてもニヤニヤする。っていうかこいつら青春しすぎだよ!!悪友どもが青春しすぎで生きるのが辛いよ!!正ヒロインも羨む男子二人の友情萌ええええ!!!

そして、主人公コンビの活躍もさることながら、大人たちの活躍がまた美味しい。特に終盤の大友&鏡&小暮のやりとりにはニヤニヤが止まらなかったです。仲の悪い大友・鏡が小暮に文句言う時だけ意気投合するのに超萌える。

大人組もこれから物語に絡んできそうな気配だし、後遺症を克服したとはいえ冬児の話も本筋に絡んできそうな気配。色々と動き出しそうな今後が本当に楽しみです。


東京レイヴンズ2 RAVEN゛s NEST

 

教室中から突き刺さる、視線、視線、視線、好奇と、僅かな敵意。級友から向けられる幾つもの視線に春虎は気圧される。けれど―バカ虎!迷いのない、まっすぐな瞳。自分を見つめる幼なじみの少女―夏目の姿に、春虎は自分を取り戻す。闇鴉たちを育成する陰陽師育成機関、陰陽塾。夏目の式神として生きることを決めた春虎は、東京の陰陽塾に転入する。しかし、そこで春虎を待っていたのは、『しきたり』により男装した夏目と、土御門に冷たい塾生たち―そして、二人を付け狙う呪術界の闇だった!?時を超える陰×陽ファンタジー、学園編スタート。 (「BOOK」データベースより)

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舞台を東京に移し、いよいよ本格始動な感じのシリーズ第二巻。夏目の「式神」となった春虎は、悪友の冬児とともに夏目の通う陰陽塾に入学。とんとわからない授業や『土御門』の血のせいで敬遠する級友達に戸惑いながらもなんとかクラスの中に自分の居場所を作ろうと奮闘するが……というお話。

友達なんていらないと自ら殻を作る夏目、裏で上手く立ち回りながら計算ずくで行動して少しずつ学校内に居場所を作っていく冬児、天然バカゆえの計算しない純粋さで正面から周囲の壁をぶち壊していく春虎……と、3人の性格が綺麗に行動に表れてて面白い。冬児はとにかく今回は裏から立ち回るポジションなんだけど、それでいて割合さっぱりしてるのが良いなあ。天馬と冬児のやりとりには思わずニヤリとしました。そして春虎にヤキモチやいたり、不甲斐無さに憤る夏目が本当に可愛い。

彼らの「敵」となる人々の姿も見えてきて、今後が本当に楽しみ。というか3巻の予告で滾らざるを得ないのですが!!冬児メイン回か、そうなのか!!


東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN

 

『ぼく、シキガミになる。ずっと一緒にいて、ずっと護ってあげる』それは遠い昔の約束。彼がまだ“将来”の意味を知る前の―。霊的災害“霊災”が多発し、陰陽師たちが活躍する現代。土御門春虎はトコトン運の悪い少年だった。陰陽師の名門に生まれながら、才能はからっきし。この16年の人生で、死にかけた回数12回。そしてある夏の日、極めつきの受難が、彼の前に訪れる。「久しぶりです―春虎君」土御門家次代当主である幼なじみの少女、夏目。彼女との再会が、春虎をかつて見た“将来”へ―波乱に充ちた“未来”へと導き始める!闇に舞う鴉たちの、時を超える陰×陽ファンタジー。(「BOOK」データベースより)

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とある陰陽師が引き起こした事件により「霊災」が多発するようになった現代を舞台にした陰陽ファンタジー。

個人的に陰陽ファンタジーとかいわれた時点で相当自分のツボに直撃だし、夏目と春虎の素直になれない幼なじみの距離感とか、実は本番に弱いタイプな夏目とヘタレだけどいざとなったらやる春虎のコンビ具合もたまらないのですが、春虎&北斗&冬児の仲良しトリオの破壊力がやばかった!!春虎を振り回す北斗と鈍感すぎる春虎の様子にもニヤニヤしたのですが、春虎と冬児の悪友具合がやばい。北斗を示す人称代名詞として「悪友」という単語が頻出するのですが一回だけ「悪友」が「親友」になってる部分があって、使い分けに滾った。この二人のツーカー具合とか、事情を聞くのは後回しに必要な情報だけ伝えてくる冬児とか、それに対して春虎が返した言葉とか……くわああああああ(ごろごろごろごろ)

序盤から右肩上がりに面白くなっていって、特に北斗が(ネタバレ)後の展開はもう本当に息もつかせず畳み掛けてくる感じで、凄かった。特にエピローグの展開には、ニヤニヤが止まらない。そこまで鈍感なのかバカ虎!!と夏目や冬児とともに叫びたくなりました。1巻は2巻以降へのストーリーへの導入、というカンジではあるんですが、そんなの気にならないくらいに面白かったです。次巻が楽しみ!!



