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キーワード:夕鷺 かのう (27 件 / 3 ページ)

(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚の前に身代わり解消!?-

 

シレイネ姫の身代わりとして毒龍公クロウに嫁いだド庶民フェルだが、旅先でうっかりクロウへの恋心を自覚。んなバカな!と自分を戒めるけれど、むしろ想いは育つばかり…。城の帰るまでに彼を嫌いになる、と決めたところで、突然狼の群れに襲われた!クロウ負傷の報せに、思わず飛び出したフェルの前に現れたのは―ウソ、本物のシレイネ様!?ニセ新婚生活、強制終了(?)の第4弾! (「BOOK」データベースより)

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 ついに自分の気持ちを自覚してしまったフェル。お仕事の為に気持ちを忘れようと頑張るけどその行動は空回りするばかり。そんな中、突然本物のシレイネ様が現れて、フェルはお役目解消を言い渡されてしまい……。

 口から砂糖はけそうなレベルの糖分の高さに悶絶してたらやっぱりこのまま両想いにはさせてくれなかった…!!タイトル通りの離婚解消展開だけど、シレイネ様の思惑とは反対に恋の障害を乗り越えてむしろ堅くくっついちゃった感がある今回。ラナが可愛すぎて生きるのが辛い。

 ずっとにおわされてきたフェルとシレイネの持つ「秘密」にいよいよ迫る展開でそういう意味でも盛り上がって来てるなあ。色々な意味で手ごわそうな「シレイネ様」だけど、クロウが自分の好意が誰に向かっているかを明確に自覚して、その上で動く覚悟を決めたことにニヤニヤせざるをえません。決着は次巻回しっぽいのでそちらでどうなるのかとても楽しみ!

 しかし、好きを自覚しててんやわんやするシレイネ(フェル)と妙に優しい旦那様というやりとりもすごかったけど、終盤の意地悪黒竜公に振り回されて慌てふためくフェルはやはりかわいい。苛めたくなる男前女子は世の宝なので、これからも適度な糖分のままつかずはなれず頑張って欲しいです!!!


(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できずに新婚旅行!?-

 

「新婚旅行に行かないか?」―とある事情で身代わり花嫁中のフェルに、突然鬼畜な策略家の旦那様・クロウが言い出した。彼とは離婚大前提の(仮)結婚なのに冗談じゃない。と抵抗するフェルだったが、どうやら旅先にはクロウの“陰惨な過去”が関与しているらしい。仕方なくラブラブ夫婦を装うフェルにさらに襲いかかったのは…げっ、旦那様と同じ寝台!?フェルのニセ新婚生活第3弾。 (「BOOK」データベースより)

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 自分と顔がそっくりな王女・シレイネの身代わりで隣国の“毒龍公”クロウの元に嫁いだ庶民の娘・フェル。さくっと離婚して大金ゲットの筈がなかなか離婚できないばかりか、今度は新婚旅行に行く羽目になってしまって!?なシリーズ第3巻。

穢して!!!しまおうか!!!(床ドンッ)

 巻を追うごとに独占欲が先走り、どこかの怪物王子様とは別の方向に残念な方向に進化していくクロウがフェルを手のひらの上でころがしてる様子が相変わらずもうすきすぎてたまりません穢してしまおうか!!!(挨拶)序盤のひざまくらでもうしんだと思いましたが、ラストの「穢してしまおうか」の破壊力で床が抜ける床ドン!!!

 徐々にクロウへの気持ちを無自覚に募らせてきたフェルが可愛くて可愛くて……。離婚するという最終目的は揺らがないにせよ「離婚するにしても嫌われたいわけじゃない」と思ってたり、愛の言葉を掛けられてもそれが自分ではなく本来はシレイネが受け取るべき言葉だ…と考えてしまったりで、もう完全に気づかないのは本人だけ状態なのが可愛くてかわいくて!!

 しかし、そんな女の子らしい一面を覗かせながらも旦那様の無実を証明する為に奔走する行動力はさすがでした。色々彼女のバックグラウンドにもなにかありそうな気配なんだけど、それはそれとして、やっぱり身近な人のために一生懸命になれる行動力こそが彼女の最大の魅力ですよね。ほんと、可愛いなあ。

 次巻、いよいよフェルが自分の気持ちを自覚したところで遂にラスボスの風格すら漂わすあの人が動き出すのか!?色々な意味で続きが楽しみです。


(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できなきゃ大戦争!?-

 

最凶姑(※男)襲来!? うっかり婚ラブコメ、大好評第2弾!!離婚することを前提に、身代わりとして『毒龍公クロウ』に嫁いだフェル。けれど「離婚は絶対にしない」とクロウに断言され、フェルにとっては一大事!! そんな彼女にクロウは、「勝ったら離婚してもいい」とある賭けを持ちかけた。 こうなりゃ勝って、めでたく離婚! と張り切るフェルだったが、さらなる問題が!! えっ、あと一週間で離婚できないと戦……争!? フェルのニセ新婚生活、第2弾!(公式サイトより)

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 病弱な王女・シレイネの身代わりとして隣国の毒龍公・クロウに嫁いだフェル。サクっと円満離婚して大金ゲット★のつもりだったのにクロウは緊急事態で口にしてしまった神誓をタテに絶対に離婚しない、と言い出した。円満離婚と報酬を掛けて、彼女はクロウの口にした勝負に乗ることにする。ところが、そんな中、孤児院の院長先生が祖国の使者としてやってきて……!?

