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ライトノベル読みにキーワードで勧める「新井素子」初めの1冊

「グリーンレクイエム」「ひとめあなたに…」が復刊された話をしていたら、ついったーで「“新井素子初心者に薦める 1 冊目”とかないですか」と話をふられたので、調子に乗ってライトノベル好きで新井素子初心者な貴方に勧める1冊目をラノベラーが反応してくれそうなキーワード別でまとめてみました。このキーワードに脊髄反射できるなら読め!な1冊です。興味がわいたら是非どうぞ。

【読む前に注意!】
あくまで私が読んだ中でオススメの1冊目です。全著作はカバーしてません。
・ところどころ1冊じゃないかもしれません。
・絶版書が殆どなので、見つからなかったら古本屋か図書館で探しましょう。
 殆どの作品が100円コーナーとかで投売りされてるので、お財布に優しいです。
 え?新書じゃなきゃ駄目だって?そんな貴方は頼みコムといいよ
・ヤンデレにやたら気合が入っているのは私の所為じゃない。と思う。


簡易メニュー
「SF」「ファンタジー」 | 「純愛」 | 「百合」 | 「ヤンデレ」 | 「ロリ」「老女」 | 「ぬいぐるみ」



「SF+ファンタジー」
「扉を開けて」
超能力者の主人公・ネコ、テレポーターの友人・杳、月の影響を受けて変身してしまう桂一郎の3人が「扉の向こう」にあるファンタジー世界に迷い込み、“ネリューダ(女王)”としてその能力を発揮し戦うハメになるというお話で、割と王道かつ正統派(?)な異世界ファンタジー。「ナルニア国物語」とか「天は赤い河のほとり」とか好きなら楽しめるかも。

現在購入可能な新装版の挿絵は「ハチミツとクローバー」の羽海野チカさんなので、挿絵買いもアリです。

 

▼ 読み終わったらこちらもオススメ
 ・「ディアナ・ディア・ディアス」「迷宮?ラビリンス?」
  「扉を開けて」と同じ世界を舞台に作られたSFファンタジー2作。
 ・「星へ行く船」シリーズ
  こちらは宇宙を舞台にしたSF系少女小説。コバルト文庫で全5巻+α。

「純愛」
「グリーン・レクイエム」「緑幻想?グリーン・レクイエム2?」
小さい頃に出会った、緑の髪の少女。彼女に憧れ植物学者の道を志した信彦は、緑の髪の少女の面影を持つ黒髪の少女・明日香に出会って…。何故か髪の毛から光合成を行う事ができる少女と、植物学者を目指す青年が織り成す純愛SF。明日香と信彦の恋愛が中心の1作目・明日香が居なくなった後のキャラクターたちを描いた完結編の2巻シリーズ。普通に泣ける。泣きゲー系とか好きなら読めばいいと思う。

復刻版の創元SF文庫版だとシリーズまとめて1冊で読めるのでオススメ。

 

▼ 読み終わったらこちらもオススメ
 ・「ひとめあなたに…」
  「チャイニーズスープ」は確かにヤンデレですが、本線は純愛です。

「百合」
「あなたにここにいて欲しい」
どんな時でも一緒なふたり・真美と祥子。超能力を持つ祥子はとある秘密を抱えていて、それは二人だけの秘密だったのだが自分も超能力者だというテレパスの女が現れて、彼女に惹かれた祥子は真美の前から姿を消してしまう。真美は祥子を取り戻す為、二人を追うが…。互いに依存し合う少女二人の愛憎と成長のお話。あらすじだけ説明するとどうみても百合の三角関係話です本当にありがとうございました。いえ、ちゃんと男性との恋愛もあるんですけど。

あくまで肉体的ではなく、女の子二人の精神的な依存関係をお求めの方に。

 

▼ 読み終わったらこちらもオススメ
 ・「星へ行く船」シリーズ
  思いつかなかったので検索したら出てきたのでとりあえず載せてみる。

「人妻ヤンデレ」種類が違うので3選。
この愛を受け入れますか?正統派(?!)ヤンデレ「ひとめあなたに…」
突如訪れる「世界の終末」。彼女は愛する人にひとめ逢う為、東京都心から鎌倉まで歩くことを決意する…。
旅の途中で主人公が出会う、終末の狂気を綴る連作短編。とりあえずヤンデレ的にはただ一言「チャイニーズスープ」最強。愛する旦那様のことを思うと妻は思わず×して○○○○にしちゃうの♪ヤンデレ好きを自称するならとりあえずここだけでも読め。そしてこれを読んでも…ヤンデレに萌えられるかい?

