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THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS


 SideMのセカンドライブ、1日目はライブビューイング、2日目は現地で見てきました!

 1日目のライビュに行くかずっと悩んでいて、結局一番近い会場の当日券取れたので突発で行ったんですけど、結果としては行って良かった。前すぎるくらいに前の席だったんですがその分映像は前の人の頭とかにもつっかからなかったし、都心の会場と違ってのんびりじっくり見れた気がします。

 逆に2日目は「なんか情報量が多すぎてどこみたらわかんなくて結局画面ばっかり見てたけどそれライビュとおなじになっちゃうじゃん!?って他の所見るんだけどとにかく情報量が多くて脳がまだ処理できてないから待って」みたいなこと言ってたんだけどほんとうに普段ライブにいかない引きこもりオタクには情報量の多すぎる場所でした。席も後ろの方だったので1日目のライビュのほうがよほど記憶が定かだったりするんですが、あの「同じ空間に居る」という一体感を味わえたのは本当に得難い体験だったので、楽しかった。

 1stで見たユニットも衣装がリニューアルされてたり細かいところが変わってたりして凄く楽しかったので、両方見に行けて良かったです。来年も見れるといいなあ。

以下登場順でユニットごとに感想。割とユニットごとに長さの違いが激しいんですけど見入ってるうちになんか終わってたユニットとかもあるので許してください……。

◆DRAMATIC STARS

 1日目に「STARLIGHT CELEBRATE!」ではじまって2日目ラストに同じ曲で〆るセットリストがまずズルいなあと。ドラスタ司会の頃の315プロラジオしか知らないのですが、あれで使われていた分SideMを代表するユニット曲というイメージが強いんですよねえ。

 とりあえず「MOON NIGHTのせいにして」がズルい。発表当初からヤバいとかムーンナイトのせいとかいわれてたけど、その「ヤバイ」って言われてた部分を直球にキャストが二次元で表現してしまった感じ。ドラノンのダンスもかっこいいんですけどムーンナイトは大人の色気で攻めてくるので屈服するしか無い。なんか特にソロ曲がクソ可愛かった八代さんが仕草から表情から全力で大人の色気をムンムンに出した所をカメラが大写しにしていくのズルすぎるんですが、最高のタイミングで現地もライビュ会場もまっすぐに強い視線で撃ち抜いていくしゅごんの主人公補正が天元突破してた。多分あれ精神コマンドで「魂」と「直撃」かかってたからみんなすべからず死んだ。

 あと桜庭先生のソロ曲は演出からして全力でロボットアニメだったのでSideMは早くロボットに乗る系の作中作のお仕事を持ってきてください。

◆FRAME

 CD聞いたときも思ったけどユニット曲2曲ともものすごく直球なニチアサ感でライビュで見てもやっぱりすごくニチアサだった。CDジャケット再現のトロッコにはニヤリとするしかないし、あれ現地で二階席3階席で見てた人ヤバかっただろうなあ。(2日目にもWがトロッコできたんですが、前日があった分結構みんな予想済みみたいなところあったので…)

 あと個人的に龍くんのソロ曲で、龍くんを演じる濱健人さんが本当に最初から最後まで全力の笑顔を演じてるのがすごいヤバい。なんかほんと脳内で二次元を三次元に変換するとああなるなって感じなんだよなあ……ニッコニコ笑いながら腕をふって階段降りてきてコケるの、本当に二次元が三次元にいた……。

◆F-LAGS

 二曲とももともとかなり好きな曲なんだけど、旗持ったパフォーマンスがあったり、サイリウムを使ったトリコロールとか、ライブならではの部分でのインパクトすごかった。ライビュで見ていると赤白青の3色持ちをしている人が結構居て、個人的にサイリウムの複数本持ちはあんまり良い思い出なかったんですけどライビュで良い方に印象変わった。そしてサイリウムで作られたトリコロールはライビュ会場から見てたんですけど本当にぴったり3色に染められていて綺麗だった……。

 あと、SideMに来てからの姿しか知らないけど、涼を演じる三瓶さんの言葉にはすごく胸に迫る何かがあって、すごく圧倒されました。1stのJupitorも本当にそうなんだけど、なんかもう彼らが喋ってるだけで貰い泣きしちゃいそうになるというか、ここに立つまでの積年の想いを全力でぶつけられてる感じというか。最後の三瓶さんのトークで「ここに来てよかった」という言葉を聞けて、本当に良かった。