壁ドン!!!!!これは良い壁ドン!!!!

 すっかりフェルにメロメロ状態なのに、好き過ぎて残念の兆候まで見せているのに『シレイネ王女』に対しては一貫してドSな俺様を貫くクロウが好み過ぎて辛い。序盤の“賭け”の話しですっかり彼女の操作方法を把握して掌で転がしてる俺様っぷりにもニヤニヤしましたが、自由な彼女の翼を折って閉じ込めてしまいたいくらい好きなのに、彼女に嫌われる事を怖れて大それた行動に取れない、屈折した好意と強烈な独占欲が合わさった葛藤から来る壁ドン展開がもう美味しくて美味しくて……。

 フェルがお金よりも何よりも大切にしている“家族”であるガウェイン先生が現れて、このままでは戦争になるかもと言われた挙句……の展開でうってかわって取り乱すフェルが可愛すぎる。だけど、その大事な“家族”を救う為と覚悟を決めたフェルはやっぱり男前でかっこよかった。今回もしっかりとクライマックスシーンでは魅せてくれました。ほんと、こんなに読んでいて爽快感のあるヒロインも珍しい。

 恋に不慣れな彼女が不器用ながらも少しずつクロウのわかり辛い態度の裏にある本当の気持ちを感じ、惹かれていく様子がもうほんとうにもどかしくてたまらないんですが、フェルとシレイネの関係にもなんか色々ありそうだし、まだまだ二人が禍根なく結ばれるには問題が山積みという感じでこれをどうやってハッピーエンドにもっていくのかが本当に楽しみです。

 っていうか最後に出てきたあのひとが予想以上に……こう…!!


(仮)花嫁のやんごとなき事情 〜離婚できたら一攫千金!〜

 

ド庶民根性なめんなよ!! サディスト皇子vsド庶民娘のうっかり婚ラブコメディ!! 病弱な王女の身代わりとして、鬼畜な策略家と噂の敵国の皇子『毒龍公クロウ』に嫁ぐことになったフェルディア。 実は彼女には、下町育ちゆえのちょっとした特技がある。 そんなフェルに与えられた使命は、クロウと"円満"に離婚すること! ……のはずが、いきなり新婚初夜に襲われたあげ句、軟禁されるってどういうこと!? こんな男、絶対離婚してやる! ――フェルの偽装新婚生活、スタート!!

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 巨額の報酬につられ、守銭奴の鉄腕アルバイター・フェルが請け負ったのは自分とそっくりの王女・シレイネの身代わりとして隣国の皇子に嫁ぎ、離縁して戻って来いというものだった……というお話。

ドS男子×男前女子さいこおおおおお!!!

 下女達に嫌がらせを受けても、仮とはいえ旦那に冷たい態度を取られまくっても庶民根性全開でへこたれないフェルがかっこいいそして可愛い!王女モードのシレイネがとんでもなくかっこよくて、本当にたまらない。これまでも何度も「入れ替わり」を体験してきたタマモノなのかフェルが元々併せ持つ男顔負けの行動力・潔さに王族らしい高潔さ・美しさが加わってもうどうしたら良いのか。特に201ページのアレは展開・挿絵も併せて転がらざるをえない。

 王女の『シレイネ』と下女の『フェル』のときでガラっと態度の変わるドS皇子・クロウにも散々転がされました。この基本鬼畜・ドSなところに微妙なヘタレぶりと、冷たい態度の裏に隠された優しさのバランスが絶妙でたまらない。振り回してやったとおもったらいつのまにか自分が振り回されてるこの手綱握られてる感とか、終盤はすっかりフェルにベタボレな感じがにじみ出る発言の数々とか。本当にごちそうさまでした。

 実際に離縁できずにこのままくっつくとなると、彼女が身代わりになっている本当のシレイネ姫はどうなるのかとか、彼女を送り込んだ祖国・ユナディア側にも色々思惑がありそうな感じだし、今後どうなってしまうのかとてもたのしみ。是非続刊をお願いします!凄く面白かったけど「花狩のロゼ」が事実上打ち切りになってしまったっぽいのが本当に悲しいのでこちらは是非2巻をお願いします!!


花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す

 

「何度だって君に会いにくる―」少年・クロードが初恋の女の子ロゼと交わした約束は、花が人を喰う“花嵐”によって引き裂かれた!ロゼがいなくなって5年。クロードは、18歳の可憐な美女に成長。実はロゼを奪った花を狩る“歌姫”になるため、女の子として楽院に通っていたのだ!!そんな彼(彼女!?)の前に、少女と見紛う“舞手”の少年・ノワールが現れる。出会い頭に彼に殺されかけたクロードとノワールの仲は最悪。しかも、ノワールにはある秘密が…!?複雑、厄介に面倒臭く“恋の花”が絡み合う。 (「BOOK」データベースより)

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家同士が仲が悪く、ロミオとジュリエットのような関係のクロードとロゼ。ロゼの婚約話を聞いて駆け落ちを決意した2人だが、その決意は花が人を喰らう災害“花嵐”によって引き裂かれた。男であるにも関わらず本来は女しか持たないはずの花を滅ぼす“歌姫”の能力を持っていたクロードは少女に扮し、喪った恋人の名を借りて歌姫を目指すが……というお話。

女装少年×●●少女。身体は可憐な美少女、しかし心は男前!!な主人公・クロードのツボ直撃具合がやばい。男前の女装少年は良いものです!良いものです!!あと従者であり親友でもあるミュゲとの背中合わせな親友具合がほんとうにやばいのです。ミュゲがクロードの事好きすぎて辛い!

