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原稿のお供で「ようこそ実力至上主義の教室へ」のアニメを見ました。

ラノベ感想ブログかツイッターをチェックしてくださっているかたは私が先週くらいからものすごい勢いで原作を読み漁っているのを知っているかと思うのですが、ほんとずっと気になっていたのですが長らく色々と思うところがあり手を出していなかったんですよね。今となってはなぜリアルタイムで読まなかったのか後悔しているんですけどバカテス完結前後にMFJあたりが雨後の筍のようにこの手の学園待遇カーストものを出してきていて、割と全部バカテスと比べてしまっていたのでタイミング的には今でよかったのかなとも。まあ読んだらぜんぜん違ったんですけど……。

「よう実」のアニメ、原作未読よりも原作既読状態で見たほうが面白いのかなと思う感じのアニメだった。いや、未読で見ても特に困らない作りなんだけど割と原作で明かされていない情報の提示が多い。特に面白かったのがエンディングの際にキャストロールと一緒に表示される「現在のプライベートポイント」のリストで、原作内でもある程度示唆されてきてたけどDクラスの面々が割と爽快にポイント使い果たしてたり、Bクラスの面々のポイントがやばいことになってたりする。割と細かいネタが仕込まれてて面白かったです。しかし、裏切り者の話とかアニメでやったらポイントの表記でバレたりしそうだな。

あと「主人公が棒読み」ってTLでさんざん見ていたので結構怖いもの見たさで見た部分があったんですけど、原作を知ってる上で読むとむしろこのくらい棒読みのほうが「わかる」感じ。原作でも一人称の地文に不思議なくらいキャラクターの感情が乗ってないので、むしろ抑揚ありで喋ってたら解釈違いだったと思います。これ、主人公の声優さんがある程度実績のあるベテランだったら「そういう演技」なんだなって解釈になったと思うのでなんか新人声優使ってるのが凄い悪い方に動いてると思うんですよね……。私も秋山隼人の声しか知らなかったのでずっと「えっこのキャラに千葉翔也ってキャスティングミスじゃない!?」とか思ってたのですいませんでした。やはり声優さんは偉大である。

最初から最後までひたすらやばいくらいの棒読み感で淡々と喋っていて、唯一無人島サバイバル前に茶柱先生から父親の話を持ち出された瞬間だけ主人公の声に僅かな感情が乗ってるのめちゃくちゃ解釈通りだったのでちばしょーありがとうございますの気持ち。あと、「今だけ本音で語ろう」の部分をラストの掘北とのいいシーンにぶっかぶせるように持って来るの最高じゃないですか?こいつ掘北さんが一生懸命恋愛フラグ立てようとしてるのに全然聞いてないぞ!最高!!

原作3巻まで+αで一部他のキャラクターの出番が堀北に差し替えられていたりしたので今更ないだろうけど2期で改めて先の話をやってほしい気持ちが凄い。軽井沢さんの心の闇を自分の強大な心の闇で屈服させる綾小路みたさすぎるし(軽井沢さんのいじめ描写は地上波でやれるのか?って感じだけど)、龍園に出し抜かれて初めて「面白い」という感情を得るところ声で聞きたすぎるし、体育祭で堀北会長とリレー対決するところもアニメで見たかった。面白かったです。

それにしてもよう実原作が面白すぎてFGOのイベントに取り掛かれない……。

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>> 「K Circle Vision ~Nameless Song」みました


映画館の編成が変わるって言うんで、先週くらいに。
このままだと文字に残すのを忘れたまま内容を忘れてしまうので軽く感想残したい。
普通にネタバレ全開なんですけどもう見る人は見たよねって感じでいきます。

7編中唯一?オリジナルストーリーで語られる「その後」の物語。TYPE-MOONと科学ADVで育ったギャルゲーオタクの私、しょっぱなでこれでもかというほどわざとらしく尊さんのピアスが光ったあたりで展開を悟ってしまって始まった途端に「うわーーー歌月十夜だーー!!」って気持ちになってしまったんですけどすごく人が死んだり離別があるギャルゲーでよくある何故か全員生きてる後日談的お遊びファンディスクだった……でもそれがまたものすごい満足度の高いそれだった。いやだって、ダモクレスの剣も綻んでいない、万全な状態の各クランの王達がクランズマンを引き連れて夜になるたび激突するとか、泡沫の夢だとしても楽しすぎるでしょ…。地上波時代から崩れなかった作画が最高に良い仕事をしている。

