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死神姫の再婚 -目覚めし女王と夢のお姫様-

[著]小野上 明夜  [絵]岸田 メル

わたしはあなたの「お姫様」? 囚われのアリシアを救い出そうとやってきたのは――!? 各地で反乱が大きくなっていくシルディーン王国。 カシュヴァーン生存を、決起したティルナードたちを信じるアリシアは、不穏な空気の王宮で助けを待ち続けていた。 ところがオーデル地方反乱鎮圧のため、ゼオルディスはラグラドール人派兵を決定。 それを知ったエルティーナが城を出て行方不明に!  彼女はアリシアに、愛読書『夢の王子様』を残していき!?  「目覚め」の時がくる、第13弾!!

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 カシュヴァーン様が相変わらず残念な色ボケ具合でとても安心した。アリシアはそろそろ真面目に再会時に「私の知ってるカシュヴァーン様はこうですわ!(バーン!)」になりそうな予感がひしひしと……角とか…生えてる……

 序盤で安心の色ボケ旦那様にほっこりしたのも束の間、本編はこれまで以上に重い展開。これまでも人死にがないわけではなかったけれど、このシリーズでここまで盛大に「味方」が死にまくるとは思ってませんでした。ゼオルディスとの関係もレネがフォローできる範囲を突破してきて、これまでの束の間の平穏はゼオルディスによって“与えられた”ものだと思い知らされてしまうのが辛い。

 ただ、そのアリシアを追い詰めるゼオルディス自身が自らを追い込んでいるように感じて、なんというか色々な意味で痛々しかった。元々アレな人ではあったけど……あと首輪で繋いで軟禁とかエロいです……すごく……エロいです……全然そういうシーンはないけどよく考えるとフェチ的な意味でやってることはエロ小説のようです……

 唯一の光明は、これまで散り散りに動いていたアリシアの“家族”たちがいよいよ一つにまとまった事。サブタイトルにもなっている女王様の奮起には(内心色々な葛藤があったんだろうなあと推測されるけどそれはそれとして)テンションあがらざるをえなかった。また、『先生』と行動を共にしていたルアークの心からの本音にも胸が熱くなる。

 重い展開も文句なしに面白いんだけど、本当にカシュヴァーンとアリシアが色ボケしてるのが本領発揮な物語だと思うのでそろそろ盛り返し展開が見たいです、となんか毎回書いてる気がするけど。そろそろ一瞬でも構わないので夫婦の再会を!そろそろ糖分不足でひからびそうです!

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