そんな彼とパートナーを組む事になった“舞手”の少年・ノワールの正体と秘密はぶっちゃけわかりやすすぎるくらいわかりやすいのですが、こっちから見ていたらバレバレなのにお互い多少の違和感を感じつつも決定的なことにはならないまま物語が進行していくのがたいへんもどかしくニヤニヤする!

物語のラストでさりげなく上手いこと正体に気づかせないような仕掛けの影が見え隠れして、今後もこのもどかしい関係が続くのかと思うと胸が熱くなります。脇を固めるキャラクターもいちいち魅力的で、本当に続きが楽しみ。


ヤンキー巫女逢桜伝

 

親子ともども小さな頃から不幸続きで、いつのまにか“孝行娘”から“ヤンキー”にクラスチェンジしてしまった梓は両親を亡くし、お葬式に駆けつけてきた祖母に引き取られる。ところが、引き取られたド田舎で面倒くさい巫女修行なんかやらされる羽目になってマジ切れの毎日。しかも、自称・神様を名乗るクラスメイトの染井良信から突然、相談事をされて…

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ビズログ文庫の新人さん。周囲で評判良かったので手にとって見ました。元ヤンな巫女さん・梓が理系な半神・ヨシノの失踪した父親探しに付き合わされる羽目に……というお話。

最初はテンション高いキャラたちの会話をによによしながら楽しんでいたんだけど、父親探しが思わぬ村の秘密にぶちあたった辺りから一気に物語に惹き込まれました。それまでのノリがとてもドタバタだったので、特にギャップに惹き込まれた、というのもあるかも。

いがみ合い怒鳴り合い、一度は疑念も抱いた祖母との関係が、段々話を追うごとに暖かくなっていくのも良かったなあ。やはり怒鳴り怒鳴られる関係は変わらないんですが、少しずつ二人の会話から棘が抜けていくんですよね。退魔モノとしてもテンションの高いコメディとしても面白かったけど、さりげなく家族モノとしても楽しめるところが個人的にはポイント高かったです。

ギャグのところはとことんテンション高く、一方シリアスな場面では一転してかっこよく場面が描かれてるのも好印象。正直、ギャグ場面ではテンション高くて辛いところもありましたが……特にあのルーはどうかと思う。猛烈に読み辛い!!!しかし、あのウザいほど異様に高いテンションがあるからこそ、その後のシリアスシーンでの彼の言動が映えるというのもあるので、一概に「うざかった」といえないのが困りどころ。シリアスなルー神はとてもかっこよかった。

そしてヨシノ父かっこいいよヨシノ父。挿絵と地文で散々かっこいいところアピールしておいて、その後の行動に緑茶噴いたよ。そのギャップも素敵だよヨシノ父!

しかし「ヤンキー=●●●と■■■■■」という発想はなんか違いませんか!前者はヤンキーっつうよりレディースだし、後者は常備してたら割と犯罪だと思うんだ!個人的にはどっちかっていうと木刀とか…あ、釘バットは確かに雰囲気あるけど。


Kindleで買える、おすすめ&気になる単巻完結タイトル10選

 「Kindleで読める巻数の少ない(できれば単巻完結)タイトルがあればよみたい」という話題を見てカッとなって自分の好きな単巻完結タイトルをまとめました。書影をクリックするとKindleの該当ページに飛びます。ラノベ以外も若干まざってます。自分の読んだタイトル中心なので若干昔に出たタイトルが多いです。7冊で若干まとまりが悪い数字だったので「読んでないんだけど今のところ気になってる」タイトルを3つ足しました。て、手抜きちがうし!!

