遅まきながら、ギアス23話感想。
えーと、残り2話?
「シュナイゼル兄さんの正しい他人のかどかわし方講座(含妹)」
…そんな23話。
いつのまにか黒の騎士団はすっかりシュナイゼルの手足になっちゃってますね。結局彼らはブリタニア皇族の手の上で転がされてる現状は変わってないわけなんだけど、解ってるのかなあ。ものすごく真意の分かりづらい人だけど、シュナイゼルよりゼロの方が彼らのやりたい事には近いと思うんだけど、まあその辺を見抜けない辺りが彼らのダメなところというか、お人良しなところというか。
とりあえずナナリーが兄にかどかわされてると解ってちょっとホっとした。肝心な所は誤魔化されてるよナナリー!そんな黒幕のシュナイゼルは段々やってることがどこかのガンダムなんとかのデュランダル議長みたくなってきたなー。遺伝子操作で意思を奪うか、恐怖による意志の画一化を狙うかの違いくらいでしょう。それにしてもこの人、漸く本性見せてきたわけだけどこれまでずっと虎視眈々と自分のターンを狙ってきた知性派ラスボスにしてはやろうとしてることが大味過ぎるんじゃね…なんか若本皇帝と変わらないぞ、これじゃ。
一方、ルルーシュのナナリーに対する態度はかっこよかった。R2の序盤で「ナナリーのためなら誰を犠牲にすることも厭わない」的な事を平然と言ってたルルーシュがここまで人間的な成長を果たすとは。まあその後ナナリー居ない所で凹んでスザクに喝入れられる所はいつも通りだけど!!いつも通りのヘタレっぷり炸裂でとても安心した!!!
今回は今後の物語への前哨戦といった感じで、死亡者も殆どなく。いろいろな人にフラグが見えるので来週再来週でバンバン死にそう。藤堂と扇はそろそろヤバイ気がする……つか、ルルーシュにも一瞬死亡フラグが見えたのは私だけ?なんかロロと同じ末路をたどりそうで怖い…