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最近ずっと小説家になろうで『盾の勇者の成り上がり』を読んでるんですけど、あらすじから考えていた復讐モノっぽい雰囲気とは違って(いや実際に序盤はきっちり「復讐モノ」ではあるのだけど)ある程度持ち直したあとは復讐相手を死なさない程度に痛めつけつつ、それが適度に重苦しくならないコミカルさで進んでいってそのへんのバランスのとり方が絶妙でかなり面白い。復讐相手への苛め描写にモヤっとすることもあるのだけど、周囲がそれとなくそこにツッコんでくれるので陰湿になりすぎてないあたりギリギリのバランスだなあと。主人公の鈍感ぶりは「一度女にこっぴどい目に合わされて女性不信になってる」ではフォローしきれないキツさがちょっとあるけど。

しかしなろうで全体の1/4くらいは読んでしまったので書籍版(※ソフトカバー22巻)に進むのはちょっと勇気が要るな……どのくらいストーリー違うんだろう。

最近割となろうで書籍化済の話を読むパターンもちょくちょく増えてきて、そういうのも軽率に布教していきたいんですけど読書感想ブログは紙書籍用にフォーマット組まれてしまっていてそこになろうの感想入れるのちょっと悩ましい。まとめにするほど読んでもないしな。Tumblrに思いついたら感想を書いてはいるんですけど、読書感想ブログで記事にしようとすると盾の勇者くらいに分量があるやつってどこまで読んで感想記事にするか悩みますしね。

しかしめちゃくちゃ面白かったので外伝の『槍の勇者のやり直し』くらいは買って読むかな……という気持ち。最近気軽に無料で読める世の中だからこそ、本当に面白かったと思うコンテンツには無理のない範囲で課金したい。

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