好きな短編タイトル8つ

amazon.co.jp:ミミズクと夜の王 (電撃文庫)
紅玉 いづき「ミミズクと夜の王」
 奴隷として生きてきた少女・ミミズクと金色の瞳を持つ人にあらざる者・フクロウのおりなす物語。児童書のような優しい世界観を持つファンタジー作品です。
amazon.co.jp:征服娘。 (SD名作セレクション(テキスト版))
神楽坂淳「征服娘。」
 高い商才を持ちながら貴族の娘として生まれたが故にその才を生かせない令嬢が、その商才で国家の頂点を目指すお話。とても小さな所からはじまる征服への道のりと、女の友情やライバルたちとの駆け引きが楽しい。電子書籍版は挿絵なしの廉価版のみです。
amazon.co.jp:多摩湖さんと黄鶏くん (電撃文庫)
入間 人間「多摩湖さんと黄鶏くん」
 キスも手繋ぎもまだな初々しいカップルの二人が色々な恋愛の「いろは」を10段階くらいぶっとばしてひたすらカードゲーム(という名目の変態プレイ)に興じるお話。キスまで程度の描写でここまで表現できるのかというか、とにかくエロい。キスババ抜きはもっと二次創作界に広まるべき。
amazon.co.jp:消えちゃえばいいのに (富士見ファンタジア文庫)
和智 正喜「消えちゃえばいいのに」
 自分の為に、自分と些細な形でも関わりをもった人間たち100人が殺される。愛という感情を知らない主人公と、そんな主人公に引き寄せられるように狂気に満ちた愛をふりかざしていく「犯人」の行動に、後味の悪さばかりが残るラストが印象的でした。
amazon.co.jp:花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (ビーズログ文庫)
夕鷺 かのう「花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す」
 戦う女装主人公×男装ヒロイン。女装してても心は男前な主人公とその主人公と様々な因縁を持つヒロインの関係性も大変美味しいのですが、主人公の従者・ミュゲとの背中合わせの友情ぶりが大変美味しかった。
amazon.co.jp:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
桜庭 一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet」
 家庭環境に問題を持つ2人の少女が最初は反目し合いながら少しずつ仲良くなる。砂糖菓子のように甘い嘘の弾丸で、嘘の世界に逃げ込んだ主人公が現実に帰ってきたら、案外現実だってそこまで辛くはなかったんだよという、苦くて甘くてお話。「好きって絶望だよね」は名言。
amazon.co.jp:グリーン・レクイエム (講談社文庫)
新井素子「グリーン・レクイエム」
 緑の長い髪を持ち、光合成を行うことで生きている少女・明日香。幼い頃彼女と出会い、植物学者への道を志した信彦は再び彼女と出会い、惹かれ合うが皮肉にも明日香は植物学者達の研究材料としてその身を狙われる事になってしまう。続編もありますが1冊で綺麗にまとまっているので。
amazon.co.jp:2.43 清陰高校男子バレー部【カラーイラスト付特別版】 (集英社文芸単行本)
壁井ユカコ「2.43 清陰高校男子バレー部」
 スポーツに掛ける少年少女の熱い思いと成長と、それだけでは収まらない人間関係のあれこれがとても楽しかった。スポーツものというよりはバレーボールというスポーツを題材にした青春小説。現在続編がWebで連載中です。
 原作ラノベじゃなくてハードカバーなので若干お高め。

気になるけど手を出せてない短編タイトル2つ

実際読んでるわけじゃないのであらすじはamazonより引用。
amazon.co.jp:ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫)
石川 博品「ヴァンパイア・サマータイム」

人間と吸血鬼が、昼と夜を分け合う世界。山森頼雅は両親が営むコンビニを手伝う高校生。夕方を迎えると毎日、自分と同じ蓮大付属に通う少女が紅茶を買っていく。それを冷蔵庫の奥から確認するのが彼の日課になっていた。そんなある日、その少女、冴原綾萌と出会い、吸血鬼も自分たちと同じ、いわゆる普通の高校生なのだと知る。普通に出会い、普通に惹かれ合う二人だが、夜の中で寄せ合う想いが彼らを悩ませていく…。夏の夜を焦がすラブストーリー。

amazon.co.jp:氷の国のアマリリス (電撃文庫)
松山 剛「氷の国のアマリリス (電撃文庫)」

氷河期が訪れ、全ては氷の下に閉ざされた世界。人類は『白雪姫』という冷凍睡眠施設で眠り続け、そして、それを守るロボットたちが小さな村を形成し、細々と地下での生活を続けていた。副村長の少女ロボット・アマリリスは崩落事故による『白雪姫』の損傷や、年々パーツが劣化する村人たちのケアに心を砕く日々を送っていた。全ては‐再び“人間”と共に歩む未来のために。しかしある時、村長の発した言葉に、アマリリスと仲間たちは戦慄する。「‐人類は滅亡すべきだと思う」果たしてアマリリスたちが下す決断とは?!?機械たちの『生き方』を描く感動の物語。


【オマケ】3巻完結までで好きなタイトル3選

amazon.co.jp:DOORS I まぜこぜ修繕屋 (角川スニーカー文庫)
神坂 一「DOORS I まぜこぜ修繕屋」
 狂ってしまった“普通”を取り戻す為、世界の修繕を手伝う事になった姉妹の話。会話のテンポの良さや超展開の連続はさすが「スレイヤーズ!」を生み出した神坂一という感じでした。とにかく笑いたいときに是非。全2巻完結。

amazon.co.jp:魔王様げ〜む! (メガミ文庫)
渡島健康「魔王様げ〜む!」
 可愛い女の子大好きな魔王に負けて魔法で女にされてしまった勇者(男)が魔王の下でメイドとして働く内、少しずつ魔王への感情が変化してきて…というお話。見た目は女子だけどあくまで精神面で男子を捨てられない主人公と魔王の関係性を勇者視点から見ていくのでBL的な意味でも楽しめます。全3巻。
amazon.co.jp:消閑の挑戦者 パーフェクト・キング (角川スニーカー文庫)
岩井 恭平「消閑の挑戦者」
 異能を持つ「天才」達が繰り広げる頭脳バトル。様々な状況を頭脳を用いて解決していく展開と、主人公2人がタッグを組んで事態を解決しながら絆を深めていく形式の物語でありながら、物語が本格的に動き出すと直接的な接触はほぼなく別々の場所から事件を解決していくすれ違いぶりが楽しい。全3巻……ではないはず……ムシウタが終わったからそろそろ続きが出る……はず……


「好きなライトノベルを投票しよう!!2012下期」に投票します

企画元:好きなライトノベルを投票しよう!! 2012年下期
今回も参加させていただきます。本日最終日ですよ!!

