[著]星野 亮 [絵]後藤 なお |
前巻は火乃香のデューン・ランがメインでパイ先生あまり出なかったし。
挿絵もパイ先生多いしね!!巨乳萌えー。
ところで後藤なおさんって、絵柄微妙に変わりました?
大人系キャラの描き方とか特に、以前より好みになったように感じたのですが。
今回のゲストキャラも個人的にツボなキャラが多くて。
前巻から出てるシンやロウエンとか。
さらに言えばカイニスは典型的に私の好みにツボヒットなタイプだし(笑)
自分より強い女を必死に守ろうとして空回りする熱血君、大好きだ。
パイ先生と火乃香の強いつながりが強調されている、パイ先生ファン的には美味しい話でした。
もうお前ら愛し合いすぎだぞ!!と。(笑/間違っても百合方面に解釈してはいけません)
百合といえば今回は買う前のパラ見で、挿絵のスカーレットとパイ先生に度肝抜かされました(笑)
しかし、スカーレット倒した後のパイ先生とハデスの会話がまた。
やっぱし根っからレズなんですねパイ先生…。
しかし火乃香ってホントに「愛されヒロイン」ですよね。
本当に「誰かに嫌われる」という事から無縁のヒロインな気がする。
いや、こういう真っ直ぐなタイプの女の子もそれはそれで好きですが(笑)
不満を言えば最後のシンとヌルの決着はちゃんと最後まで見たかったなあと思うのですが。
シンが足を失う事になった経緯とか、最後人間の姿で火乃香たちの前に姿を見せなかったあたりとか
まだ書き込む余地があった気がするので…。
多分本のページ数の関係上どうしようもなかったのでしょうが、とにかくそこだけが残念。
あとはボギーやイクスにももうちょっと活躍して欲しかったなあとも。
短編シリーズや「異界の森の夢追い人」が個人的にはかなりイマイチだったのですが
今回はかなり良かったかと思います。