世界の現実に気づきながらその夢に乗る人、気づかないまま夢に耽る人たちの中でやはりクロだけは事態を打開するために動き始めて。少しずつ夢の世界が「解体」されていくのが楽しい半面寂しくもあり。忘れられなかった想いを精算したり、縋ってみたり……という中でスクナの夢を見守る縁ちゃん達と、草薙さんを立ち直らせる八田ちゃんが良かった。八田は本当に「アニメ2期を経た八田」だったのでその成長ぶりにホロリとさせられる。結構序盤で気づいてる素振りがあったのとかも大変に良い。成長といえば、クロと縁ちゃんと一言様のお茶会の話もクロの精神的な成長がよく見れてめちゃくちゃ好きでしたね……。

そしてふっきれてない草薙さんの姿が本当に殴られる……十束の死からこっち、凹んでる姿を見せる暇もなかったよなと映画の赤を見て思ったのでその想いを精算するための物語があって本当によかった。ていうかこの映画、ぶっちゃけ一言で言うと草薙さんの夢セラピーですよね!?

あとは本当にアニメの後の話ということで別々のクランに身を置いた八田と伏見が戦場で喧嘩ップルしつつも背中合わせに戦ってくるの最高of最高だったんですけど!!!そうこれ!!!これが見たかった!!!!乱戦のときに名目上違うクランだけどいつのまにかスクナを前に共闘する流れになってたり(この辺は八田の見ている夢だからこその都合良さみたいなのもちょっと感じる。だって今後伏見と「共闘」する場面があったとしても、かつてのような異能を持って全力で戦う体験を彼らがすることは金輪際ないわけだから)、あとなんだかんだ昼のパートで自然に会って喋ってる八田と伏見大変美味しいです。ほんとアニメ2期ラストでこれまでの歪んだ依存関係を精算して別々の人間として関係を再構築した八田と伏見が好きで好きでってこれ映画の感想3回書いて3回とも言ってた。性癖もしくは萌えのサビなので許して欲しい。

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>> 映画「メモリーズオブレッド」見てきた


もう2日前なんですけどメモレの映画見てきました。誰かの大切な人の誕生日に人が死ぬ話を自分の誕生日に見るの、とてもエモーショナルなかんじだなとおもいました。

土曜で放映時間が微妙(立川の2回目は21時15分から上映)だったせいか、初日の割に人少なめで割と快適に見れたんですけど、見に来てた女性ファンが殆ど後半すすり泣きはじめたのでもう凄かった。私も何度か涙腺が緩んだ。なんというか、全力でファンを殺しに行く映画ですよねと……。

アニメ本編では描かれなかった十束の最期と、その十束の存在によって心地よい日常に繋ぎ留められていた尊が十束の死をきっかけに「檻の外」に解き放たれるまでの物語が幸せな日常とともに語られるの、本当に胸に刺さる。最期の夜に十束がバーHOMURAを出ていく直前の過剰なまでにスローな演出ずるくないですか!?あれ、その後十束が死ぬという共通認識があるからこそのズルい演出だよなあーーー。

アニメの内容をふまえて、十束が死んだ翌朝の草薙さんと宗像の反応が完全に先の事まで理解した上で尊さんの結末までをも覚悟完了してる人の反応という気がしてとてもつらい。尊の言葉を聞いてこれまでのことを「楽しかった」と過去形で語る草薙さんと、一報を受けて即座にダモクレスダウンを予見する宗像、なんていうか理解が早すぎる……。(逆に尊と直接面識があって他の吠舞羅メンバーと違い割と冷静に状況分析しそうな伏見が宗像に言われるまでダモクレスダウンの可能性に至れないの、吠舞羅時代の伏見と尊さんの微妙な距離感を感じてしまって大変に好きでした)

なんというか、十束は本人が言い残したとおり、まだやれてないことはたくさんあったけどその上で「幸せな人生だった」んだとおもうし、尊さんも十束の死をきっかけに解き放たれてしまって「自分のしたいことをして死んだ」人なんだとおもうのである意味ハッピーエンドですらあると感じるんですけど、でも、二人の生き様を目の当たりにして、その上でおいていかれる草薙さんと宗像はしんどいよなあと、なんか変な方向に涙腺を刺激されてしまった。尊さん以外に接点のない草薙さんと宗像が尊さんの話する話が見たい。

3巻特装版ブックレット掲載のピアスの話が映像化されたのも色々と衝撃だったんですけどその直後に草薙さんの返しが来て油断してたところに涙腺を全力で殴られました。あれほんとポータブル墓(人から聞いてしっくりきすぎて忘れられなくなった概念)……。

あと先月ロスモワで殴られたばかりなので、不意打ちで伏見と決別した後の八田が飛行船を追いかけたあの日を思い出すのずるいとおもいましたとても殴られる!!

