大覇星祭で行われた抽選会で、なんと1等の「イタリア旅行」を引き当てた上条当麻。不幸な星の下に生まれ、生涯「1等」なんてものに縁のないと思っていた自分が、何故…!?何かあるんじゃないだろうかと思いつつもいそいそとイタリアの地に降り立つ当麻とインデックスだったが、やっぱりイタリアでも事件が待ち受けていた…!
このシリーズ自体、展開の目新しさというよりも水戸黄門的な面白さを狙っているんだと信じて疑っていないのでラストでどうこうなるというのは殆ど心配していません(というか、それを安心して読めるのがこの小説の強みだと思ってる)が、このシリーズでは無敵の当麻の幻想殺しも通用しない謎の力を使う男・司教ビアージオとの対決で今回ばかりは心配しました。相変わらずローマ正教はエグいキャラが多いですね。どうでもいいけど前回の感想書いたとき、グーグルさんで“ローマ正教”で検索かけるとうちのブログが1位になるという恐ろしい状態が暫く続いて戦々恐々でした。真面目な理由で調べてた人とか、ほんとごめんね!
行き先といいガイドが来なかったことといいオルソラのことといい、イギリス清教あたりが仕組んで当麻達を今回の旅行に向かわせたように思えてなりませんが、そうだとしたら本当に当麻が哀れだなあ…。
とりあえず私としてはブチキレた当麻が「その幻想を打ち砕く」とか言ってくれればおおむね満足です。その青臭さが大好きなので。本当にありがとうございました(*´▽`)
しかし、正直インデックスが空気な時の方が話面白い気がするのはきのせい…ゲフンゲフン!!
ところでこのシリーズ、電撃大王と少年ガンガンで漫画連載開始とのことですが。私にまたあの日本一ぶ熱い同人漫画雑誌の読者になれと?
だ、誰が描くかにもよるけど…個人的には鈴木次郎とか希望だけど壮太君とひぐらしがあるから無理だよなあ_| ̄|○
しかし、ガンガン本誌はそこまで人材不足なのかと問い詰めたい。