弟の存在以外の殆どの記憶を失ってしまっている少女・イスカは空賊団アルトレオに拾われ、一事的に行動を共にする事に。途中でアルトレオはアラバト空軍の襲撃を受けるのだが、そこでイスカは動力源もないままの飛空挺を動かして……!?
空を舞台にしたボーイ・ミーツ・ガール。物語の持つ世界観というか世界が持つ空気感がものすごく美しくて、そこに詰め込まれた浪漫やらときめきやらできゅんきゅんしてしまう。上手く言葉にできないんだけど、彼らの動きにいちいちワクワクさせられてしまう物語でした。
また、人形のようにただ軍部の命令のまま生きてきたルヴェンがイスカやアルトレオのメンバー達と出会い、あたりまえの青年としての自我を取り戻していく姿も凄く良かった。世間慣れしていないイスカとの天然コンビっぷりも可愛かった。
しかし、世界の謎といいイスカを巡る恋の行方といい、色々な意味で「俺たちのたたかいはこれからだ!!」という感じがして……本当に世界観が凄く好きなだけに、物語で不完全燃焼だったのがちょっと残念。そのあたりは、続編で明らかになるのを楽しみにしたいです。
キーワード:神尾 アルミ (3 件 / 1 ページ)
迷走×プラネット
異星人と地球の学生達が繰り広げる異文化交流コメディ。
内戦で滅んでしまった星を母星に持ち、母星崩壊後も宇宙連邦軍の中で生きてきた主人公・ルカルタが任務でやってきた地球で始めての友人を得て、自分の惑星にはない様々な文化に一喜一憂する姿がとても可愛いかった!これまでただ「生きる為」に生きてきた彼女が豊かな食生活や漫画・アニメに触れて感動したり、友達を作って学校や夜祭をエンジョイしたり……と全力で地球の生活を楽しんでいる姿が伝わってきてニヤニヤする。
そして後半は部下のノモロとともに、地球に呼び込んでしまった敵性異星人に立ち向かうのですが初めて出来た地球の友人を失いたくないと苦悩しながら、必死に彼らを守ろうとする姿が印象的でした。そして戦うルカルタは本当にかっこいい!!オトコマエなヒロインは良いものです!!しかしノモロはあまりのうさんくささに裏切りフラグたってるんじゃないかって密かにおもってまし(強制終了)
敵性異星人が現れてから終盤までの展開は少し全体的に駆け足に感じたので、もう少しじっくりとこの物語を楽しみたかった気がします。1巻で完結っぽいのが残念。
読了記録まとめ[2011年8月分]
8月のラノベ読了冊数は9冊でした。コミケがあった割にはがんばった。
今月は「Re:バカ」「ギャルゲヱ」「Zぼーいず/ぷりんせす」とラノベ的には完結ラッシュでした。Re:バカは本当にあと1冊番外編的完結巻がほしいです富士見書房様(´・ω・)
今月読んだマンガピックアップ
今月は巷で話題(?)の青エクを読みました。うららさんは絶対燐が好きだよ!!って言われたけど出雲ちゃん可愛いすぎて生きるのが辛くてどうしたらいいですか。最近世間で腐的に人気な作品読むと高確率でそっち行くな……(ex:「マギ」の紅玉ちゃん)
あと今月の漫画関係でもう1つ挙げるならコレの完結が一番思い出深かった。「鬼隠し編」1巻からずっと定期的にやってくる発売ラッシュにもくじけずコミックを追いかけてきた身としては感慨深い。全編追いかけるとかなりの巻数を擁しますが、どのコミカライズも作者さんそれぞれの味を活かしたとてもよいコミカライズだったと思います。
……ちなみにうみねこは原作プレイ済な上にひぐらし以上の鬼刊行ペースにくじけて早々に挫折しました……EP7だけたぶん買います(水野英多さんのウィルリオとか期待しないわけには!)
8月の読書メーター
読んだ本の数:26冊 / 読んだページ数:4633ページ / ナイス数:99ナイス続きを読む