9S〈ないんえす?〉SS 発売:2006.1 発行:メディアワークス [著]葉山 透 [絵]山本 ヤマト |
ナインエス本編は現在かなりシリアスな展開になってきているし、こういう作品でギャグネタだけ別に一冊でというのはうまい出し方だと思います。富士見の人気作品のようにだらだらといつまでも出しまくるのはどうかと思うけど…。
作者さん、シリアス一辺倒かとおもってたらギャグ上手いよ(笑)
由宇が料理苦手というのがまず意外。女らしい事は確かに苦手そうだけど、料理とかそういうものはむしろ完璧すぎるくらいに完璧に出来てしまいそうなイメージがありました。(それこそ、例の「心臓クッション」みたいな方向の料理が出来るのかな?と(どんなんだ))本編では技術的な面においては「完璧な女」ぶりを毎回披露してくれるだけに、あまりにもベタベタすぎる欠点が逆に良いですね。カラー口絵に使われた言い訳にも噴いたw
サブキャラ達の外伝も非常に良いです。
由宇の外伝ほどのベタベタさではありませんが、本編に通じるような複線有り、男の友情女の友情ありでなかなか美味しいです。
萌え(由宇のコスプレ)あり、腐女子がニヤニヤな展開までアリ(笑)
ナインエスファンには絶対にオススメの一冊です!