帰ってからメモレの3巻読み直したんですけどロスモワとアニメ2期を踏まえて3巻最初の八田と伏見の話を読み直すと、なんていうか、伏見にとっては吠舞羅時代の居場所はあくまで「八田のとなり」であって、吠舞羅や尊さんは自分の居場所じゃなかったんだよなあみたいなしんみり感を改めて……そして最後までそれを理解できなかった八田。

2期のラストで、それまで自分の居場所がみつからなくてなんかふわっとしていた伏見がセプター4が自分の居場所なんだとやっと認識して、その上で尊さんが居なくなって改めて自分の意志でアンナと新生吠舞羅に寄り添うことに決めた八田との関係を再構築するのが本当に好きってこれロスモワ見たときも言ったね!!サビなので何度も言います!!

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>> 劇場版「Lost Small World ~檻の向こうに~」見てきた


劇場版Kがロスモワの番だと知ってあと人の感想を見て「これは絶対に好きなやつだ」と思ったので身体に鞭打って見てきました。

今やってる劇場版K、なんだかんだでこれまでの1個も見れて無くて今回やっと見れた感じなんですけど、突然アイドルが始まったり途中で一度エンディング入ってすぐさまオープニングが始まったりしてフリーダムでした。約30分×2本構成?このまま一通りやった後に地上波でそのまま流せるやつでは……とか思った。

それで期待したとおりめちゃくちゃおもしろかったです。男子中学生がキラキラしてて眩しい。八田がめちゃくちゃ伏見のこと憧れの目で見てくるし、いちいち距離が近いし、その八田に少しずつほだされていった伏見の表情が少しずつ柔らかくなっていくのが最高に良いし、アヤちゃんを交えた飛行船を自転車で追いかける話の尊み無限大だったり、伏見の鬱屈した家庭の描写から垢抜けに楽しそうなアジトでの二人の様子まで。全てがひたすらにまぶしい。

ふたりが吠舞羅に加入するところで終わるので、原作後半の八田が尊さんに信仰先を変えていって伏見が八田に対して鬱屈していくところがバッサリないのでおおよそ八田と伏見の関係に関してだけいえば本当に100%の純度でキラキラしていた。壁井ユカコ作品のうすぐらい感じから闇だけを吸い取ってしまったような刹那の青春の光が凄くて……なんか徹底した「光のユカコ」みたいななにかを感じた……。いや彼らの関係性はやっぱり原作読んだときと同じくなんというか不健全な依存関係だなって思うし、なんというか光に向かって堕ちていくような物語だなと思うんだけど、そういう甘い背徳感というか薄暗さを吹き飛ばすような圧倒的な「光」。

そんなロスモワで闇を背負って立つ阿耶が、また動くとめちゃくちゃかわいい。最初のちょっと気持ち悪いくらいの媚びっぷりから少しずつ本当の姿が見えてきて、八田に伏見を取られて八つ当たりしたら伏見にはノロケられるし、最後の最後でめちゃくちゃ直感的に本人が気づいていなかった本心を刺してくる八田にボロボロに泣きながら自分の感情を吐露する姿がめちゃくちゃしんどくて、最初から最後までひたすら可愛い。仁希は声優さんすごい枠というか、事前に人の感想で見てたから注目してたのはあるんですけど、喋り方が本当にK初期の(八田にウザ絡みしてた頃の)伏見にそっくりで、えっ宮野さんのダブルキャストか!?って思った。みきしんでした。声優さんて改めてすごい。