ところで、少年エースで連載されているコミカライズ版も読んだ(現在少年エースだけ某コミカライズのために購読しているので)のですが、原作もコミカライズ版も猛烈に面白いのですが同時並行で全く同じ展開を原作に忠実にやっているので雑誌で同時に読んでしまうと原作を読む際の楽しみが薄れてしまうかなあ……と思いました。「デュラララ!」のコミック版を読んだ時にも思ったのですが、原作に忠実展開のコミカライズって、原作を読むときにどうしても新鮮味が薄れてしまうなあと……

原作忠実展開コミカライズ自体はキライじゃないんですが、同時並行でやるのなら忠実展開ではなく、全く違ったものをやったほうが良かったんじゃないかなあと……個人的には小説の語り口が好きだったので、コミック版は単行本にまとまってから読もうと決意する今日この頃なのでした。

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Dクラッカーズ+プラス 世界?after kingdom?

[著]あざの 耕平 [絵]村崎 久都

“カプセル”を巡る一連の事件から数年後…平和を取り戻したかにみえた葛根市に『アロマ』と呼ばれるドラッグが蔓延し始める。親友の蘭子から、弟が『アロマ』のパーティに参加しているという相談を受けた歩美は、かつて学校を騒がせていたというトラブルシューティング「実践捜査研究会」のOGを頼ろうとするのだが…
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梓と再開する前の景の姿を描いた短編と、一連の事件から数年後に起こった『アロマ』をめぐる事件を描いた短編を収録した「Dクラッカーズ」シリーズの新規書きおろし作品。

なんか普通にこの『アロマ』をめぐる事件で第二部とか作れそうで、なんだかこれで一応終了、というのがちょっと惜しくなっちゃう書きおろしでした。歩美と蘭子のコンビもなかなか魅力的で、彼女達を主役にして?…なんて展開も考えられちゃいますが、物語が終わってもどこかで景達は頑張ってますってな感じの終わり方で、これはこれでよかったかも。

お馴染みのキャラクターたちが主役2人を喰わない程度に上手いこと活躍していて、その度合いが絶妙でした。各キャラクターたちのその後の姿もしっかり描かれていて、それでも物語り自体はちゃんと歩美と蘭子の物語としても成立してるところが本当に絶妙なバランスという感じで…もうちょっと梓達が出張れば主役2人は喰われてしまっていただろうし、もうちょっと主役2人が活躍してしまうと「Dクラッカーズの後日談」としては物足りなかったでしょうから。このバランスは本当に凄い。

この番外編の甲斐氷太がまた実に“らしく”て素敵です。本編では最終的に共闘という形を取ったわけだけど、あくまでそれは“一時的な”共闘であり、本質的には強い奴と戦えればなんでも…みたいなフリーダムさに惚れてしまいそう。ぶっちゃけ景との対決がああなってしまったのはちょっぴり残念だったような…。そして、景達にしろ甲斐にしろ間に存在するはずの4年間の出来事がところどころ透けて見えるのがまたにくい演出ですよね。甲斐がお世話になってる悪党さん?の話とか、実践捜査研究会メンバーinロスの話はぜひとも読んでみたかった。あと茜と甲斐の追いかけっこが見れなかったのが残念で仕方が無い…!!本当に、これで終わってしまうのがもったいなくなってしまう。

個人的にドツボにハマる物語ではなかったんですが、読み始めると毎回どんどん物語りに引き込まれていって、とにかくレベルの高い物語だったなあというのが最終的な感想でした。6つ星を付けたのは6巻ラストだけなのですが、その分平均的な評価点が高かったと言うか…かなりの冊数が積読行きになりかけた中で、毎月刊行の作品をちゃんとリアルタイムでついて読んでいっただけでもなんだかんだ言って自分がこの物語に惹かれていたんだなあという証拠だったんじゃないかなあと思ってみたり。

本当に楽しい物語をありがとうございました。いつか時間があればBBBの方も読んでみたいなあ…。


Dクラッカーズ 7 王国?a boy & a girl?