◆Altessimo

 「The 1st Movement」の音楽と映像とダンスの融合が凄い良かったんですよ……色んな意味で見てみたいユニットのうちのひとつだったんですけど本当に荘厳な映像とそこで朗々と歌い上げられる曲と、あとなんだかんだで結構しっかりダンスもしてるのが……決して前職である「音楽家」ではなくて「アイドル」してるんだなあと。

 二人の関係性をぶつけあうような二曲目の「Never end 「Opus」」も含めて凄く良かったです。あと、都築さんを演じる土岐さんの絶妙な「都築さんぶり」にニヤニヤしてしまう。

◆Legenders

 アルテの荘厳な曲から一気に「Legacy of Spirit」の激しい曲調に変わって、上からの角度で3人の姿がスポットライトに照らされる演出が凄い好きで好きで好きでってライビュ終わってから10回くらい言った。曲も好みなんだけど映像がそれにぴったりマッチしてて……今回のライブ本当にライビュのカメラと現地の後ろの映像がいい仕事しすぎてて曲の世界と一体化するような感覚がすごかった。あとドラスタのムンナイと張れるくらい腰つきがエロい。

 新人発掘オーディション周りの一連の展開の流れ、個人的になんか凄くあのテンポが合わなくて物凄く気持ちがついていけてなくてみたいな急展開があって、そのままずっとLegendersにどう接したら良いか解らないみたいな気持ちがあったんですが、セカンドライフを経てやっとこさ腑に落ちたみたいなところがありました。彼らも紛れもなく315プロの新人アイドルユニットなんだなあと。(そのへんまさにラストの雨彦役・笠間さんのコメントがグサグサ刺さったんですけど…)

 彼らの中で敢えて言うと想楽くんが好きなんですけど、想楽くんを演じる汐谷さんがすごくあの独特のキャラの喋り方のままで歌ってくれるのが凄くツボでした……。

◆神速一魂

 ライブで演る時のこととか全く考えずに曲を聞いてたら、凄くコールが多くてわたわたした。でも、元々コール多い曲に神速のおふたりが途中でコールを煽ってきたりしてばんばん声を上げる感じが独特で楽しい。御本人たちも仰られてたけど「ライブで演ってはじめて完成する曲」というのがまさにそうだなあと。ライブ前とライブ後で一番イメージが変わった二曲かもしれません。

 あと、神速の中のおふたりがイチイチ仲良い感じでにまにまするというか男同士の顔が近かった枠その1。

◆彩

 和楽器の音が入ってる曲が好きなんで彩の曲はもうわりと無条件で好きなんですけど、和風テイストもしっかり出しつつどこか騒がしい映像演出とダンスとコールの多さでわちゃわちゃしてて、凄い楽しい!ユニット2曲もそうなんですけどにゃんすソロの短い時間でライビュ会場なのに脳の処理がおっつかないほど振り回される感じはわりと真面目に記憶を失うレベルでした。気づいたら終わってた……。

 華村さんのソロ曲の後ろで旬役の永塚さんと都築さん役の土岐さんがダンスしてて個人的に旬が共演したい相手に都築さんの名を上げてからずっと見たかった組み合わせに「中の人がキャラよりも先に共演しちゃったー!!」って叫んだり、にゃんすと一緒に踊ってる大吾くんと春名かわいいとかくろーくんのソロ曲は最後のお辞儀ずるいとか。

 ところで後ろの画面でコールの字幕出してくれるの地味にありがたいんですけど、ライビュ会場だと本当に一部しか映らなくて仕事してなかったのでカメラの位置関係なくどっかの画面に出してくれーって思ったんですけど、そもそも出すタイミングがコール出す瞬間だと字幕を脳が認識して声出すまでの反射神経を競う音ゲー状態になるので次があるときはぜひとも字幕の出すタイミングを見当してほしかったです…その要望完全に音ゲーだよ!!