下半期に読んだ本がかなり少なめだったので、10票入れられる枠があるんですが削りました。
既存5、新規3です。

既存シリーズ

かじいたかし「僕の妹は漢字が読める5」 ⇒感想
萌えディストピアな未来ネタでバカやりながら、最終的に人類文化の未来を取るか妹を取るかの選択にまで持っていったのは本当に凄い。そしてとにかく妹のクロハが可愛すぎて生きるのが辛いのと、最初空気読めない痛々しいことばかりいっていた主人公の人間的としての成長をしっかりと描ききってくれたのが良かった。私はこれで黒ストに目覚めました。
【12下期ラノベ投票/9784798604374】

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榎宮祐「ノーゲーム・ノーライフ2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです」感想
最強ゲーマー兄妹の無双ぶりとか、虐げたくてたまらないヒロインとかがツボに入りすぎた!兄妹のお互いに持ち得ない才能を持ったが故の憧憬とか、言葉とおりの“2人でなければ生きていけない”具合とか、言葉の端々から覗かせる過去の不遇とか、それゆえに不遇の天才を捨て置けない空の強い思いとか、本当にたまりません。
【12下期ラノベ投票/9784840148191】

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夕鷺 かのう「(仮)花嫁のやんごとなき事情 -離婚できなきゃ大戦争!?-」 ⇒感想
相変わらず男前すぎる主人公・フェルの破天荒なあばれっぷりにニヤニヤが止まらないのですが、素直に感情を表に出せず、段々独占欲丸出しになってきた旦那様・クロウからフェルへの歪んだ愛情表現と上手く行動に表せないことへの微妙な葛藤とか、もうニヤニヤが止まらない。今期壁ドン大賞を進呈したいです。
【12下期ラノベ投票/9784047284296】

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小野上明夜「死神姫の再婚 -怪物王子の死神姫-」 ⇒感想
これまでの鬱屈を晴らすかのようなアツい展開と、糖度全開の夫婦いちゃいちゃぶりおいしい!すっかり出来上がってしまった感あるんだけど、王女と宰相という関係性から一度解き放たれた事で新たな一歩を踏み出した感のある女王元夫妻とか、あとまさかのホモォ友情エンドだったゼオルディスとかが今後どういう活躍を見せてくれるのかにも期待が高まります!
【12下期ラノベ投票/9784047284241】

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大間九郎「オカルトリック02」 ⇒感想
上手く言葉に出来ないけど登場人物達が紡ぐ愛の物語に圧倒される。ねえさんの贖罪にも似た強い愛と、イソラの妄執ともいえる凶悪な愛が互いにぶつかり合って互いに溶けていく様な展開は、なんかもう面白いとかつまらないとかじゃなくて「凄い」の一言につきるなあと。そしてここ以外に落としようがないと納得させられてしまうラストが、とてもよかったです。
【12下期ラノベ投票/9784800200822】

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新規シリーズ

海法 紀光「ROBOTICS;NOTES 瀬乃宮みさ希の未発表手記」 ⇒感想
クールビューティだけど実はアツい女、みたいな印象だったみさ希が姉バカっぷり全開だったり、初めての恋に浮かれあがったり、周囲に馴染もうと不器用な立ち回りをしたり…という姿が大変可愛いんだけど、ゲーム本編では語られなかった、様々な裏話が壮絶で、そして背筋が寒くなる。ゲーム本編をクリアしたら(←超大事)是非とも読んでほしい1冊。
【12下期ラノベ投票/9784048911504】

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逢上 央士「オレを二つ名(そのな)で呼ばないで!」 ⇒感想
学園内限定で使える異能力を使った天下一武道会モノ(違う)。ラブコメ度薄め、アラサーのハートをくすぐるパロネタおおめで高校生達がそこまで重たいものを背負うわけでもなく楽しく戦ってる感じが凄く良かったです。男女バランスがそこまで偏ってないのも好印象。あと、あの猫執事1人ください。
【12下期ラノベ投票/9784800202741】

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大泉 貴「アニソンの神様」 ⇒感想
アニソンバンドということでオタクに心をくすぐるネタをふんだんに盛り込みつつ、個性豊かなキャラクター達がひとつの「バンド」として心を通わせていく青春モノとしても面白かった。“なんでもあり”なアニソンのへの強い愛が感じられる作品。主人公のエヴァが歌う場面での臨場感に心を躍らされる。あと、ライヴの3曲目はアニメ知らなくてもテンション上がったよね!!
【12下期ラノベ投票/9784800201201】

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2012年に面白かったライトノベル10選

 あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

 新年の恒例行事ですが2012年に読んだライトノベルから面白かったものをカテゴリごとに10作品にまとめてみました。腐女子に特にオススメしたい編と2作に分けた時期もありましたが、なんか実際まとめようとしたところ普通に全作品女子にお勧めしたかったという現実が発覚してしまったのでやめました。全部女子にも読んで欲しいです読 ん で く だ さ い。

 件数を絞った関係で毎年しつこく推してる感のあるシリーズは除外しましたがそちらは年度関わらず常にお勧め&読んでくれるかたを随時募集しておりますので宜しくお願いします。バカテスとか生徒会の一存とか死神姫の求婚は流石にしつこいとおもったので!でも好きなので!!!よろしくおねがいします!!

