あまいろ

あけましておめでとうございます冬コミの後始末もそこそこにうみねこクリアしてきました！！

以下ネタバレ感想↓
続き



ラムダ×ベルン（リバ上等）殺し愛MOEEEEEEEEEEEEEEEEE！！！！！
最終章にきて最後の最後でこの2人にうちのめされましたねやばい魔女二人やばい文字とおりのビックバンできるくらいの殺し愛YABEE！！ていうかじゃんけんのシーンとか、ラムダさまマジかっこいい！！！！

……とひとしきりはしゃいだところで本編感想ですが
えーけっきょくこれはどういう……という思いが大変強く……

EP1前から「ミステリーじゃない」って宣言していたような気がするので真実がややうやむやのまま猫箱に閉ざされてしまった事は百歩譲っておいて置くとして……

私の貧弱な脳みそから推理するとどうしても「次男一家犯人説or戦人黒幕説で正しいんじゃ？」って結論に至ってしまうのが猛烈に嫌だ。

だってEP7をお浚いすると「絵羽伯母さんは次男夫妻が犯人だという事実を隠匿する為に縁寿に真実を教えなかった」わけで、EP8を読む限り絵羽が縁寿に愛情を注いでいた事は間違いないわけで、そうするとやっぱ伯母さんが口を塞ぐ理由がそれ以外思いつかないわけで……云々

戦人黒幕説はあまり支持したくないので好意的に考えて

ベアト（＝ヤス＝紗音？）が金塊の話を持ち出す
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金塊の分配を巡って大人組がこじれる
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次男夫妻が暴走・大虐殺決行
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命からがら逃げ出した絵羽と別口で難を逃れた戦人・ベアトペアのどちらかが島を爆破
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ベアト＆戦人、爆破後にボートで島を脱出するもベアトは自分の存在がきっかけで今回の事件が起きたと罪の意識にかられ、投身自殺。
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戦人後追い

……で一応筋は通るのかなあ。
上位世界は戦人（＝八城十八）をはじめとした偽書書きとウィッチハンター達（山羊さん達よりもより上位な感じの）のやりとりを擬人化というか擬物語化……とでもいうのか、したような感じ？記憶を持つ戦人＝ゲームマスターの戦人、記憶を持たない戦人＝八代十八＝アウアウ、みたいな感じで。

あと結局EP7のヤスが戦人の事好きで戦人がころっとそのこと忘れてたのが原因で云々っていうのはどうなったのか。ヤスは紗音だと思ってたけど別人なのか。EP8で戦人と一緒に投身自殺したベアトって結局誰なの。ベルンのゲームで紗音が死んだところで何故か仔細なしでいきなり死んだことにされた嘉音はどういうフラグなの。「どちらか1人しか恋ができない」といってた事を考えるとひょっとして一人二役とかそういうことなんですかとかああもう考え始めるときりがない。

いや、EP8の流れからして「真相は考えるな、感じろ」なのはわかるんですけど、一番それっぽい猫箱の中身が次男一家犯人説っていうのがどうしてもモヤっとするんだよなあ……せめて絵羽が真相を隠そうとする他の理由への伏線を提示するとか、後日談的な形でいいから真相を教えてくれないものか。山羊さんと同じこといってるのはわかってるけど、絵羽の日記の中身を読ませてくれるだけでいいんだ……

ちなみにベルンの謎解きゲームのところで試しに犯人を誰も選択しなかったり絵羽一家を犯人に指名したりしたけどベルンに鼻で笑われただけでした！試しに最後の縁寿の選択を間違えてみたらバッドエンドにたどり着いただけでした！

そういえばルドルフでEP1の「これが終ったら話したいことがある」は戦人の出生のことでいいんだよね？だとすると、「俺は今夜殺されるかもしれない」が真相を知った霧江に殺される、って意味になって霧江単独犯による暴走とか、霧江黒幕・ルドルフ実行犯説とかも考えられるわけだけど……って考えるとやっぱり全力で怪しすぎるんだよな次男夫妻。

そんなわけでどうしても真相をうやむやにされたせいで色々な意味で本編の戦人やベアトに萌えを感じられなかった今回なんだけど、それ以外のキャラが凄かった本当に凄かった。絵羽伯母さん＆エヴァ様株うなぎのぼりなのはもちろんですが、帰ってきたローザさん無双とか、幻想組大活躍とかやばい。これまでのEPで無双ってた次男夫婦の活躍が少なめだったのはEP7のアレを受けてなのか……


最後のベアバト逃避行は、本当に本当に泣けるシーンなんだけど、とにかく真相がうやむやのまま終っちゃったので結局どういう状況でこの場面に至ったのかが理解できず、正直あまり盛り上がれなかったです。うーんうーん、やっぱり真相の解明を。といっても作者さんが猫箱の中に閉ざしてしまった以上読者がどんなに真実に近い妄想をしてもあくまで「可能性の一つ」なんだよなあ……