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腐女子彼女。パート2

[著]ぺんたぶ

—つきあいはじめた2つ年上の彼女は腐女子でした—
腐女子の彼女・Y子に振り回される非オタク男子の恋愛を描いたノンフィクションブログ本第二段。

 

同名のブログの書籍化第二段。ボケとツッコミの激しいテンポの良い会話と、時々ナチュラルに展開される愛の言葉の応酬が魅力です。

彼女のBL趣味に振り回される著者の姿を面白おかしく?…という部分は前巻から比べて鳴りを潜めてしまったのがちょっと残念。というか、明らかにY子の行動に動じなくなってきてるよねセバス。露骨に動揺してるのはエロゲーやBLゲーを進められたときのやりとりくらいでしょうか。あと声優さん関係のやりとりは面白かった。どちらかというと今回は腐女子属性がどうのというよりも、単純に「彼女に振り回される男子」というノリになってきてますね。

ですが会話のテンポが良くなっていて、文章自体は前巻よりも面白くなっている印象受けました。普通に自分の両親に彼女を見せに行くやり取りが面白かった。つか、大分「化物語」の影響受けすぎじゃね?多少脚色を入れて書いているのかなとはおもうけどこの会話をリアルで交わしていたのならこの人たち、ある意味凄い。

そして、何気にライトノベルネタが多くてニヤリ。冒頭で「化物語」や「戯言シリーズ」「ハルヒ」に関するやりとりがあるほか、中盤でDSを買うというネタでは脳トレか言語トレーニングソフトを買おうとする著者に対しY子がボン太くん目当てにスパロボWを買おうとするというやりとりがあります。同日発売の「となりの801ちゃん2」でも「ミミズクと夜の王」が取り上げられていて、密かにニヤリでした。何気にラノベが一般オタクに認知されてきたということか!!

そしてこのブログ本の魅力は、やはり腐女子ネタよりも、ノリツッコミの激しい「化物語」のような会話の中、普通に愛の言葉の応酬が始まってしまってしかもそれが浮いてないというこの展開じゃないかと。ほんと二人とも相手が好きなんだなあ?というのを感じられて素敵です。普段ヘタレでY子さんの言動に振り回されっぱなしのセバスが時々突然会話の主導権を握りだすのも凄く萌え。

今回で完結とのことで、お二人とも末永くお幸せに?!

ちなみに「腐女子の奇行にふりまわされる男子」的なネタを読みたいなら、同日発売の「となりの801ちゃん」をオススメ。こちらは腐女子×オタ男子 オタ男子×腐女子(←すいません、素で間違えた)なので会話もそちら方面に濃いし、全体的にLOVE分よりもオタク分の方が高かったりします。というか、同じ腐女子の彼女を扱ったネタなのにここまで展開が違うのかと比較しながら読むと中々面白いですね。「腐女子彼女」のぺんたぶさんは思いっきりツッコミなんだけど、「となりの801ちゃん」のチベさんはどっちかっつーとボケというか。「801ちゃん」の2巻では全く服装構わないチベさんの服を選びに行くエピソードがドツボでした。


となりの801ちゃん2
[著]小島 アジコ
宙出版(2007.8)

 
夏コミで「チベくん総受本」を買いに行く気マンマンの私です。

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