 なお、書影は私が読んだところまでなので実際はもっと先まで巻数が出ている可能性があります。

この友情に萌えた!編


大樹 連司「ボンクラーズ、ドントクライ」(⇒感想
そんな彼を裏切る算段を僕は立てている。たかが、桐香なんて存在のために。
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 最初は片田舎の男子高校生2人の『ごっこ遊び』でしかなかった特撮映画制作。それは都会からやってきた少女の加入により現実味を帯びたものとなっていく。完成に近づいていく映画とともに、主人公は掛け替えのない相棒との『友情』と恋した少女への『恋慕』の間で揺れ動くことになる。
 ゆっくりとした時の流れる田舎での文化系部活動を中心に据えた主人公達3人の青春具合も大変良かったのですが、やはり友情と恋愛の間で揺れ動く主人公の葛藤が大変たまりませんでした。

野村 美月「ヒカルが地球にいたころ…」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「もし、ぼくが殺されたって言ったら、きみはぼくを殺した犯人をつかまえてくれる?」
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 見た目の怖さから周囲に敬遠されている是光に声をかけてきた学園一のモテ男・ヒカル。「頼みごとがある」という彼は、肝心の頼みごとを口にする事なく事故で亡くなった。彼の葬式に出向いた是光の元にヒカルの幽霊が現れて……。
 殆ど他人といってもいいヒカルからの『たのみごと』を、取り憑かれているとはいえ親身になって解決しようとする是光の不器用な優しさと、是光をヒーローと仰ぎ、自分にはないなにかを見出して憧憬するヒカルの関係性がたまらない。ツンデレヒロインの式部さんもめちゃくちゃ可愛いのですが、生前は全く別の人生を歩みながらそれぞれの理由で友達というものがまるで出来なかった二人の友人関係にときめきがとまりません。ヒカルの死に関する謎も提示され、今後が楽しみなシリーズ。
 ……今年こそ最新刊までおいつきたいです。

裕時 悠示「踊る星降るレネシクル」(⇒感想:1巻 / 2巻 / 3巻 / 4巻
「バカ野郎。カッコつけんじゃねえよ」「いいじゃないか。これが俺の愛さ」
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 とある理由から戦う事を避けている主人公・レンヤが、幼馴染を追いかけてやってきたミカホシ学園。そこは個性が生み出す異能力を持って戦う“ミカホシランキング”で全てが決まる学校だった。“御三家”のみそっかす娘・すまるになつかれ、彼女の師匠となったレンヤだが……?
 個人的には「俺修羅」よりはこっちのほうが好きだ…。典型的な現代を舞台にした異能バトルモノなんだけど、ひきこもりでも極めれば強い!みたいなバラエティ豊かな異能力と、割と王道ド真ん中なアツい展開が楽しくてたまらない。レンヤを巡る三角関係+αなドタバタも楽しい。そして“愛”することで異能を発揮する(=自らの愛情が能力に起因するものか本当のものかが分からない)、すまるの幼馴染で主人公の友人の乾闇鳴の設定が美味しくてたまりませんでした。4巻は大変良い親友回でありました……裕時先生、俺修羅もいいけどこっちの5巻も早めにお願いします(切実)

この関係性に萌えた!編


夕鷺 かのう「(仮)花嫁のやんごとなき事情」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「みなさま、ご機嫌麗しゅう。……夫を返してもらいにまいりましたわ」
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 顔がそっくりな自国の王女・シレイネの身代わりとして隣国の「毒龍公クロウ」に嫁いだ庶民の娘・フェル。上手い事仲をこじらせて離婚してしまえば一攫千金!と美味しいバイトだと思っていたのに事態は思わぬ方向にばかり転がっていく。フェルは無事に期間内に離婚できるのか!?
 悪い噂ばかりが先にたつ王族の元に政略結婚で嫁いで云々というある意味少女小説では王道な展開なんだけど、どう考えてもお互いに悪くは思ってないはずなのに、素直に好意を表現出来ず独占欲ばかりが先走るクロウの不器用なドSっぷりと、恋愛感情に疎くてクロウの行動に振り回されながら時折ぽろっとむきだしの好意がぽろっと顔をだすフェルの関係がおいしすぎてもうわたしは。そしてフェルがいちいち男前すぎていくら床ローリングしてもたりない。フェルの母国にも色々と裏がありそうでそちらの展開も楽しみなんだけど、とりあえず壁ドンは正義。

榎宮 祐「ノーゲーム・ノーライフ」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「だから俺は、『人類』を信じない」「だがその『可能性』を信じる」
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 2人で1人の無敵の凄腕ゲーマー兄妹“空白”。天才故に人間社会に馴染めず、引きこもりになっていた2人はある日、ゲームの勝敗で全てが決まる異世界に召喚される。16種族で国取りゲームをするその世界で、ゲームから脱落寸前の“最弱”人類種の王となった2人は異種族達への侵略を開始する。
 人の機微と人心を掴む事に長けた兄の空と、幼くして過ぎるほどの豊富な知識を持ち冷静な判断力で物事を見据える妹の白。紛うことなく“天才”であるがゆえに2人揃えば最強であり、同時に2人でなくては何も出来ない(まともな生活すら送れない)という共依存具合が大変美味しい。……のですが、2人にゲームでまけて“空に恋する”という命令を強制させられてしまった不遇の元人類種王女・ステファニーの弄られっぷりが正直たまりませんもっとあの娘辱めて!!ください!!!ただし健全の範囲で!(※ただしボーダーラインはToLOVEるやチャンピオンREDいちごである)
 人間の存亡を賭けた国取りゲームですら碁盤の事のように弄ぶ2人の無茶苦茶さと、それとは対象的に報われない天才を捨て置けない真摯な想いがたまりません。