今月新装版が出ました。創元がヤンデレ好きに向けた挑戦だと思います。

 

静かなる狂気と衝撃の結末。電波系ヤンデレに背筋が凍る「おしまいの日」
幸せな新婚生活。ただし、だんな様は忙しすぎたのです…。
自分の「理想の家庭像」に固執し、深夜まで冷めた二人分の夕飯を用意して夫の帰りを待つ美津子。彼女の愛を重荷に感じて少しずつ家庭と疎遠になる夫。少しずつ美津子は精神を病んでいって……というお話。静かに育つ狂気、そして徐々に電波を帯びていく狂気が「美津子の日記」という形を借りて文章だけでなく、視覚的にも表現されます。そして恐ろしくあっけなく訪れる「おしまいの日」と、淡々と語られる結末…。

新井作品で何読もうか迷ったらこれ読めばいいと思う。衝撃受けるから。

 

幸せな新婚生活がいつの間に…超アグレッシブヤンデレが大・活・躍!「ハッピー・バースディ」
文才を見出してくれた夫と幸せな結婚…著作はベストセラーに。順風満帆の毎日を送っていた小説家のあきら。ところが、毎日のように「いい気になるなよ」という内容のストーキング電話が…一度はノイローゼに陥る主人公だが、とある事件を切っ掛けに立場が逆転。愛する夫の為、憎きストーカーに毎日逆ストーカー電話をかけるようになってしまいます。電話を取ると聞こえてくる「…ふふふっ」という笑い声。彼女の思惑は一体…?

読了後の後味の悪さは、新井作品でも最大級。女ならではの陰湿な嫌がらせに背筋を震わせると良いです。

 

▼ 読み終わったらこちらもオススメ
 ・「チグリスとユーフラテス」
  心を病んだ「永遠の少女」が終末の世界で生きていく連作短編。
 ・「今はもういないあたしへ・・・」
  ヤンデレはないけど「おしまいの日」「ハッピー・バースディ」の最後がツボに来たら読めばいいと思う。

「ロリ」「老女」
「チグリスとユーフラテス」
「最後の子供」となった少女によってコールドスリープから目覚めさせられた人間達が回想する形で綴られる、とある殖民惑星の興亡史。
子供が生まれなることにより緩やかに滅亡していく世界で、最後の子供である事を運命付けられた「永遠の少女」ルナ。フリフリレースに身を包み、舌ったらずな言葉を喋り、自らを“ルナちゃん”と呼ぶ70歳超の老女。ちょっぴりヤンデレも入ってます。お見逃しなく☆

ラノベレーベルは、ただちにこの作品に挿絵をつけて新装版を出版すべき。あまりの新しさにきっと売れる!!「ルナちゃん」の容姿は想像の中だけで楽しむからこそ強烈なのかもしれないけども……

 

▼ 読み終わったらこちらもオススメ
 ・「くますけと一緒に」
  こちらは間違いなく少女モノです。そして新ジャンル:ヤンぬいデレ。

「ぬいぐるみ」と「少女」
「くますけと一緒に」
小学4年になってもぬいぐるみを手放せず、ぬいぐるみの「くますけ」と会話ばかりしている成美。仲が悪かった両親が交通事故で死に、母親の親友に引き取られた彼女が少しずつ新しい環境で「家族」として年頃の少女らしい精神性を取り戻していく物語。成美と義理の母・裕子の心の触れ合いも非常に必見ですが、やはりこの作品で注目すべきはぬいぐるみ。時々不気味さを帯びる「くますけ」の言動、そしてエピローグのやりとりは必見です。

新ジャンル:ヤンぬいぐるみデレ。

 

▼ 読み終わったらこちらもオススメ
 ・「わにわに物語」「ぬいは今日も元気です?わにわに物語2?」
  素子さんのぬいぐるみ“わにわに”が語る、新井家のぬいぐるみエピソードを綴ったエッセイ。癒されます。
 ・「チグリスとユーフラテス」
  新ジャンル:老女ロリ。

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4 Comments

  • 初めましてーいつも楽しく拝見していますー!
    新井素子さんの作品は以前から少し読みたいなと思っていたのですが
    今回の記事で俄然興味が沸いてきました・・・!!
    早速今度図書館にでも行ってこようと思いますw
    きっかけをくださってありがとうございましたー!

    あゆみ |2008/6/18(水) 22:51 | Permalink
  • 殆ど読んだのに内容が鮮明に思い出せるのが「ひとめあなたに」だけなんて…!
    女ならではの情念的な感じが嫌なのに時折痛切に読みたくなる…。かさぶたみたい。

    匿名 |2008/6/18(水) 23:32 | Permalink
  • 初めまして通りすがりのものです。
    「星へ行く船」シリーズからどれか一冊を選ぶなら、二作目の「通りすがりのレイディ」をお薦めしたいです。
    一見ほのぼのラブコメしていながら、事件に隠された残酷な陰謀のギャップが素敵(笑)。

    通りすがり |2008/6/19(木) 11:32 | Permalink
  • >あゆみさん
    いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
    こちらこそ、こんな無駄なまでに長いエントリを最後まで読んでくださってありがとうございました!読書の際の参考になれば幸いです。

    >名無しさん
    いらっしゃいませ、コメントありがとうございます?。
    私も結構内容を忘れている本が多くて、このエントリのために何冊か読み返しました。「ひとめあなたに…」は色々な意味で強烈ですよねw
    女性でなければ描けない作風という感じが読んだときに色々な意味で痛くて、そして癖になります。

    >通りすがりさん
    いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
    「星へ行く船」シリーズは完全に未読なので、近いうちに探して読んでみたいと思います。お勧めありがとうございました!

    うらら |2008/6/21(土) 14:09 | Permalink