[著]あざの 耕平 [絵]村崎 久都

たったひと時の少女との邂逅に、“魔法使い”は動揺した。そんな最中についに“騎士”が女王を取り返すために塔に侵入し、彼は迷いを持ったまま戦いに臨んでいく。一方、梓達もまた「王国」が具現しているというテレビ塔に足を踏み入れるのだが…?!
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正直なところ最終巻では前巻ほどの楽しさを感じなかったかも…勢いのまま盛り上がった6巻に対し、7巻は終わらせるためのある程度の予定調和的な部分を感じてしまったからか。梓と景の邂逅はとにかく、水原の悪魔召喚は7巻まで引きずっても良かったんじゃないかと思ってみたり。

というか、6巻と7巻はあらゆる意味で一気読みしなければいけなかったと思うのです。7巻を読むのに間を空けてしまったのが一番痛かったんだろうなあ…。

特に、梓と景の記憶が6巻のうちにある程度戻ってしまっていたのが展開的に盛り下がった最大の原因のように感じました。こういう展開になるならいっそのこと、6巻で二人が遭遇した際に記憶も感情もすべて取り戻させてしまっても良かったんじゃないかと。7巻ではまだ記憶は戻っても感情は戻っていないみたいな梓と女王のやりとりがありましたが、どうみても完全に梓の感情、戻ってるんだもん。その後「完全に記憶が戻りました」的な描写もないしなあ…。特に梓は、景に対する感情が戻っていなければ、あんな無謀な行動には出られないと思うんだけど、どうなんでしょうねこれ。

そんなこんなで一部にちょっぴり不満が残るのですが、それ以外はまさに「最終回」にふさわしい、見事なエンディング。最後まで梓に主導権を握られっぱなしだった景の「君が、目を閉じろ」っていうセリフには思わずニヤついてしまいましたし、あまりにも彼ららしくて笑いが止まらない甲斐と茜のやりとりも素敵過ぎる。悪魔3人の最後のやりとりもなんだかすがすがしいものがありました。というか最後の最後でバールの発言にときめいた。かっこよすぎ!!

何より、水原兄弟のやりとりが特にかっこよかったなあ。千絵との言論闘争も凄く良いんだけど、この兄弟のねじくれた言葉の押収が実に良い感じ。
特に、↓このやりとりはキュンキュンしましたね。個人的名台詞認定。

「で、いま俺って美人の味方やってんだ。悪魔なんかより気が利いてると思わねえ?」
ベルゼブブはしばらくの間、じっと弟の顔を見つめていた。
その、短いような長いような時間の間に、彼の優秀な頭脳が、何を考え、何を思っていたのか、第三者には計り知れない。
ベルゼブブはその瞬間、紛れもない水原信司の表情を見せて、
「そうか——」
と、ささやいた。
「いやいや。悪魔のほうが断然格好いい。絶対普遍の支配者に対する、誇り高きレジスタンスだぞ。真の自由の体現者だ。エロイムエッサイム」


さて、今月で遂に連続刊行もおしまい。最後に物語の直前・その後を描いた短編集が出るという事なのでそちらに期待です。ていうか甲斐と茜のその後が読みたかったり!


Dクラッカーズ 6 王国?the limited world?

[著]あざの 耕平 [絵]村崎 久都

“王国”に向かった景に関する記憶が、少しずつ梓や水原の中から消えていく。カプセルを服用しなかったおかげでただ一人景に関する記憶も持ち続けることができた千絵は焦りを募らせ、執拗にバール達を追い詰めようとするのだがその行動を理解できない水原達との溝は深まるばかり。ある日、ジャンキー達の摘発に協力した3人は、仲間割れを起こしてしまって…
   個人的お気に入り度数
うわああああああ、予想以上に痛い展開…。

前巻の最後で忘れた記憶を取り戻した梓を見て安心していただけに、その翌朝の展開はショックすぎました。その後も梓や茜がフラッシュバックで記憶を取り戻した瞬間に取り戻した記憶をすぐさま失ってしまうという展開が続いて、それがただただ哀しいばかりで。遂には「記憶を取り戻さなければいけない」と言う気持ちすら薄れていってしまう事に恐怖を感じました。それまでの行動からは考えられないような、景や氷太に対する淡白な反応ばかりを見せる二人の反応が、本当に薄ら寒かった。とにかく前半の容赦なさは格別でした。