湊 ようこ「氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜」(⇒感想
あの時ああしていれば、なぜ自分はこの時こうしてしまったのか。彼女の後悔は尽きない。それは私も同じだ。
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 恋人と引き裂かれ、皇帝エドリックの元に嫁ぐ事を強いられたアイリス。『氷雪王』との異名を持つエドリックは色々と曰くつきの人だった。妻を妻とも思わない態度に憤っていたアイリスが、少しずつ2人は夫婦らしくなっていく。その先にまつ、悲しい運命も知らずに。
 仲良くなってからはただの夫婦でなく、后妃として時には夫の力となり、2人で新しい国づくりをしようと邁進する2人の姿にときめきがとまらないんだけど、並行して語られる物語のはるか先、未来からの視点が指し示す二人の悲しい結末にゾクゾクさせられる。可愛らしい表紙からは想像も出来ないようなかっちりした中世ファンタジーロマンスで、男性女性問わずにオススメしたい一冊でした。

渡島 健康 「魔王様げ〜む!」(⇒1巻感想 / 2巻感想 / 3巻感想
「さあ、いつも生意気なその口から、今日は違う声色を聞かせてもらおうかな」
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 魔王ディンゴを倒しに行ったら魔法で性転換させられ、魔王直属のメイドにされてしまった勇者レイモンド(メイドとしての名前はレモンちゃん)。世の全ての女性を愛し、メイド全員を平等に愛すると豪語する稀代の女好きっぷりとセクハラだらけの行動に最初は反感ばかり覚えていたが、女としての生活に慣れてくるにつれ案外仲間想いで為政者としても優秀なディンゴに悪い気はしなくなってきて……。
 レーベルごとお亡くなりになって未完のまま終わると思っていたらなんとか3巻が出ました(ただし電子書籍オンリーだ)。メインとしてはディンゴとレモンの関係性を主軸に据えたハーレム内エロコメなんだけど、主人公のレモン(レイモンド)が男としていつか越えるべき相手としてディンゴの背中を追いかけながらも、同時に1人の女としてディンゴに惹かれていくという相反する感情の間で揺れ動く姿が溜まりません。続きが書けなくも無い終わり方だったので、別レーベルに拾い上げとかでもなんでも続きが出てくれないかなあ……

このキャラクターが美味しい!編


竜ノ湖 太郎「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」(⇒1巻感想 / 2巻感想 / 3巻感想 / 4巻感想
「君は、この世界が好きなのか?」「ああ、大好きだぜ。一生涯を腐りながら過ごしてやれる程度にはな」
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 子供達3人は異世界からの「世界の全てを捨てて“箱庭”にこられたし」という招待状を受け、異世界へと召喚される。たどり着いたのは“ギフトゲーム”と呼ばれるゲームの勝敗が全てを決める世界。異世界にあっても特出した能力を持つ“問題児”達は様々な理由から、弱小ギルド“ノーネーム”に力を貸し、魔王を倒す事を決意する。
 チート能力を持った主人公3人が異世界の世界を舞台に所狭しと暴れまわる爽快感がたまらない!3人とも、ただ“問題児”なのではなく、様々な理由から元の世界で本気を出しきれなかったり不幸な境遇にあったり鬱屈を感じたりしており、過去の体験を引き金にした彼ら自身の信念に正直な姿が好感持てる。特に、3人の中でも更に特出した能力を持つ少年・逆廻十六夜の過去から現在に至るまでの物語が最高でした。常に「本気」を出す事を制限され、世界を愛した故に自ら腐って生きる事を決意した少年が自分の本気を存分に出せる世界にやってきて、暴れまわる姿には色々な意味でニヤニヤがとまりません。

大間 九郎「オカルトリック」(⇒1巻感想 / 2巻感想
「玉藻、私と二人で、幸福になろう」
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 狐憑きの少年“玉藻”は超絶美女でちょっと不思議な引きこもり探偵の“ねえさん”に愛されつつ(こきつかわれつつ?)、オカルト探偵の助手をやっている。ある事件をきっかけに、女子力高いテンション高い系メンヘラ・イソラと出会う。3人がそれぞれの愛と幸福を捜し求める物語。
 自ら消えたいと願った少年と、その少年を護ろうと必死になった“狐”の奇妙な物語。過去話から透けて見える玉藻とねえさんの共依存関係がおいしすぎる。あと玉藻の非処女主人公という設定はもうちょっと売り出してもいいとおもいます!!読み終わってみれば愛と幸福を追い求める登場人物たちの熾烈な生き方が焼きつくかのような、不思議な読み味の物語でした。しかし、色々な意味で物語内のインパクト大賞を選ぶなら最強メンヘラ・イソラたん以外になにもない感。

かじい たかし「僕の妹は漢字が読める」(⇒1巻感想 / 2巻感想 / 3巻感想 / 4巻感想 / 5巻感想
妹こそが、文学だ。
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 萌えで支配された23世紀。漢字は退廃し、文字はひらがなだけになり、文学界では実妹派か義妹派かがアツく議論される未来の日本に住んでいるイモセ・ギンは憧れの作家オオダイラ・ガイの家を訪問する。その先で21世紀の日本に飛ばされてしまって!?義妹に実妹、年の離れたロリ妹にロリジジイにおっぱい担当の21世紀ヒロインに囲まれて、23世紀で作家を志す少年が少しずつ成長していく物語。
 1巻の頃は主人公の空気読めない発言にイライラしたこともありましたが、そんなギンが過去の人類や未来の人類をはじめとした様々な思想を持つ人間と出会い、ゆっくりと成長していく課程が大変美味しかった。文字文化が未来に向かうにつれ少しずつ簡略・退化していくさまは微妙にないようにみえてありそうな気もして、SF小説としても大変面白かった。
 しかし、正直一番のみどころはそんなことよりクロハのフトモモだとおもうわけです。私はこれで黒ストに目覚めました!!


