“杉基 イクラ” の検索結果 | 今日もだらだら、読書日記。

キーワード:杉基 イクラ (3 件 / 1 ページ)

サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ

   
原作
細田 守

ネット上の仮想世界OZで、“キングカズマ”として名を馳せる佳主馬は、ちょっとドジなアバター“マキ”と出会う。しかも“マキ”の本体である真紀は佳主馬がいるネットカフェの隣席におり、彼女が兄から預かったデータを狙う男たちに襲われていた。真紀を助けた佳主馬は、男たちから逃げるうちにそのデータがOZに莫大な被害をもたらすものだと知るのだった。真紀とOZを守るため、佳主馬と“キングカズマ”は戦いに挑む。日本中を感動させた名作アニメのオリジナルストーリー。(「BOOK」データベースより)

カズマを主人公にした「サマーウォーズ」の前日譚。OMCに挑戦してチャンピオンとなったものの、自分が何のために戦っているのかわからなくなっていたカズマが「OZ」の世界で助けた女の子を偶然リアルでも助ける事になって……というお話。

物語の舞台が「OZ」よりも現実世界を中心に描かれているせいか、最強アバターであるキングカズマというよりも年相応の男の子らしい中学一年生の佳主馬の一面が強調されていて、とても可愛かった。真紀の女の子らしい一面に触れてドキドキしたり、『敵』に負けて茫然自失となったりする姿がどこか微笑ましい。人よりちょっと大人びていて、頭も回るし、運動神経も良いけどやっぱりただの子供なんだなあ、とほっこりするシーンが多かった。

そんな佳主馬の孤独な戦いに助力する人々の姿が原作通りの爽快さで、読んでいて本当に楽しい!!特に栄おばあちゃんは相変わらず良い所持って行きすぎで困る。一家勢ぞろい、とまでは行かないけどやっぱり一筋縄ではいかないところを見せ付ける陣内家がマジ最高。そしてカズマを裏からサポートし続けるあの人の正体に途中で気付いてニヤニヤ。

そしてクライマックスのチャットバルーンを使った演出に震えた。ずっと「ひとり」で戦ってきたキングカズマが、自分が決して1人で戦っているのではないと気付いた瞬間。そしてなぜ自分が誰かに勝ちたいと願い続けるのかと自覚する姿に胸が熱くなりました。

サマーウォーズは複数のコミカライズ・ノベライズが出ているけど個人的にはこれが一番面白かった気がする。というかノベライズものでは久しぶりの大当たりだったなあ。超オススメ!!

しかし映画といいこの本といい、本当に理一さんは自衛隊という名で何の仕事をしてるんですかw


今月のまとめと読了記録[2010年2月分]

2月に読んだ本は10冊でした。
新刊の崩せてなさが酷い……今月少なかったのに半分も読めてない。

2010年2月にアクセス多かった感想


バカとテストと召喚獣7.5
⇒感想

バカとテストと召喚獣7
⇒感想

バカとテストと召喚獣6
⇒感想

バカとテストと召喚獣6.5
⇒感想


バカとテストと召喚獣5
⇒感想

レイセン File1:
巫女とヒキコと闇少女
⇒感想

バカとテストと召喚獣
⇒感想

バカとテストと召喚獣4
⇒感想


こ れ は ひ ど い 

思わず8位までの拡大版にしてしまった……バカテス新刊が僅か数日でアクセス数トップに躍り出てくるのはいつものことですが。いつぞやの「生徒会」無双を思い出しますが、今回はこの合間にもバカテス同人の告知ページが挟まったり性別秀吉部門を捏造したとか秀吉&かなたんメインの女装ラノベ特集とか……もうそんなんばっかりです。感想記事以外のアクセスを入れたり、レイセンが入らなかったら、完全バカテス無双だったという恐怖。ありがとうレイセン、君のおかげで地球は救われた!!(大げさすぎる)

2010年2月に読んで面白かった本


 
バカとテストと召喚獣7.5
⇒感想

 
デュラララ!!×2
⇒感想

レイセン File1:
巫女とヒキコと闇少女
⇒感想

いつか天魔の黒ウサギ
紅月光の生徒会室1
⇒感想



普段はアクセス数のほうとおもしろかった本は被らせないようにするのですが、ここんとこ読んだ冊数自体が本当に少ないのでそういうの考えないことに。

とりあえず「バカとテストと召喚獣7.5」は表紙の時点で☆6つつけざるをえないわけですが、それは置いておいても収録されている「ウチと日本と知らない言葉」が素晴らしかったです。バカテスの過去話は本編とはまた一味、趣が違って大好きだ…!

アニメ効果で読み始めた「デュラララ!」もおもしろかった。2巻3巻とどんどん右肩上がりにおもしろくなっていくのですが、個人的には平和島静雄さんに焦点が当たる2巻がお気に入り。というかセルティと静雄のやりとりが可愛くて仕方ないのですがどうしたらいいですか。3巻の正臣や、岸谷親子に振り回されるセルティさんも大好きですが…!

新作という名の続編な「レイセン」はヒデオや鈴蘭をはじめとする既存シリーズキャラたちが見せる新たな関係が興味深い。特に鈴蘭と翔希の今後の関係が気になって仕方ないのですが…うわあああ相変わらずこの子は主人公の見せ場を美味しく戴いていくよ!!「紅月光の生徒会室」は、キャラは好きだけどいつ天本編のハードバトル具合についていけず脱落しそうな私にはこの上もなく美味しいシリーズでした。月光と大兎のデコボコな友人関係(主従関係?)がたまりません。男子高校生美味しいですもぐもぐ。

2010年2月の読了記録


実は、水面下で「ぼくと魔女式アポカリプス」の再読をしたりしていた。
草太×澪の悪友関係がたまらな(強制終了)
続きを読む