だからこそ、中盤以降千絵の水面下での奮闘によって少しずつ事態が良いほうへ、良いほうへと動いていったのは本当に嬉しかった。序盤の千絵と梓達のすれ違いっぷりにひたすらじれったい思いを感じていただけに…。

後半、千絵と梓が、復活したDDが、茜が、そして最後に水原が……と、これまでバラバラになっていたメンバー達が一つの目的の為動き出すシーンは凄く熱いです。特に水原が景の“悪魔”を召喚した(ネタバレ)シーンでは、正直震えが止まりませんでした。今回は景と梓の恋愛模様だけじゃなく、千絵と梓・水原と景の友情コンビが凄く良い味出してます。カラオケボックスで帰りを待つ久美たち3人の姿もなんだか心強くて。

そして個人的に大プッシュなのが、復活した「茜姐さん」の一幕。密かにかなりの茜ファンの私としては待ってましたな1シーンでした。クールビューティな姐さん復活に萌え燃えしました!

最高潮に盛り上がったところで、舞台は遂に最終巻へ。
どう決着をつけてくれるのか、本当に楽しみです。


Dクラッカーズ・ショート 2 過日 ?roots?

[著]あざの 耕平 [絵]村崎 久都

「情報屋」の水原が組んだ相手は、ブルーのウィンドブレーカーを身に纏い、凶暴な悪魔を操って「ウィザード」と恐れられ始めた少年・物部景だった。派手で、一見無茶そうに見える景の行動に不安を抱く水原だったが、彼らの活躍を聞いたセルネットは、予想もしない大物を差し向けてきて…!?
   個人的お気に入り度数
「Dクラッカーズ」シリーズの短編集第二段。コンビを組み始めた頃の水原と景の騒動の話や景と甲斐氷太の初対決、セルネットの執行細胞トリオ誕生秘話などなど物語のはじまりを描いた短編のほか、幼い頃の梓達を描いた短編やいつもは強気な千絵が覗かせる弱音の話、各キャラクターの過去話を中心にとにかく美味しい短編が目白押しとなっています。

とりあえず、子供時代の梓と景が可愛すぎる。現在以上に押しの強い梓が、今以上にヘタレな景をつれまわす姿は見ていてほほえましいのなんの。「夜道」でのやりとりも良かったんだけど、様々なキャラクターがさりげな?く登場する「夏祭り」は本当に最初から最後までニヤケ笑いが止まらなかったです。ラストはちゃんとラブラブな展開で落としてくれるのも嬉しいポイントですね?。

シリアス方面の短編では、甲斐氷太との初バトル「狂犬」も面白かったのですが、景と水原の出会いを描いた「相棒」がドツボ。ヘタレながらも必死に景の役に立とうとする水原の姿が非常に印象的でした。そして二人の前に立ちふさがる敵がまた、いかにも憎めない“悪役”という感じのキャラクターで良いんですよね。本編には登場しないのがちょっぴり残念だと思うほど魅力的なキャラクターだったと思います。

ラスト近くの「Dクラッカーズ・ショート・ショート」は、5巻「追憶」ラストで景が“王国”へ向かった後に、残された面々が決意も新たに「実践捜査研究会」を再結成するという内容で、次巻への期待がいやがおうにも高まります。次回は遂に執行細胞・女王との直接対決…ということで、ますます来月発売の最新刊が楽しみになってきました…!


Dクラッカーズ 5 追憶?refrain?

[著]あざの 耕平 [絵]村崎 久都

セルネットを壊滅させ、ようやく学生としての日常に戻った梓達。クラス替えで新しい友達を作って楽しそうな梓達を尻目に、景はどうしても日常になじめない自分を感じていた。そんな彼の元に、一人の少女が現れる。一方、DDに不穏な動きがあると聞いた梓達は景を除いた3人で彼らのドラッグパーティに潜入し…
   個人的お気に入り度数
た、確かにこれは景の「浮気話」…!!(笑)

日常に戻りクラスにも段々溶け込んできた梓とは対照的に、梓達とは一人だけクラスもわかれ、なんとなく4人で居ても疎外感を感じてしまう景にクラスの惚れっぽい女の子が猛アタックをかけてきて…というお話。これまでは作品内でもあまり語られなかった景からの心情が直接的に描かれて、彼の過去とあわせて今までどんな気持ちで戦ってきたかと思うと切ないものがありました。

