※週末の日記+拍手お返事は下の記事にて。
日曜日はひたすらEVEをプレイしてました。
日付変更直前に漸く書き終わったので感想でも…
以下ネタバレ感想(愚痴注意) >>
良かった点 ・
ストーリーが良い ・今までのシステムから考えるとシステムが使いやすい
・不思議要素が最終的には殆どないのでちゃんと「推理モノ」として成立している
・先の見えない展開にはハラハラしながら楽しめた
微妙な点 ・序盤のまりな編が基本的にタルい
(まりな&小次郎の共同捜査多すぎ!!)
・マルチサイトシステムにした必要あんまりなくね?
(なんかストーリー的に仕方ないとはいえ、全体的にまりなシナリオはやっててもストーリーに穴だらけで、「主人公」としての感情移入が本当にし辛かった。まりなファンとしてマジ辛かった。これじゃ小次郎側の補充シナリオにしか見えないよう…)
・サイトチェンジの場所で萎えた
(火曜サスペンスのCMの入れ方じゃないんだから…!!)
・時代考証目茶苦茶
(
バーストエラー~ロストワンの間の話の筈なのに、科学の進歩が明らかにTFA以降。携帯電話がなければまだ気にしなかったのに…あとコミック&ネットカフェもそんなに普及してたとは思えない~…)
・まりなさんがなんか違う
(
何この鬱ヒロインふざけてるの?ミサト→マリューレベルの変化は遂げている…)
・レギュラーキャラの扱い酷すぎ…キャラ壊されるよりはいいけど
(弥生とか氷室とか…特に本部長が酷すぎ!!)
・それで、
何ですかこの人類補完計画は。(人類を一つにとか個性という垣根を取り払ってどうのとか他人の喜びを自分のものとどうのとか…まんま人類補完計画なんですけども。まりな=ミサトにかけた壮大な駄洒落ですか?)
総評:色々な方向でEVEじゃない。ぶっちゃかえZEROにすらちゃんと要素として出てきたエルディアやXTORTがでてこない時点で「EVE」とは呼べないと思うわけですよ。つかキャラが同じだけで肝心の「EVE」が出てこないわけで!
EVEじゃないと思えば普通に楽しめるシナリオだったし、トリックは物凄い面白かったと思うのですが、やはり良い意味でも悪い意味でもEVEじゃねーなーと思うのです。推理アドベンチャーとして良質であったとは思うけど、やっぱりXTORTみたいな不思議要素があってこそのEVEだと思うし。
あと、やはり作った人達がEVEをあまり知らないで作ったんじゃないかと感じられる部分が非常に多くて、EVEが好きだった人間としてはその辺がなんとも…本当にキャラ設定だけ適当に教えてもらってそのキャラクターを元に勝手に話を作った感が否めないのよね。これなんて同人?みたいな。
まず、小次郎もまりなも「クローン」って聞かされたら真っ先に思い浮かべるべき人が居る筈だよね?とか、結局前作を知らないがために浮き上がってる設定が非常に多い気がするんです。まあコレに関しては製作元のC's Wareが作った続編も微妙に設定忘れて違う設定付加しちゃってりしてたけどな!(まりなの「任務達成率99%」になった理由が途中で変わってたのはマジで引いた。しかし今回は99%の話なんか爽やかにスルーで2件目の任務失敗を付け加えちゃってるじゃないですか。勘弁してよ~!!)
とりあえず色々な意味で「EVEシリーズの正統な続編」としては評価したくない…というか認めたくないって感じの作品でした。
EVEじゃないって思ってみればかなり面白かったけど。
EVEというと個人的には桜庭一樹さんのノベライズ版を密かに期待していた私なのですが、製作元変わっちゃったしシナリオも別の人だから無謀な願いでしょうか。
桜庭さん自体最近は割合ラノベ作家として有名になっちゃったしねー。