“日吉丸 晃” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:日吉丸 晃 (3 件 / 1 ページ)

さよならトロイメライ

 

普通の学校で普通の高校生生活を送っていた藤倉当麻の前に突然現れた美少女転校生・巫城都。彼女の手で意識を奪われ拉致同然の状態で連れてこられたのは、何故か全寮制の私立御城学園だった!?しかも<トップ3>とやらに選ばれてしまい、<パートナー>の少女に付きまとわれ、嫌々ながら新しい学園での生活を始めた当麻だったが…

これって推理モノだったんだ!?(お前富士ミスをなんだと)いや、ぶっちゃけ、富士ミスお得意のL・O・V・E寄せ系青春ラブコメだとばかり…。そんなわけで、学園内で起きた殺人事件に主人公が立ち向かうというお話です。殺人事件が起きたときに頭を殴打されたような感覚を受けましたすいません。

うむむ、つまらなくはなかったけど主人公の独白にクセがありすぎて、ちょっと読みづらかった。とにかく主人公の思考タレ流しな一人称なのですが、脱線するわ回りくどいわセルフツッコミ入れすぎだわでなかなか本線が掴めない。序盤の1?2章くらいまでは「な、なんだこの文章はww」と新鮮さにニヤニヤしながら読めたんだけど、この一人称で推理とかやられた日にはもう…!!そういえば、ハルヒを初めて読んだときも同じような感覚だったなあ…この感覚がクセになるという日が私にも来るのでしょうか。

元々ミステリーの中でも推理モノは長らくご無沙汰していたので(というか、元々あまり推理がメインの話って得意ではない。かつてミステリーばかり読み漁った自分は何処にいったんだろう…)推理部分が正直とても辛かったです。この作品の推理が面白くないというより、これはもう自分自身の嗜好の問題で。しかも一生懸命当麻の推理についていこうとしたらそういうオチかよっ!!!オチのしょんぼり具合が半端じゃありません。ひどいや絶望したっ!!やっぱり富士ミスは富士ミスだったんだ!!

読みづらいけどクセのある主人公の独白は結構興味を引かれるものがあるし、キャラクター達もちょっと不思議要素混ざってそうな物語も結構素材としては興味を引かれる…んだけど、ツボに来そうでハマりきれなかった部分が強かったです。終盤の当麻のがんばりっぷりは見事だったのですが、これがまた結構後ろ向きになって全力疾走ルパンダイブ!!ただし10歩先は断崖絶壁みたいな!という感じなのであれえー?という感じで。お嬢様の…あれはなんと表現すればいいのか…さりげないデレっぷりはとてもよかったですが。

個人的には阿久沢がとても気になるので、とりあえず続きも読んでみる。


1月に読んだ本と同人関連のお知らせ

1月、ラノベ4冊しか読んでない!!!!!
今月は本当に、壮絶な勢いで本を読みませんでした。年末に出た文学少女がまだ読み終わっていないような体たらく。特にこれといって超お勧めしたい!という本もなかったので、今月のオススメやらなにやらは一回お休みとさせていただきます。敢えて言うと俺妹5がなかなか面白かったです。

あと毎月やっていた「人気のあった記事」もある意味面白みがないのでやめておきます。

とある日の当ブログのアクセス解析
色々な意味で、相変わらずバカテスに対して歪みなかった。

同人関係のお知らせ

冬コミから1カ月ほど経って超今さらですが、冬コミで発行したバカテス本2冊を
とらのあなさんで扱って戴けることになりました!

来週にはサンクリもありますので、サンクリ2日目(違)とか、とらのあなさんでは今バカテス本特集してるみたいなので、他のサークルさんのバカテス本のついでにでもぜひどうぞ。

↓下記のURLから商品ページに飛びます。
 ●バカのおと バカとテストの再録本
https://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/21/21/040010212146.html
 ●とある性別への戯歌
https://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/21/21/040010212145.html


2010年1月の読了記録

今月から読書メーターの抽出に切り替えてみました。MM最近全く使ってない……
ラノベを抜き出せないので冊数が増えてしまうのが最大の欠点ですが……まあいいや。

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ランブリング・カレイド〈星穹の女帝〉戦

オンライン書店ビーケーワン:ランブリング・カレイドランブリング・カレイド

発売:2006.3
発行:エンターブレイン
[著]高瀬 彼方・[著]黒鉄アクセル [絵]日吉丸 晃
「カレイド」という魔法染みた特殊能力を使う少年少女たちの物語。
近未来SFな学園バトルモノかと思って読んでいたら、
能天気でおちこぼれな主人公が学園の<女帝>と呼ばれる凄腕カレイド使いの
先輩に勝つため地獄の猛特訓をする…という
バリバリのスポ根モノでした。

カレイド使いは「彼士」と呼ばれるパートナーの力を引き出さないとならず、
その力は“信頼”によって生まれる…っていう設定の割には
カレイド使いも彼士も全体的に非常にあざとい…っつーかお前ら
全く信頼し合ってないだろって生徒が多すぎなのが多少気になりました。
主人公がカレイドバトルに幻滅するきっかけとしての描写だと思うんだけど。

あと、鬼コーチこと斬九朗のキャラが激しくイカしてるんですが、
文章的なイメージからすると侍っぽい筋肉質な巨漢系美青年を想像してたら
実際の挿絵では風吹いたら飛びそうな美形キャラで
どうしてもイラストとキャラクターが一致しなかったり。
どうも喋り口や考え方と容姿・「美青年」って描写がちぐはぐなんですよねえ。

しかし何はともあれ葛藤あり恋愛沙汰ありギャグあり…の
学園モノの基本はしっかり抑えてて、とりあえず熱い。
あとカレイドバトルの描写が好きです。
真剣なバトルの中でもスポーツとしての一定のルールがあって
殺しあうのではなく戦いながらも華麗な技を競う…って所があり
凄く戦いの場面を想像するとワクワクする。
この熱さとカレイドバトルだけでも読む価値あったっていうか

個人的にこういう設定ならカレイド使いも彼士もたいした能力は無くて
信頼の力だけで全国レベルの相手と渡り合うコンビとか見てみたいです。
つか続編が出るなら是非そういうキャラを出して欲しいです。