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Lady!? Steady,GO!! Special Edition

 
丸新

『バカテス』の井上堅二が贈る新たなバカ達の狂宴、開幕!僕、静目圭には一つ年上の幼馴染みがいる。僕がセンパイと呼ぶその彼はとても優秀だ。できないことは皆無だと言い切れるほどに。最高の身体能力に、最高の知力に、最高の容姿。超巨大複合企業《SANADA》の次期当主になるべく、幼少時から特殊な環境で教育を受け続けたセンパイ。しかしその彼には、残念ながら常識が皆無だった!そんなセンパイこと真田燐之介と、その教育係として日々奔走する僕の、後継者争い本格参戦への幕が今上がる――!!スペシャルエディションはなんと『バカとテストと召喚獣』書き下ろし短編小冊子付き!

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 超巨大複合企業《SANADA》の跡取りは世襲制ではなく、一族の中で優れた者の中から選出されていた。現当主の嫡流・真田燐之介は次期当主候補としての教育を施されて全能といってもいいほどの優れた才能を持ちながら、常識がないために「出来損ない」と呼ばれている。そんな燐之介の教育係を務める静目圭は燐之介の常識はずれな行動に振り回される日々を送っていたが……というお話。

 常識を知らない燐之介と常識に縛られて生きてきた圭がお互いの出来ないところを埋めあっていく姿がとても好きだ…!あらすじだけ読んで「主従モノのBLかな!?」って5回くらい呟いてたんですけど、思ってた以上に圭と燐之介の相棒関係および主従関係がメインのお話でした。バカテスは明久・雄二の行動理由に常に女の子の存在があった分まだなんだかんだでラブコメしてた……。秀吉枠も居るんですけど秀吉みたいなお色気展開は全然なくて、下手するとセンパイの性転換設定って圭とくっつくためのフラグじゃ!?って思ってしまうんですけどその辺どうなんですか怖い。

 基本的には対等な関係なんだけど、真田の他の人間の目があるところでは『主従』としてふるまう二人の関係が個人的に大変おいしいです。圭の「大人が子供を歪めてしまうようなことが大嫌い」って設定どう考えても元凶はセンパイですよね……。『端男』って設定わりと意味深ですよねとか夜の教育(意味深)とかぜんぜん思ってません。

 古き慣習に縛られた財閥一族を舞台にした後継者争いという大人の世界に挑む子供たちの物語で全体的に割と重たい世界観設定があるんだけど、重たさを感じさせないサバサバした空気感と、公衆の場で読めないギャグは健在。ギャグはバカテスよりも下ネタ増えたかな、チンチン電車のやり取りには思わず爆笑してしまった。下ネタもそうだけど、割とバカテスがギャグ時空でごまかしていた部分にがっつり踏み込んでくるので、割とドキっとします。今回は後継者を決める争いに参加する『チーム』を作るための下準備といった感じのお話でスタートラインに立ったところで終わったので、今後どうなっていくのかとても楽しみです。

 しかし、いろんな意味で圭ヒロインだったな……ライバルの親戚に身分上とらわれていて動くことができない圭をどさくさ紛れで奪いに行くお話(曲解)だったもんな……。



 付録の「バカとテストと召喚獣」小冊子は明久達の性別が逆になってしまうお話。冗談で何度か「常に同人誌の定番展開を貪欲に喰らっていくバカテス」「やってないのもう性転換くらいじゃない?」とかいってたんですけどほんとにきたよ……しかも恐らく最後の最後で。

 イラストがほとんど見た目的に変化のないムッツリーニと秀吉だけで正直見た目が大幅に変わったあたりのビジュアルが見たかったような見たくなかったような。姫路さんの見た目に変化ないのが救いなのかもしれないけど翔子×雄二の性転換が本当にただの犯罪で危険が危ない。

 ババア長の実験シリーズやらギャグマンガ時空特有のファンタジー設定等で割と強引に公式と地続きのところで二次創作みたいな展開をやりまくってきたバカテスにしては珍しく定番の同人誌見たいなオチでしたが(何を言っているのかわからないとおもうが俺も)、久しぶりに生き生きとしたバカやってる明久達の姿が見れて楽しかったです。これで終わりなの寂しいので、ネタが浮かんだらでいいからこういう形でもちまちま続けてほしいなんて思ったり。

 個人的には一番最初の明久と雄二のやりとりが大ご褒美なので全力でごちそうさまでした明久の家に雄二が使う用のゲスト用布団が容易されてる設定おいしいですありがとうございました。

 

キミログ

 

どこにでもいそうな中学二年生の高垣睦は、寝る前にインターネットに繋ぐことが日課になっていた。ある日、睦は同じクラスで近寄りがたい優等生の曽原淳が開設しているブログを偶然発見する。が、そこに書かれている文体は、普段の曽原とは全然ちがう弾けた文体で、秘かに好きな人がいるなんてことも告白していた。が、その「好きな人」の符号がなんだか睦と合致するような気がして!?第58回花丸新人賞受賞作に書下ろしを追加した、純愛電波恋物語。 (「BOOK」データベースより)

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 偶然、同級生男子のやってるブログを発見したと思ったら、そいつが普段の落ち着いた優等生のイメージとはかけ離れたテンションの高さで猛烈に俺の事を語っていた。何を言っているかわからないとおもうが俺も何を言っているかry ←あらすじ

 「放課後カタオモイ」と同じノリのお話だよと聞いて手に取ったんだけどこっちも負けず劣らず可愛い両片想いバカップルだった!!まさか恋してる当人に見られてるとも知らず、主人公に声を掛けられれば舞い上がってテンションのおかしい日記を書き、主人公が同級生女子と良い感じになってるのを見ればこの世の終わりのように凹んだ日記を書き……という曽原が微笑ましすぎて常にニヤニヤが止まらないんだけど、リアルで会うとそんな感情も押し隠して平然とイケメン優等生の皮を被ってるギャップがまたおかしくてたまらない。この場面でこいつの内面どうなってたんだと考えるとニヤニヤし、その後ブログで正解を見てニヤニヤし……の連続だった。頬が緩みすぎてヤバい。

 普段はそんなそぶりを一切見せない曽原の「素」の気持ちを散々ブログを通して間接的にぶつけられて、最初は理解できなかったり画面の向こうでツッコミ入れたりしながら、どんどん曽原から目が話せなくなってしまう睦の姿にまたニヤニヤ。気持ちを伝えても迷惑になるだけ……と睦への気持ちを諦めようとした曽原の姿に、我慢できずに自ら動き出す睦の男前っぷりがまた美味しくて!!見た目可愛かったりイチゴ味大好きだったりと外面は可愛らしいクセに男前すぎるよ、睦!!

 ところで、ずっと曽原は片想いの相手が同性であることをひた隠しにしているわけですが、よく見ると一回致命的に相手が同性だとわかる書き込みがあるよね?ぶっちゃけ、もう昔から読んでる読者は相手が同性だとわかってるんじゃないだろうか。いや、っていうか最後の展開だとバレバレなのか。もうエピローグ後はネット上で思う存分相互リンクしてバカップル具合を発信したらいいとおもうんですがどうですか!駄目ですか!

 「放課後カタオモイ」と同じくこちらも明確な性描写がなかったのでどっちが上かは確定してないんだけど、これ絶対本格的に致すことになったら曽原が遠慮しまくって逆ギレした睦が自ら……なパターンだと思いませんか?そんな展開が!!すごく!!見たいです!!曽原が上でも睦が上でもいいです。