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出張編集部にいきました


最近なにかと話題の「出張編集部」なるものに行ってきました。

ツイッターでちょくちょくレポートが流れてきて興味があったのと友達が出張編集部に行ったときの話を聞いたらめちゃくちゃ楽しそうだったのと、なにより本の感想に飢えていたので私も行ってみたい!と話をしていたら、春に参加する友人が春コミのチケットをくれたのでした。

流れ的には気になる編集部の整理券を受付で貰って内容を記入し、イベントが始まったら目当ての編集部の人に整理券と見せたい原稿(本)を渡して読んでもらう感じ。いろんなレポートでも言われてましたが編集のかたが結構しっかり読んでくださるのでびっくりします。その間にそこの編集部が担当された本や雑誌を読んで待ってて~って感じだったけど、正直目の前で本読まれてるので気持ち的にはそれどころじゃない。

私の場合はちょっと前の本と冬コミで出した本~という感じで複数持っていったのですが、「以前より良くなっている」と言ってもらえたのでホっとしました(割と退化してるんじゃないかとビクビクしていた)。しっかり良いところは褒めて貰いつつ「ここを直すとこういうふうに良くなる」という感じでアドバイスをいただけるので、見知らぬプロに自分の本を見せるという恥ずかしさを差し引きしても行く価値あるな!と思いました。めちゃくちゃ勉強になったと思う。

あらかじめアドバイスは「漫画家デビューしたい人」「同人誌や自作の感想・アドバイスが欲しい人」向けを選択できるようになってて、前者だと結構キツいコメントもあるみたいなんですが、後者は基本的に褒めて伸ばす方針みたいなので思ったより気軽に行けました。朝一番で行ったらそんなに待なかったというか並んでないところも結構あったので、ピークタイムを外していくと良いかも。(ちなみに朝一番の時点ではBL系の編集部はかなり混んでて、一般のところは割と余裕ある感じでした……春コミだからかもしれない)

どこに持っていくか悩んだ挙げ句、自分の好きな作品が連載されてて作風の合いそうな所って基準でいくつか決め撃ちして持っていきました。全体的に指摘された部分は似たような感じだったんですが、実際最初に持っていったところは作画関係のアドバイスが多め、2つ目に持っていったところは展開や場面に対するアドバイスが多め~みたいな感じで、同じ本を見せても同じ話にはならないなという感じ。他の出張編集部に来た人もばんばん整理券貰っていってどんどん見せる!!みたいな感じだったので、気後れする必要はないかも。

雑誌の作風と自分の書いてるものがちょっとズレるかな?という感じのところに持っていったときとかどうしても編集さんが話すことを探してる印象あったので、やっぱ得意不得意というか相性は感じたというか、反応鈍くてもめげずに他でもお話聞気に入ったほうが良いかなと思いました。私の場合、割と最初に行った編集部さんががっつり感想をコメントしてくれるところだったのでありがたかったです。勇気もらいました。

あとわりと編集さんのほうからがっつり話してくれるところと、感想はさっくりめでこちらから質問するのがメインのパターンとあったので、聞きたいことはあらかじめ多めにリストアップしておいたほうが!!絶対に良いと思う!!予めいくつか質問は考えた上で現地に行ったのですけど、少ししか考えてなかったし割と質問自体も幾つかは答えが決まってて同じような解答になっちゃう話だったので、もうちょっとがっつり考えておいておけば色々お話聞けたのになと……ぐぬぬ。

「展開が割と唐突になりがちというか、場面の切り替えに苦手意識があるのでアドバイスがほしい」という質問をしたんですが、この辺は割とひとによって全然違うお話が聞けたので面白かったなあ。

とりあえず、今年はもう少しちまちまイベント参加していく予定なので、今日の体験を次の本に活かせるようがんばりたい。申込みを忘れなければ次はスパコミです。

余談ですけど開場時のBGMが「GetWild」で始まった途端に終わった感じ凄かった。出張編集部のすぐ近くのホール入口付近で待機していたので、曲を聞きながらホールの中に入っていくの「私今、めちゃくちゃゲトワってる!!!!!!!」という感じで趣深かったです。

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