かなめのハリセンがテッサたんの水着に叶わないとでもいうのかまっつー!!!
というわけで、「メイドをねらえ!~中林校長の野望~」1巻を購入したのでちょっと感想でも。
正直最近の「御主人様」に食傷気味なものを感じていた私としては結構楽しめました。
つか、まっつーは「御主人様」より「メイドを~」を描きたいんだなあとちょっと思った。
「メイドをねらえ」という漫画自体が物凄く「恐らくガンガンの規制にひっかかって出来なかったネタ」のオンパレードな感じで、連載当初はとにかく現在「御主人様」を書いていく上でどれだけ作者が制約に縛られて自分のやりたい事が書けていないかというのが透けて見える気がする…。
まんま、持田菜摘がいずみと義貴の苛められッ子な部分を受け継いでて、
北村きりこがみつきと義貴のサドッ気な部分を踏襲してて、
この2人でそのまま御主人様と同じ(いや、それ以上の)ギャグができる。
それを考えると、義貴といずみのラブコメ部分を公然と嫌がっていた作者にとって
彼女達の「百合」というテーマはうまい事やったな、という感じ。
百合と言い切ってしまえば女同士でもエロいギャグは出来るし、
二人が女同士でありライバル同士であるからラブコメ的な空気は一切発生しない。
百合ってあまり好きじゃないんだけど、こういう関係は凄く好きだ。
つか、御主人様よりも此方の方がストレートで自然に読めるんですよね~…
近頃の御主人様は露骨にラブコメ回避しようと必死な所多かったしなあ。
まあ、個人的に御主人様ファンは買って損のない漫画だと思った。
やりたい事をやれてる分、ギャグ漫画としての完成度も此方の方が高いと思うし
(ラブコメとして御主人様を読んでいる人とパロディが苦手な人は多分微妙…)
やってる事が違う分、御主人様よりは全然ネタが新鮮だし。
しかし、まっつーは御主人様ネタ引っ張りすぎだ…そこは非常に気になる。
つか、椿あすの義貴×いずみR指定漫画のラフが見れるだけでもある意味読む価値がありますよね、この漫画。