ロスモワ原作で二人がアジトでjungleへのハッキングを計画している際に伏見が死ぬ(破滅する?)みたいな意味で「失敗したら宇宙にでも行くか」って言うんですけど、それに八田が伏見のことだからカッコイイ宇宙船作って宇宙旅行につれてってくれるみたいな勘違いをしてる感じで返事してくるシーンの、一番意気投合してる時期なのに致命的にすれ違っている二人の会話が最高に好きなんですけど、アニメでは伏見が「失敗したら宇宙にでも行くか」って返すだけで終わるので、そこが少しだけ残念だったんですけど、そこを切ったことによって原作知らないとひたすらに男子中学生のキラキラした依存関係しかみえてこなくてもはや目が開けられないほどの眩しさだったので全部見終わったら「これわざと切ったんだろうな」って気がしました。その前に屋根が開いて屋上から宇宙ロケットが飛び出す秘密基地みたいな話してたから余計光度が高い会話になってしまった。光のユカコ……。

しかし、アニメ2期最後まで見た上で改めてこの物語を見直すとロスモワ最後からKのアニメ本編に至る八田と伏見の離別・対立時期ってやっぱり関係を正常化するために必要だったんだよってしみじみ思うな……中学時代の蜜月はやっぱどこかお互いに依存が見え隠れしてて健全な関係性とはいえないもんな……。

あとほんと、アニメ2期最後のお互いが別のクランのメンバーだと受け入れた上で関係を再構築し直した八田と伏見がめちゃくちゃ好きなんですよね……お互いに別の帰る場所がある、最高の親友って関係が好きなんだ……。

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>> 4/17


 大変今更「クオリディア・コード」のDVDの最終巻を見ました。

 リアルタイムのアニメは作画が……間に合ってない…みたいなところもあったんですけど、見てて気になる部分はDVDになった時に殆ど修正されていたし(作画が大崩壊だった終盤は若干修正しきれなかった感も感じましたが)、原作者3人によるスタッフコメンタリーでの裏話やコメント付きの脚本が付録になっていたりして円盤の満足度はとても高かったです。脚本は特に尺の都合でカット・変更される前の部分が収録されていて毎巻読み応えがありました。

 っていうかアニメ後半にカナリアを失って自暴自棄状態の壱弥を霞が立ち直らせて最終決戦に臨むまでの流れが個人的に性癖直撃でひどかった……いやもうアニメ本編からして普通に酷かったんですけどコメンタリーが

 「この時、霞は壱弥がなんて言葉を掛けてほしいか理解してるんですよねー(意訳)」
 とか いうから……!!!!!!

 なんだかんだ言いつつ本人がその時に欲している最も的確な言葉(を明日葉経由で聞かせる事で)壱弥を精神的に立ち直らせ、カナリアと再会した後は彼女の前でかっこ悪い所見せるなとかいってけしかけて、それで最終決戦では本人が戦ってて周囲の状況が見えない聞こえない状況で相手へのおおよそ最大級の(心からの)賛辞を贈る千種霞(思わずフルネーム呼び)が本当に性癖に直撃でひどい……。

 アニメのエピローグで夜羽の元を千葉組と入れ違いに出ていく際に霞に見えないようにウィンクしてくる壱弥さんと「じゃあな」っていう霞に「またな」っていう壱弥さんが好きすぎて死ぬって100回くらい言ってる。今生の別れとなるかもしれない状況(というか霞はそのつもりで言ってると思う)に「またな」って言葉を被せることでこれは今生の別れではないと言外に被せてくる壱弥さんほんと霞のこと好きすぎでしょ……。

 アニメ自体は若干説明不足の所も多く、作画は毎週ネタにされるほど崩壊してたし色々残念に思う部分もあったんですけど、本当に久しぶりに性癖に直撃のアニメで面白かったので……2期は絶望的っぽいんですがいつかまた小説でも漫画でも彼らの新しい物語が読めるといいなと思いました。

 あと、クオリディアはメイン6人の中の人が総じて原作しっかり当たってくれるタイプの声優さんでキャストコメンタリーが本当に楽しかったなあ…割と露骨に原作に興味ない感じのひたすら声優がキャッキャウフフしてるだけのキャストコメンタリーにしょんぼりさせられることが多かったので、まず声優さんたちが普通に前日譚小説の設定の話とかぶっこんでくることにびっくりしてました。

 最終巻のキャストコメンタリー、壱弥役の斎藤壮馬さんがひたすら作品の話しながらアニメの盛り上がるシーンになると突然それまでの会話も忘れて息をのんで画面を見守ってたりするのが本当に好感度高かった……。

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