◆High×Joker

 1日目でドラスタ除くと唯一のファスライ経験ユニットということで前半はトリだったり曲数が多かったり、ステージの切り込み隊長感強かった去年と比べると責任増した所にいるのが箱推しとしてはちょっと嬉しい。しかし改めて曲順確認したら「HIGH JUMP NO LIMIT」から3曲連続で最後が全体曲とは言え割と体力を殺しに来てるやつだな……。

 相変わらず中の人達が演出する男子高校生のわちゃわちゃ感は見ているだけで楽しくなるし、去年あんまり印象に残ってなかったエアバンドのリアクションが去年よりバンド感出てる気がしてテンション上がる。ハイジョは一昨年のリリイベで実際に見たことのあるアーティストなので無理に現地でみなくてもいいかな、なんて思っていたんですけど当然だけど一昨年より全然パワーアップしていて、楽しかった。

 全力でぶちかますユニットソング2曲に対して、しっとりとした「OUR SONGS」がアルテ、レジェ、F-LAGSのしっとりした曲でちょうどその曲の存在を強く意識した瞬間に来るもんだからもう叫ぶしか無かった。ええ正直後ろの過去カード絵を流してくる映像が気になって中の人達のパフォーマンス全然見れてないんですけど!(更にライビュだと旬のカード絵だけ絶妙に殆ど映らなくてぐぬぬした)

 アワソンだかその後の「夜空を煌めく~」だか記憶が定かじゃないんですが、魂を絞り出すような力強い旬のソロパート最高でした担当しててよかった。

 あと書き忘れてたんで今いいますけど最初に登場した時にいつもとちょっとちがうイントロが掛かって「これ誰!?」ってぼやぼやしてたら逆光でババーーーーーン!!!!ってハイジョの5人が逆光で(2回言った)立ってるのヤバくないですか!!!!!箱推しは曲が始まる前に死んでた!!!

◆Beit

 ここから2日目出演の人たちの話。Beitも一昨年のリリイベで直接見たことのあるグループなんですけどまずなんか衣装のパワーアップを一番感じた!なんというかファンタジー世界の村人ABCだった衣装が王子様になっていた(ごめんなさい…)。映像演出も含めてこれは乙女のハートを撃ち抜いてしまうし恭二のソロ曲の感想がみんな「顔がいい」だったのもなんか初めてわかりました……うん、梅原さんの顔が良い…………。

 曲は既存の二曲もすごく好きなんですけど「Fun! Fun! Festa!」がめっちゃたのしかった……ガンガンコールはいるし、ピエール役の堀江さんが片手でピエール持って踊ってるのが可愛すぎるし。もう全身全霊でキラッキラしたお祭り騒ぎの曲だった……Beitに限らずアニバ曲は恐らく意図的にユニット曲のイメージから一転した雰囲気の曲が来るの、大変にずるい。

 2日目トップバッターがBeitで、「スマイルエンゲージ」からのスタートだったんですけどしょっぱなスマエンで割と会場が動揺してたの面白かった。あれ最初に来ると思わないよね!!ほんとに!!

◆Cafe Parade

 咲ちゃんがめちゃくちゃ咲ちゃんだった……前から言ってたんですけど咲ちゃん役の小林大紀さんの声って女の子みたいに可愛くてでもどこか「男の人が演技した結果生み出した声」なのが最高だと思うんですけど、舞台の上の本人も性別を見失う可愛さですごい。でも決して100パー女の子になりきってはいないところが良い。ソロ曲の硲さんとまいたるの顎くいや壁ドンアピールをかわしていくパフォーマンスも含めて、男の子が作り出した可愛さという咲ちゃんの夢を一貫していくかんじ凄く良かったなあ。

 カフェパレのユニット曲はみんなわちゃわちゃしてて可愛いんですけどハイジョとは違って18歳以上が繰り広げる大人の本気のワチャワチャ感が楽しい。咲や東雲のソロ曲もワチャワチャ可愛い楽しいの雰囲気の中、うってかわって個人の世界観に全力なアスランのソロ曲良かったです…一緒に踊った二人が初代ハロウィンの魔法使いコンビだったと聞いて人選の巧妙さにも膝を叩いた。

◆もふもふえん

 直央くん役の矢野奨吾さんとかのんさん役の村瀬歩さんがキャラ声作ってる合間に地声での発声してきてそのたびに「!?」ってなるんですけど、唯一ユニットの中では一番悪ガキっぽいしろーくん役の古畑さんが素に近い声で演じられているのがなんだか面白かった。あとほんとうに、「いつかおとなになって可愛くなくなるのを恐れている」という初期設定のかのんさんに、新人声優じゃなくておとなになっても可愛い声と演技で定評のある村瀬歩をぶつけた人選凄いと思った……あんなに可愛い演技する大人が現実にいるとかかのんさんも将来に安心するしかないでしょ……。