「好きなライトノベルを投票しよう!!2012上期」に投票します

企画元:好きなライトノベルを投票しよう!! 2011年下期
今回も参加させていただきます。

新シリーズ

夕鷺 かのう「(仮)花嫁のやんごとなき事情 〜離婚できたら一攫千金!〜」(感想)
ドSな旦那様(仮)の嫌味にも下女達の嫌がらせにもめげず、雑草根性全開で頑張る男前ヒロイン・フェルが可愛すぎて悶死。お姫様と庶民の入れ替わり者ではあるけど、過去に何度も入れ替わりを経験した関係でただはすっぱな庶民というだけでない、どこか高潔さのある言動・行動が魅力的でした。とりあえず続編読みたいので気になる人は読んで!

【12上期ラノベ投票/9784047281134】
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大間 九郎「オカルトリック」(感想)
ワガママでご無体なニート探偵の「ねえさん」と、彼女の助手にして狐憑きの少年「玉藻」を中心にどこか歪んだ面々が繰り広げるファンキーなオカルト事件簿。ストーカー系押しかけヒロイン・イソラたんの病みっぷりもたまりませんが、ねえさんと玉藻の織り成す共依存関係がとても美味しかったです。

【12上期ラノベ投票/9784796697279】
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大樹 連司「ボンクラーズ、ドントクライ」(感想)
田舎の高校を舞台に、1人の少女と2人の少年が繰り広げるひとときの青春ラブコメ。少しずつ距離を縮めていく3人が、その気持ちが故にすれ違っていく姿がたまらりませんでした。ただの「ヒロイン取り合い」にシフトするのではなく、「恋愛」か「友情」かで思い悩む主人公がどうしようもなく青臭くてどこか微笑ましかったです。青春すばらしいな!!

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遠藤 浅蜊「魔法少女育成計画」(感想)
ソーシャルゲームによって集められた16人の「魔法少女」達がいやおう無しに巻き込まれる、リアルバトルロワイヤルの物語。とにかく次々に追加設定されていく『ルール』の数々がどれもこれも悪趣味で絶望感がやばいんですが、一番悪趣味だったのはやはりゲームの隅々にまで溢れわたるゲーム主催側の『悪意』だったのではないかと。

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海冬 レイジ「も女会の不適切な日常1」(感想)
男子1人×女子いっぱいのハーレム構図な駄弁りing部活ラノベだとおもってたらまさかの○○事件に、まさかの■■■展開だった。日常系ぐだぐだラノベから本性を現してからの展開がすごい。

【12上期ラノベ投票/9784047279278】
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既存シリーズ

三輪 清宗「STEINS;GATE3 境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth」(感想)
牧瀬紅莉栖の視点から事件を追うシュタゲノベライズ最終巻。もうとにかくツンを装いつつ内心デレデレの助手の語りが面白すぎるんだけど、この最終巻はα世界線で彼女がたどり着いた真実や、β世界線→シュタインズゲートに至るまでの道のりを、物語の裏から思わぬ形で補完していて本当に面白かった。あとほんとに助手の岡部デレがやばい。

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かじい たかし「僕の妹は漢字が読める4」(感想)
一部で話題になったオオダイラ文体とか萌えに支配された未来のいろんなネタで頻繁に笑わされつつ近未来系SFとしても普通に面白いから困る。萌えに支配された23世紀も相当アレですが、38世紀完璧にディストピアってるじゃないですかーー!しかし、そんなことはとりあえず置いておいて圧倒的にクロハが可愛い。他にも一応ヒロイン居るけどクロハが圧倒的なヒロイン力を発揮していてやばい。妹属性に目覚めそうなくらいクロハが可愛い。

【12上期ラノベ投票/9784798603964】
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和ヶ原 聡司「はたらく魔王さま!5」(感想)
日本を舞台に天界魔界異世界のごたごたが本格化して、巻を追うごとにシリアス度の上がってきた本作ですが、それでもなんだかんだできっちりと織り込まれる労働(5巻は消費者)ネタが楽しい。あと、巻を経るごとに残念な人が増えていく気がするのは気のせいでしょうか(特に天使側…)。とりあえずニート堕天使・漆原と一般人代表ヒロイン・千穂ちゃんが可愛すぎて生きるのがつらいです。

【12上期ラノベ投票/9784048866545】
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竜ノ湖 太郎「問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て」(感想)
異世界に召喚されたチート異能力持ちの3人が、異世界を舞台に暴れまわるシリーズ。少しずつ主人公たちと異世界の相関関係も見えてきて、全員が力を合わせて闘う展開が物凄くアツかった!やりたい放題と思わせておいて実は物凄く仲間思いな彼らの絆が少しずつ強くなっていくのも楽しかったです。

【12上期ラノベ投票/9784041001820】
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葵せきな「生徒会の十代 碧陽学園生徒会議事録10」(感想)
最高のハーレムエンドをありがとうございました。杉崎がこれまで色々と抱え込んできたものが、がむしゃらに突っ走ってきた全ての行動があの一言で全て報われたとおもうんだ。

【12上期ラノベ投票/9784829137192】
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