宝島社様より献本をいただきました!
キャラを一新してのシリーズ第二巻。魔法少女として活動していた16人の魔法少女達が『魔法少女育成計画』というゲームに巻き込まれる。前巻では現実を舞台にしたマジカルキャンディ争奪サバイバルだったんだけど、今回は仮想ゲームの世界で理不尽なルールに苦しめられながらゲームのクリアを目指すお話です。
しょっぱなのルール提示から既に嫌な予感しかしなかったんだけど、予想とおりというか、『こうなったら嫌だなー』というのを全て的確にぶち抜いてくる感が一周回って爽快なほどで、今回も安定のエグさ。持ち上げて落とす事にかけてはむしろ前回以上で、ちょっと気を抜いたら途端に絶望の展開が待ってるよ!!
また、ゲーム内で3日過ごした後現実で3日過ごす、というシステムが凄く面白く働いてた気がする。リアルでの3日が事実上の探偵パートみたいになっていて、いつも通り日常を過ごす魔法少女がいる一方でゲームの裏を突き止めようと動く魔法少女達の動きがアツかった。挙動不審な魔法少女も結構居て、その辺の秘密が明かされるのもたのしみ。
メインキャラクター自体は前回から一新だけど、さりげなく前巻キャラの姿も見え隠れしたり…で、その辺がどう後編に掛かってくるのかが楽しみです。前巻の展開を知っていると、どうかんがえても凄い事になるのはこれからという所で終わってしまうので残念というか、早く続きが読みたい…!
キャラクター的にはプフレさんが大変好きですが後編の一番いいところあたりで華々しく散る予感しかしない……あと前回があれだったせいか魔法生物が猛烈に可愛らしく思えます。
コメント
魔法少女育成計画restart(前)の感想レビュー(ライトノベル)
このライトノベルがすごい!文庫のラノベ、『魔法少女育成計画restart(前)』(遠藤浅蜊/先生原作、マルイノ先生イラスト)が発売中です。
前作『魔法少女育成計画』が、ラノベクラス...