FGOのコラボイベントを終わらせた勢いで本編5章もクリアしてきたので感想おぼえがき。
「Fate/Accel Zero Order」
最初に定礎復元したはずの冬木の、更に10年前に新たな特異点が現れる。その時の事に詳しいらしいエルメロイ2世とともに特異点修復に訪れる。第四次、第五次を経て冬木の聖杯解体を行った「ロード・エルメロイ2世」は第四次聖杯戦争に介入し、聖杯が起動する前に円満に戦争を収めようとするが……?というお話。
全体的にZERO本編で不憫な役割を担ったキャラクターたちがなんだかんだと自分たちのやりたかったことを全うしていくのが楽しい。アルトリアとディルムッドはほんとに良かったね……って感じだったし、雁夜も本懐を遂げるし、なにげに臓硯氏も大往生でしたよね。キャスター&遠坂陣営がやや割を喰っているけど本編こそがトゥルーエンドだったからな……出番もないのに「エレガントシャイン」の1行で笑いを取りに来る遠坂父は色んな意味で凄いと思いました。
対話のできないサーヴァントは早々に無力化し、ケイネス陣営をおだて倒して見方につけ、セイバー陣営やバーサーカー陣営を丸め込む姿にニヤニヤしてしまってしょうがないのだけど、少しずつ私達の知っている第四次聖杯戦争との違いが見えてくる。とにかく予想できないイスカンダルの行動と、イスカンダルが出て来るとどうしても冷静になれないエルメロイ2世が可愛すぎた。そしてセイバー陣営への違和感は今回の新規サーヴァント見た時点で結構感じてたしけど、出会うはずだったけど出会えなかったふたりのやりとりが切ない……アサシンエミヤの最終再臨のセリフが更にせつない。
ZERO本編は第五次というトゥルーエンドがあるからと虚淵さんがやりたい放題した話だけど、ZEROコラボは第五次との時系列のつながりがないからと虚淵さんが第五次で幸せになるはずのキャラまで勝手にハッピーエンド(個人の解釈)にしたみたいな、逆の方向でやりたい放題なのが楽しすぎた。作中でも語られている通り未来が訪れないifの世界線とはいえちょっと未来を想像すると、士郎が衛宮じゃなかったり桜が間桐じゃなかったり遠坂父が健在だったり(?)する世界線になるのかなと。イリヤに至っては生まれてすらいない可能性高いのかなと考えるとちょっと寂しいけど。
原作刊行当初、ウェイバーとイスカンダルの関係性に転がってた者としてはほんとなんか終盤のイスカンダルとの会話は涙せずには見れないし、後のエルメロイ先生とウェイバーのやり取りには叫んで転がるしかできないし、フレンドさんの最終再臨済エルメロイ2世を見るたびにもう無言で転がるしか出来なくなったレベルなんですけど、とりあえずエルメロイ先生はいつうちに来ますか。ピックアップの度に回しては軽く爆死してるんですけど一回にまとめてドンと引いた方がいいんでしょうか基本無料石+αでちまちま回してるだけの微課金とはいえそろそろ回転数が満ちても良いと思うんですけどだめですか……なおアサシンエミヤは3人来ました(うれしいけどそんなにこなくてもよかった)。
エルメロイ先生んちの子になりたい。
本編5章「北米神話大戦イ・ブルーリバス・ウナム」
監獄塔イベントで先出ししていたナイチンゲールさんがまさかこんな話聞かないイケメン女子だったなんて聞いてないですよー!!!?? まずCv沢城みゆきだけで大分ずるいんですけど並み居る敵を片っ端からぶんなぐって「治療」してしまう姿に惚れざるをえない。話聞かない面倒くさい人なのも良い。というか今回、他人の話聞かない面倒くさい人多かったよね……(某電気王とか女王のほうをみながら)
嫁王とエリザといい、カルナとアルジュナといい、エジソンとニコラ・テスラといい口では何を言っててもryな凸凹コンビが多くて大変美味しかったです。とりあえずエジソンとテスラが軽口叩き合うだけのイベントください。
終盤のボス戦はボスのみの戦闘が続く上にクーオルタの攻撃力がバーサーカーなだけにかなり高いのできつかった。逆に単体の強力な宝具さえあれば結構さっくり倒せるんだけど、下手すると宝具撃つまえに死ぬ。カーミラの宝具をぶっぱなすのに虚数魔術+吸血では2ターン目が限界なのでとりあえず早くカレイドスコープが欲しい……Arts効率の悪いオリオンは更に後にずれるので切実にカレスコが欲しい。
さりげなくマシュの過去のチラ見せみたいなのもあって続きがとても気になるというか、終わり方が凶悪すぎて早く6章がやりたい……。