 しかも、そんな村瀬さんの最後のコメントが印象的だったというかとても真摯に役と向き合ってくださってるんだなあと。しろーくんは涙もろい可愛い。現実

 もふもふえんの曲は2つとも背景からしてもう「にこにこぷん」かな!?って雰囲気とパフォーマンスすんごい楽しかったし、曲の途中でなんか出て来る演出かな?とおもっていた意味ありげな箱の中に次の枠だったS.E.M.が控えてるの面白すぎるし、2日目のコール音ゲー枠でした。ここで聞いてはじめて「わんわん♪」「がおがお♪」「メェメェ♪」なんだって気づいたよコール部分まで文字で認識してないんだよぉ!

◆W

 2日目のトロッコ枠。トロッコ撮影の関係で3Fの後ろの方の席でもトロッコすごい見やすい位置だったんですがトロッコから距離自体はあって、ぐぬぬしてたらトロッコで通りがかった時に敢えてこっちの方に向かってパフォーマンスしてくれてとても死にましたありがとうございます……ハートを撃ち抜かれた。

 これも青空の下、緑の芝生の上で歌ってそうなユニット曲とはうってかわってサイバーな雰囲気の「LEADIND YOUR DREAM」がとにかく好みで……演出も凝ってて会場で聞いて改めて好きになりました。

◆Jupitor

 Wとの合同曲のみで登場。オリピのほうで翔太くんのソロ曲先に出てれば歌える曲が増えたのでは……とかちょっと思ったけど松岡さん自身も忙しい声優さんだろうから難しかったのかなあ。「カレイド TOURHYTHM」はメンバー全員の名前コールがあるのでどうなるのかと思っていたけど、映像演出で切り抜けていて面白かった。

 ほんとでもこれ、ライブで聞いたら楽しい曲だったので次はJupitor三人揃った完全版を見たい。最後のトークはファスライの時は「5年ぶり」のアレがあったので感極まってテンパってるのかとおもってたけどセカライも割とテンパっている感じあったので多分あれ四季役の野上さん(あけましておめでとうございます)とかみのり役の高塚さん枠なのかなと(ごめんなさい…)。

 最後のトークで「次は3人で!」といってくれて、ライブ最後のキャラクターたちのやりとりで翔太くんが残り2人のコメントまで代弁してくれたのが嬉しくて、なんだかじんわりしました。

◆THE 虎牙道

 漣くんにボイスがついたニコ生の時から「れんくんのなかのひとにバァーカ!!!って言ってもらいたい罵られたい」とかゆめうつつでぼやいてたのがライブの掛け声的なやつですけど叶いましたありがとうございます。ダンス激しかったり曲の間に喧嘩したりするのがすごい虎牙道っぽい。喧嘩に道流役の濱野さんがいちいち仲裁入りに行くの可愛い。あとタケルと漣の顔が近い。

 あと「情熱...FIGHTER」のソロパートでライトの色が変わるのが印象的でした。なんかこの辺本当に情報量が多くて脳が処理してないんだ……。

◆S.E.M

 衣装のバージョンアップもすごいんですけど宇宙っぽいハンドガン?の小物持って出て来るし、それつかって大画面で殺しに来るし、画面の演出は宇宙だった。なぜ宇宙なのかいまだによくわからないけど宇宙船爆発するし「∞ Possibilities」は宇宙だし、もふもふえんのにこにこぷんから流れるように授業はじまるのマジ教育テレビだった。現地でみんなでたけのこダンスしたのとてもたのしかったです……全ユニットの中で一番現地でみたいユニットだったので本当に2日目のチケットが取れて嬉しかったんだ……。

 硲先生役の伊東健人さんの眼鏡装備したリアル硲先生ぶりすごかったしなんかもうレポート読むとほぼ例外なく皆言ってるけどラストのコメントの「顔をあげなさい~」からの一連の発言の二次元率すごかった。二次元が三次元にいました。

 次郎ちゃんのソロ曲のバブル感もすごくて周囲の席にファンが多かったのかSEM出てくると周囲からバンバン黄色い声が上がる感じだったのですけど、アニバ曲の「サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday」はドラスタのムンナイに貼るくらい乙女を殺しに来る曲だと思いまし………………そこに「ムンナイ」つなぐのは反則だとおもいます!!!

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