メインの話以上に静に振り回される景のヘタレっぷりが素敵。今までクールでかっこいい「悪魔狩りのウィザード」というイメージが先行していたけど、押しの強い静に振り回されてオロオロする姿は実にヘタレで可愛らしい。そんなヘタレっぷりと後半のいつもにも増したデンジャーさとのギャップがかなりツボだったりしました(笑)

DDの裏で動いていた計画が動き出して様々な弊害が出始めて、遂に“女王”との決着をつける為“王国”へ赴く事を決意する景ですが、それに至るまでの過程がほんと哀しい。せっかく梓との別離から立ち直ろうとしていた景を打ちのめした過去話も凄く切なかったし、特に甲斐と茜ちゃんのデコボココンビが大好きだった身としては序盤のメールのあたりからもう大ショックだったわけですが…何よりもエピローグが切なすぎる。唯一“ドラッグ”の影響を受けていない千絵の涙が印象的でした。

最終決戦前の梓と景のやりとりが凄くツボ。正直今まで千絵と甲斐・茜コンビにいいところを持っていかれがちだった(超個人的な印象ですが)二人ですが、主人公コンビの強さを魅せつけてきました。「一秒以内に答えなさい、物部景!」は名台詞すぎる。ていうか梓さんかっこいいよ梓さん。

個人的には静を巡るやりとりが大好き。

「ふふ。本人も緊張してるみたいだったよ。クラスメイトと連れ立って遊びに行くなんて、初めてのことみたいだから」
(中略)
「でも、ちょっとびっくりしちゃったわ。これまで梓さん、物部くんのこととなったら一番先走って動揺してたのに……ずいぶん成長したものね」

「梓ちゃん、僕は……」
『滝田さんのこと、実は結構気になってたでしょ?』
とんでもない変化球がきた。
「……は?」
『は?じゃないわよっ。どうなのっ。あからさまにアタックされて、実はいい気になってたでしょ!』
「そ、そんな別に……」

実はめちゃくちゃ気にしてたーーーっ!!


Dクラッカーズ 4 乱?rondo?

[著]あざの 耕平 [絵]村崎 久都

執行細胞の決定でマーケットにカプセルが無料で配布されるようになって以来、何も知らない一般人までがドラッグに手を出すようになり、街は混乱の極みにあった。千絵と梓達はカプセルのルートを割り出す事で執行細胞—そしてその先にいる“無慈悲な女王”を追おうとするが、捜査は行き詰まり—…
 

千絵と梓、景と水原、そして甲斐氷太と茜という超豪華メンバーが手を組んで執行細胞を追うという話。今まで最大のライバルだった<ウィザード>物部景とドラッグドッグスの<狂犬>甲斐氷太が手を組むと言う展開は、もうそれだけでめちゃくちゃアツいですね!せっかく仲間になったのだから二人が背中を合わせて戦うというようなシーンを見たかったけど、それが無いのがまたらしいといえばそれらしい。グループで動いてもどこまでもフリーダムで、それなのにちゃんと美味しい所はまとめて持っていく甲斐氷太に惚れそうでした。そしてそんな甲斐を影から心配する茜ちゃんが可愛いなぁ?。

そして同時に今回美味しい所もってきまくりだったのが、家出中学生の久美子。自分だけ何も出来ない事と、退屈にかまけて好き勝手暴走して?…というあたりはある意味テンプレ通りの行動ではあるんだけど、なんだかとても危険な位置に居るというのに不思議と和んでしまう、不思議な魅力を持つキャラクターだと思います。彼女と景のでこぼこしたやり取りも凄く良かったです。

それにしても、主人公格である梓と景は……気がつくとある意味すっかりバカップル状態と言うか。皆に冷やかされて慌てる梓と、冷やかされるのが嫌でわざと距離を保ってる景が非常に微笑ましい。

後半は遂に発見した執行細胞達とのバトル…なのですが、イマイチバトルが盛り上がらなかったかなあ。特に理由はないんだけど。他の部分が凄くテンポ良く読めるのに対してちょっとだれてしまっていました。特にベリアルと甲斐の戦いがキツかった…。

ストーリー自体は1段落して次から新章突入という感じでしょうか。座談会でネタになっていた景の浮気というのが猛烈に気になります(笑)セルネットも本格的に動き出すようですし、ますますこれからが楽しみです。